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「必携 手紙実用文辞典」について

この本の使い方

 例えば、お礼の手紙を書こうとする場合は、初期メニュー画面の「手紙の基本型」を選択し、サブメニュー画面の「礼状」の項を引いてください。そこには、礼状の内容解説と〈要点〉〈注意〉とがまとめてあります。また、「出産祝いの礼状」「借金の礼状」など、手紙の必要な場面に応じたものも、初期メニュー画面「必要な場面による分類」のサブメニュー画面から選択することができます。これらの中から、自分の書こうとする手紙の内容に最も近いものを見付けて検索してください。

身近なことばからも引ける

 「手紙の基本型」を見る代わりに、日常よく使われる語を引いても利用できます。例えば、「お礼」「ありがとう」で検索すれば「礼状」に、「知らせる」を検索すれば「通知状」に行き着くことができます。

文例の利用法

 文例は、そのまま利用することができます。ただし、自分の書こうとする手紙の内容と異なる部分だけ改めます。例えば、出産祝いに「おもちゃ」をもらったお礼の手紙を書くとき、文例が「ケープ」であれば、「ケープ」に関する語句を「おもちゃ」に関する語句に改めます。

形式的部分の入れ替え

 文例には、前文や末文のような形式的部分も付いています。これらの内容が実際と合わない場合は、他の項目を参考にして入れ替えます。例えば、現在12月であるのに、文例の時候が4月ならば、初期メニュー画面で「手紙に関する知識」を選択し、サブメニュー画面の「時候のあいさつ」を検索するか、初期メニュー画面の付録「時候のあいさつ」を検索して、12月に改めます。

全体の修正

 このようにしてできた手紙で不満な場合は、もう一度内容解説を読み、〈要点〉や〈注意〉を参考にします。そうして、その趣旨に従って全体を整えると、もっと良い手紙になります。 

参照項目

 解説文中*印の付いている語句は、独立の見出しになっているものです。必要に応じて参照してください。