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「言語学大辞典」について

世界言語編(全5冊)

 世界の諸言語約3,500を五十音順に収録した言語辞典の金字塔。各項目では、名称、系統、分類、分布、人口、音韻、形態、統語、方言、語彙、語史等を、研究の現状を反映して具体的に記述し、その言語の辞書と、精選された参考文献を明示。とりわけ、日本語、琉球列島の言語、アイヌ語、朝鮮語、中国語など、東洋の諸言語には大きな紙面をあてて、かつてない精度と規模の言語学的記述を行なった。

 また、個別の言語のみならず、語族、語派、語群、諸語等のレベルについても多くの項目を収録し、具体的な言語データを用いて、分類の比較言語学的な根拠と問題点のありかを示した。さらに、近年急速に研究が進みつつある地域(アフリカ、オーストラリア、南アメリカ等々)については、個別の言語名の項目とは別に、それぞれの地域全体の言語研究の現状と問題点を俯瞰した。現地調査に基づく生の資料を存分に盛り込み、最新の研究成果を縦横に駆使した。また今回初めて記述される言語も少なくなく、世界の諸言語の記述的研究の現在における到達点を、質量ともに空前の規模において示したものである。