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「明解PISA大事典」の北川達夫先生の新刊情報

2010年 10月 22日 金曜日 筆者: ogm

 「明解PISA大事典」をご愛読くださっている皆さまに、北川先生の新刊情報をお知らせいたします。

『不都合な相手と話す技術―フィンランド式「対話力」入門』表紙画像 このウェブサイトで連載「明解PISA大事典」を書いてくださっている北川達夫先生の書籍が先月発売。ご案内が遅くなってしまったため、既にお読みになっている方もいらっしゃると思いますが、もしまだという方がと思い、ご案内いたします。

 昨年2009年5月にほぼ同じタイミングで、こちらと『週刊東洋経済』で北川先生の連載が始まりました。こちらでの連載は“PISA”を軸に、『週刊東洋経済』の連載「わかりあえない時代の「対話力」入門」では“対話”を軸に展開。両方を読むことでさらに理解が深まる、そういう関係にあるなぁと思っておりました(担当者個人の感想です)。また「わかりあえない時代の「対話力」入門」は、明日からの自分の心構えに役立つ内容。毎週、発売を楽しみにしておりました。

 そして、その「わかりあえない時代の「対話力」入門」の約1年分(※)がまとまったのが『不都合な相手と話す技術―フィンランド式「対話力」入門』。 (※)連載は現在も続いています。

 「明解PISA大事典」はネットやケータイから読むことができ、『週刊東洋経済』の連載は本にまとまっている。いつでも参照できるというのは嬉しいことです(担当者個人の感想です)。

 ぜひ、「明解PISA大事典」といっしょに『不都合な相手と話す技術―フィンランド式「対話力」入門』も。おすすめです。

第1章 フィンランド式「話し方」の秘訣
 「話せばわかる」ではないのだ/おとなしいのは悪いことなのか/分をわきまえるということ/しゃべりすぎの無理は禁物/日本人がおとなしいのは教育に問題があるからだ/きちんと意見を言える子を育てるにはどうしたらよいか/文化や考え方まで身に付ける必要はない/理念と現実の上手な使い分け/戦うコミュニケーションはもう古い/「正義」の異なる者が歩み寄るには/習得すべきは対話力か英語力か
第2章 対話の道は「論理思考」から
 厳しい対立状況でこそ有効な対話/論理的であること、非論理的であること/言葉で埋め尽くす必要、言葉で埋め尽くす寂しさ/東洋的対話術指南/対話で「より良い未来」を目指す/特殊性に逃げてはいけない/多様性を生かすことの利点と難点/人間の尊厳への危険な鈍感力/フワフワした強さとガチガチとした強さ/相手が対話に応じない場合/自分の情が相手に伝わるとは限らない/変化することは成長すること/一方的に断定する相手との対話/相対主義の危険な誘惑/価値観を押し付けることの功罪/多文化が共生できる世界へ/対話のもたらす相互理解と相互不信/フィンランドの対話型問題解決教育
第3章 交渉ごともうまくいくこの手法
 悪意の対話者に対抗するには/心理戦を有利に進めるエンパシー入門/自己呈示で自分を演出する/仮面を検証して相手を見極める/戦略的な仮面に対処するには/独自の対話スタイルを確立するには/交渉において対話を成立させるには/対話が終わるとき戦いが始まる/同じ論拠から多様性を見出すには/「みんな」を通じて対話を成立させる/迷惑行為にどう対処するか/教養のある人は「絶対に」とは言わない/多文化共生社会の対話力養成方法/日本人の「弱さ」をどうするか/叡智を継承・発展させる対話型読書術指南/日本人の「弱み」を「強み」に転化するには/すべてに疑問をもつためのフィンランド式実践技法

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2010年 10月 22日