深谷圭助先生の辞書引き学習体験会(5月29日)
2010年 4月 27日 火曜日 筆者: ogm以下のイベントは終了いたしました。
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
ご家庭での取り組みの参考にと、深谷先生にインタビューをさせていただきました。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒「辞書引き学習」についての情報
「親子で深谷先生の辞書引き学習を体験しよう」
「辞書引き学習」の開発者として著名な深谷圭助先生が、みずから指導をしてくださいます。ことばの力を楽しく身につけられる話題の学習法を、親子でご体験ください。
日時:2010年5月29日(土) 午後2時~4時
場所:八王子東急スクエア 4F イベントルーム
東京都八王子市旭町9-1(JR八王子駅から徒歩1分)
講師:深谷圭助先生(中部大学准教授)
対象:小学校1年生から3年生までの児童と保護者のペア(2名1組)
定員:25組 50名様(要予約)
応募方法:くまざわ書店八王子店ないし八王子東急スクエア店にて
『三省堂 例解小学国語辞典 第四版』をお買上げのお客様に
参加整理券をお渡しします
(電話でのお申し込みもお受け致します)
主催・お問い合せ先:
くまざわ書店 八王子店
八王子市旭町2-11F 電話 042-625-1201
くまざわ書店 八王子東急スクエア店
八王子市旭町9-1 東急スクエア7F 電話 042-643-8791
【編集部からのお知らせ】
このウェブサイトにて、深谷先生のインタビューを掲載しています。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
各地の辞書指導や辞書を使った学習のもようをリポートします。
⇒「辞書引き学習」訪問記:千葉・水の江小
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒「辞書引き学習」についての情報
「辞書引き学習」体験会の様子を動画で公開中
2010年 4月 22日 木曜日 筆者: ogm「辞書引き学習」体験会が気になる方 必見!
「辞書引き学習」の開発者である深谷圭助先生が、みずから指導をしてくださる「辞書引き学習」体験会。お子さんが辞書をどんどんひくようになる姿は、いつ見てもうれしく思いますし、保護者の方のアンケートにも「子どものことをたくましく思った」という意見が多数寄せられます。
そんな毎回大盛況の「辞書引き学習」体験会のもようを このたび動画でアップしました!
5月8日に開催予定の三省堂書店・成城店主催「辞書引き学習」体験会、きっと気になっていらっしゃる方も多いはず。迷っているなら、ぜひご覧ください。
前回の三省堂書店・成城店主催「辞書引き学習」体験会動画はこちら↓↓
深谷圭助先生の「辞書引き学習」体験会のご紹介
1時間の濃~い体験会をぎゅーっと圧縮していますので、ほんとはもっとご覧になっていただきたいところですが、いらっしゃっていただくのが一番。ほんのちょっとでどうかお許しくださいませ。
さらに気になった方、遠方の方へ
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
このウェブサイトにて、深谷先生のインタビューも掲載しています。どうぞご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
各地の辞書指導や辞書を使った学習のもようをリポートします。
⇒「辞書引き学習」訪問記:千葉・水の江小
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深谷圭助先生の辞書引き学習体験会(5月8日)
2010年 4月 8日 木曜日 筆者: ogm以下のイベントは終了いたしました。イベントのもようはこちらをご覧ください。
⇒報告:深谷先生の辞書引き学習体験会(5月8日)
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
ご家庭での取り組みの参考にと、深谷先生にインタビューをさせていただきました。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒「辞書引き学習」についての情報
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「親子で深谷先生の辞書引き学習を体験しよう」
「辞書引き学習」の開発者として著名な深谷圭助先生が、みずから指導をしてくださいます。ことばの力を楽しく身につけられる話題の学習法を、親子でご体験ください。
日時:2010年5月8日(土) 午後1時30分開場 2時~4時
場所:成城ホール 集会室E
東京都世田谷区成城6-2-1(小田急線「成城学園前駅」下車徒歩4分)
講師:深谷圭助先生(中部大学准教授)
対象:小学校1年生から3年生までの児童と親のペア(2名1組)
定員:25組 50名様(要予約)
参加費:1組様 2,000円(教材費込)
主催:三省堂書店・成城店
東京都世田谷区成城6-5-34 成城コルティ2F 電話 03-5429-2401
お申し込み・お問い合わせ:三省堂書店・成城店
【編集部からのお知らせ】
2009年2月28日に三省堂書店・成城店主催でおこなわれました「辞書引き学習」体験会のもようを以下のページにて、動画で掲載しています。
⇒深谷圭助先生の「辞書引き学習」体験会のご紹介
