飯間浩明さん:『三省堂国語辞典』のすすめ
■目次
- その100 三国は、進化し続ける。
- その99 谷底を何と読む、ぎっちょんちょん。
- その98 ビシッと決め打ち。ボールならいいけど。
- その97 「ルンルン」の語源は1979年。なのかな?
- その96 外からの目で、日本語を知る。
- その95 三国の説明、けっこう足で書いてます。
- その94 談話を発出? 出発じゃないの?
- その93 ミカドのご寵愛? ご鍾愛?
- その92 『三国』の郵政改革?
- その91 お役所仕事は、たしかに困るけど。
- その90 フェレットの、愛される理由。
- その89 そっけなかった? 「一目散」の語釈。
- その88 「せいせいしゅくしゅく」に市民権を。
- その87 水辺のバン。手のひらには乗りません。
- その86 ふらふら、じゃないよ、フラクタル。
- その85 「パない」「半端ではない」。辞書にある?
- その84 お取り寄せで、おセレブな気分。
- その83 電車の中で聞いた、ヤバい一言。
- その82 「道の駅」から連想する場所は…。
- その81 「こちらメニューになります」と言うわけは?
- その80 キミのキャリーバッグ、車ついてる?
- その79 「たられば」禁止、前を向いて。
- その78 まるで自宅にいるような、宅老所。
- その77 いつまでも〔俗〕ではないぞ。
- その76 電子ライターを分解してみる。
- その75 こんなん、串カツと違うで。
- その74 多いとは、こーんなにあること。
- その73 「第1ページ目」と言ってもよさそう。
- その72 フィギュアだっけ、フィギアだっけ。
- その71 アイシテルヨ、アルティショ。
- その70 チェーンロックはどこにある?
- その69 トップセールスを探せ!
- その68 共振とは何か、実験して書いた。
- その67 チャイブはネギラーメンの香り?!
- その66 「おそろしい」を引くと「こわい」?
- その65 「赤ゲット」は、こうして残った。
- その64 わかってることばも、『三国』で引いてみる。
- その63 『三国』は、シンプルな似顔絵だと思う。
- その62 「プリン体」の説明、なかなかアマくない。
- その61 大根にもいろいろありますが…。
- その60 辞書作りは、指笛を聴きながら。
- その59 なつかしのビュッフェ、今は…。
- その58 「庭先渡し」で、おいくらになります?
- その57 伝統的な誤り、ミゾユー。
- その56 ジュークボックスでCDを?
- その55 あーあ、ああん? あーんあん。
- その54 フツーにむずかしい新用法。
- その53 「香盤」。古語ではありませんよ。
- その52 尾根はいちばん高いところ?
- その51 「ポーション」の意味、ほかには?
- その50 メタボか? メタボリか?
- その49 しける・しめる・ぬれる。違いを簡潔に。
- その48 その漢字、そんな意味だったんだ。
- その47 敵失って、野球だけじゃないよ。
- その46 「已(や)むを得ず」の「已む」って何?
- その45 もう、テレックスの時代じゃないけれど…。
- その44 術式、終わり――なつかしいせりふだね。
- その43 「あごをなでた」。どういう気持ちか答えよ。
- その42 手術室に、インベーダーがいるの?
- その41 かな、かな、つい言ってしまうかな。
- その40 「鉄都」の読み、おかげさまで分かりました。
- その39 足も、足下も、すくわれないでね。
- その38 先生、「嘱任」って知ってます?
- その37 こんな話で、失礼こきました。
- その36 グリニッジ天文台はいま
- その35 「幽邃」。現代文学に出てくる?
- その34 あのキノコの名前、三国にあるかな。
- その33 杉の葉のような、ニシンの骨のような。
- その32 「居酒屋」を二字漢語で言うと?
- その31 三国、社会現象になるか。
- その30 笑ってるけど、にやけてないよ。
- その29 グアバ、どんな甘さだ。
- その28 お盆をふるさとで…いつ帰ろうか。
- その27 もの悲しい歌なら、ブルースだろうか?
- その26 酒場に足踏み。入店しないの?
- その25 もう、ナウくはないけれど…
- その24 共同・協同・協働。その違いは?
- その23 前代未聞の大成功? 不祥事?
- その22 夕方だけど、おはようございます。
- その21 ジャケ買いしたくなる辞書。
- その20 和服着て、和と出会う。
- その19 苦労して、遊んでいます。
- その18 「漢の思案」。読めますか?
- その17 ウルトラマン、退場す。
- その16 「だったり」って、言ったりする?
- その15 大戦か、世界大戦か。
- その14 「文房具」は「ぶんぽうぐ」?
- その13 ていねいな言い方では、どう言うの?
- その12 二の舞を踏む、いいじゃないか。
- その11 「目線」の意味は、一つじゃない。
- その10 すざまじく、ことばは揺れる。
- その9 入学おめでとう。君も三国年齢。
- その8 号泣する。どんな泣き方ですか?
- その7 大辞典にないことばは、『三国』でどうぞ。
- その6 大切なあのことば、復活しました。
- その5 あなただけの辞書になる。『大字三国』新発売。
- その4 新語? いいえ、今の日本語です。
- その3 にやっと、新明国。すとんと、三国。
- その2 司馬遼から、ノンノまで。
- その1 キンダイチは知ってる。ケンボウはどうだ。
■筆者プロフィール
飯間浩明(いいま・ひろあき)
早稲田大学非常勤講師。『三省堂国語辞典』編集委員。
早稲田大学文学研究科博士課程単位取得。専門は日本語学。古代から現代に至る日本語の語彙について研究を行う。NHK教育テレビ「わかる国語 読み書きのツボ」では番組委員として構成に関わる。著書に『遊ぶ日本語 不思議な日本語』(岩波書店)、『NHKわかる国語 読み書きのツボ』(監修・本文執筆、MCプレス)、『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』(ディスカヴァー21)がある。
URL:ことばをめぐるひとりごと(http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/kotoba0.htm)