文字サイズ変更
「図説ルネサンス百科事典」について

目次

監訳者(樺山紘一)のことば

序・歴史のなかのルネサンス/マーガレット・アストン[古代ローマの「再生」/人文主義の広がり/「壮麗な建築物」/問いと疑い/東ヨーロッパにおける人文主義/北方ネルサンス/絵画の新たな役割/混交した様式/異教世界の洗礼/変わりゆく見方]

(1) 古代の再発見[人文主義のはじまり/北方の人文主義者/古代の模範と新しい文学/人文主義の世界/古い学問と新しい学問/プラトン主義とヘルメス主義/アレゴリー(寓意)/神話の使用/ヘラクレス/ヴィーナス/古代の魅惑/ローマの遺跡/コンスタンティノープルとギリシアの学芸/収集家とそのコレクション]

(2) 世界の支配者[教皇/神聖ローマ帝国/北方の諸王国/イタリアの支配者たち/政体/法律と刑罰/宮殿とパラッツォ/宮殿の内部/ルネサンス時代の外交/戦争の様子/騎馬像/宗教的大行列/世俗的行列/衣装に隠された意味/女性のファッション/貴族の趣味−狩猟と模擬戦闘/宮廷の催し/イタリアの墓廟彫刻/アルプス以北の墓廟彫刻]

(3) 神と人間[ルネサンスの教会デザイン/教会の内部空間/秘跡/宗教改革の歴史/会衆への説教/聖書/宗教改革におけるイメージの戦い/偶像破壊−清教徒の逆襲/対抗宗教改革/貧者の救済/父なる神/降誕/聖母子/キリストの洗礼/聖会話/最後の晩餐/磔刑/十字架降下とピエタ/キリストの復活/最後の審判]

(4) 世界の姿[世界地図/フィレンツェ/ローマ/ヴェネチア/中央ヨーロッパの都市/ロンドン/パリ/要塞/現実の風景/空想の風景/造園術]

(5) 生と死[人間と年齢/旅と交通/娯楽と余暇/動物の王国/田園にて/職人と商人/世俗建築/結婚と家族/新しいエロティシズム/ルネサンスの女性/性とジェンダー/人種/病気と死]

(6) 科学、発明、発見[活版印刷/活版印刷による書籍/探検と発見/船と造船/天文学/錬金術と占星術/数学と数字の魔力/音楽/戦争の美学/医学の理論と実践/解剖学/植物学−薬草と美術/時計/新たな金融の世界/娯楽と動力源としての水力/財宝と金属工芸品]

(7) 芸術の力[芸術家のイメージ/ルネサンスのメダル/空間の把握/人間の形態/英雄像/イタリア式装飾手法/芸術作品としての室内装飾/システィーナ礼拝堂天井画/グロテスク/浮き彫り彫刻/彫刻の新たな展開]

(8) 古代の再建[古典主義建築のオーダー/都市計画による公共空間/生き残ったゴシック様式/集中式の教会/ドームの勃興/コロセウム/凱旋門/劇場/別荘生活/オリベスク/マニエリスム、終わり?それともはじまり?]

[参考資料] ルネサンス人名事典/ルネサンス歴史・文化年表/ルネサンス期の主要人物/ルネサンス期のヨーロッパ/ルネサンス術語集/ルネサンス美術館一覧/図版出典一覧/索引