機械工学必携 第9版

定価
4,400円
(本体 4,000円+税10%)
判型
A6変判
ページ数
960ページ
ISBN
978-4-385-34114-9
  • 改訂履歴
    1940年2月25日
    初版 発行
    1954年11月20日
    改訂版 発行
    1967年2月20日
    五訂新版 発行
    1986年7月25日
    第7版 発行
    2001年5月1日
    第8版 発行
    2008年4月1日
    第9版 発行

超ロングセラーの全面改訂版<第9版>

馬場秋次郎、吉田嘉太郎 編

  • 実際に役立つ内容をわかりやすく説明することを心がけ、最新のデータおよび豊富な図版を収録した。
  • ロボット等の発達を視野に入れ「9編 メカトロニクス」としてまとめ、また”安全性”の高まりをうけ
    「10編 機械などの安全性」を新設した。
  • ISO規格に整合した最新のJIS規格を採用。

特長

さらに詳しい内容をご紹介

「機械工学必携 第9版」の内容より

はしがき

 この機械工学必携(第9版)は,1940年(昭和15年)に初版が刊行されて以来,半世紀以上も発行し続けているロングセラー書であります。各時代の動きに即応して改訂が行われ,今回は17回目の改訂になります。初版時の馬場秋次郎先生はじめ各執筆者の方々の意思を尊重し,教育的な見地から必須と思われる項目は残しながら,最新の技術は出来るだけ取り入れて,技術革新による変化に十分対応した内容になっていると思っております。
 編集上特に配慮したことの一つは,現在では見ることの少ないものでも,「ものづくり」の歴史的な流れを知るために大切な項目は残すように心掛けたことです。しかし一方,今までのデータ,とりわけJISなどの規格関係のデータは,最新の規格を可能な限り採用するように心掛けました。それは,国際化の進展によりJISのISOとの整合化を図ることが必要になり,JISが次々と新しい規格として発行されているからです。それに伴い,内容が大きく変化した規格,あるいはデータが変更された規格は,今回の改訂において全面的に更新を図りました。その際,読者の方々に,規格の内容を十分理解していただけるように,記述には十分注意するとともに,JIS規格番号についても出来るだけ多く記載して,利用しやすくするよう心掛けました。
 このように,今回の改訂に際しては,初版以来の良き実用書という基本的な概念を踏襲するとともに,「ものづくり」に必要な情報は出来るだけ斬新にまた充実させて,教育的および実用的な現代にマッチした機械工学必携として出来上がったと信じております。本書をよりよい実用書とするために,読者各位のご教示を心よりお願い申し上げます。終わりに,改訂に当たり新たに導入した電子組み版の作成にご協力いただきました諸先生ならびに三省堂の関係各位のご努力に対しまして,厚くお礼申しあげます。
2008年2月

編者代表

編集委員

代表編者

馬場秋次郎(元千葉大学教授) 吉田嘉太郎(千葉大学名誉教授)

編集委員

新井淳一(元千葉大学客員教授) 1編~3編 広橋光治(千葉大学教授) 4編 石川義雄(埼玉大学名誉教授) 5編 吉田嘉太郎 6編・10編・付録 森吉泰生(千葉大学助教授) 7編・8編 植村八潮(東京電機大学出版局) 9編 吉田拓歩(東京電機大学出版局) 9編