このウェブサイトにて、深谷先生のインタビューを掲載しています。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
各地の辞書指導や辞書を使った学習のもようをリポートします。
⇒「辞書引き学習」訪問記:千葉・水の江小
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国語辞典入門:小学生向け辞典のおすすめ 選び方
2010年 3月 24日 水曜日 筆者: 飯間 浩明第11回 学習辞典抜きで国語辞典は語れない
前回までは、主に、私の個人的な体験に基づいた話を書いてきました。今回からは、もうちょっと話を一般化したいと思います。実際に書店に国語辞典を買いに行くとき、どんなことに気をつければいいかといった、実践的な内容を扱います。
チェック項目を並べて国語辞典を点数化したくないというのは、最初に述べたとおりです。特定の辞書だけがいいと思われるような書き方は避けます。それよりも、読者が「自分ならこういう辞書を選ぶ」と、自由に判断するのを助けるような材料を記すつもりです。
話の中心にしたいのは、児童・生徒が学校で使う学習国語辞典(以下、学習辞典)です。特に、小学生向けのものを取り上げます。
なぜ急に学習辞典の話になるのか、と思われるかもしれません。理由は、大人が自分用の辞書を選ぶときよりも、子どもに選んでやるときのほうが、ずっと頭を悩ませるものだからです。辞書ひとつで学習意欲が左右されるかもしれないわけで、責任は重大です。
子どもの辞書の選び方が分かれば、その応用で大人の辞書も選べます。大人用の辞書については、必要に応じて補足をします。
私自身は、小学生の時、例の『広辞典』(集英社)という実用辞典を愛用していたためもあって、リアルタイムで学習辞典を使った記憶はほとんどありません。学校の図書館にあったものを、授業で何度か使った程度です。その後も、学習辞典とは縁がないままでした。
ところが、2004年のこと、NHK教育テレビの小学生向け国語番組の制作に参加してから、事情が変わりました。語彙や文法から文章表現にいたるまで、ことばに関するもろもろの内容を、小学生に分かるように説明する必要が出てきました。
私は、その手法を学習辞典に求めました。学習辞典は、やさしい説明が命です。たとえば、「概念」は、一般向けの『新選国語辞典』(小学館)では、〈多くの観念のうちから、共通の要素をぬきだし、それをさらに総合して得た普遍的な観念〉と説明しています。これでも十分ですが、子ども向けの『例解学習国語辞典』(同)では、さらにかみ砕いています。
〈多くの物ごとから、にたところをとりだしてつくられる考えのまとまり〉
たしかに、分かりやすい。こうして、私は、学習辞典を熟読するようになりました。
学習辞典選びは自分の目で
その後、「子どもの国語辞典をどう選んだらいいか」と取材を受ける機会も、何度かありました。インタビュアーの話から、世間では、学習辞典の選び方に悩む親御さんが非常に多いらしいことも知りました。
実際、学習辞典に対する需要は高まっているようです。〈辞書の売れ行きはこの10年で約半分に落ち込んだが、小学生向けの辞書に限っては販売部数が伸びている〉(『産経新聞』ウェブ版 2009.4.21、三省堂宣伝広報部長談)というのですから、よろこばしい話です。
「amazon.co.jp」の「国語辞典」というカテゴリーで、売れている順番にリストを並べてみると、一般向けを抑えて、学習辞典が上位に来ます。今や、学習辞典を無視しては、国語辞典は語れない状況になっています。
学習辞典人気の功労者は、言うまでもなく、立命館小学校の深谷圭助さんです。小学1年生から日常的に辞書を引かせるという、従来にない指導法を取り入れました。子どもたちは、調べたことばに付箋をつけていき、そのうち、付箋の厚みで辞書がふくれあがります。調べた量が視覚化され、自信につながります。
この指導法は、画期的であると同時に、いたって正攻法であり、支持を広げました。辞書出版社もまた、この指導法を支持し、かつ、競うかのように宣伝しています。宣伝それ自体は、辞書の活用を促すことにつながり、たいへんけっこうなことです。
ただ、その結果、〈深谷先生も推奨されている辞書〉という理由で、いくつかの特定の学習辞典を選んだり、勧めたりする人も出てきました。インターネット上では、そういう書きこみが目につきます。これは判断停止であり、好ましいことではありません。
深谷さん自身は、〈辞書によって書いてあることが違うと知るのも大切な学びですから、最初の辞書は当校ではあえて指定していません〉(『プレジデントFamily』2009.4)と明確に語っています。著書にも、辞書の名前は記してありますが、例示にとどまります。判断は、あくまで辞書を買う側がすべきものです。
どの先生が推薦しているからとか、アマゾンのレビューでほめてあったからという理由で子どもの辞書を選ぶのは、さびしい気がします。せっかくなら、自分の目で選びたいではありませんか。そのために役立つことをお話ししたいと思います。
◆連載を続けてお読みになる方は⇒「国語辞典入門」アーカイブ
◆記事のタイトルからお探しになる方は⇒「国語辞典入門」目次へ
◆飯間先生のもう一つの連載は⇒「『三省堂国語辞典』のすすめ」目次へ
◆飯間先生の記事はここにも⇒「三省堂WebDictionary」ことばパティオ第8回「「串刺し」に堪える語釈でなければならない」
筆者プロフィール
飯間浩明(いいま・ひろあき)
早稲田大学非常勤講師。『三省堂国語辞典』編集委員。
早稲田大学文学研究科博士課程単位取得。専門は日本語学。古代から現代に至る日本語の語彙について研究を行う。NHK教育テレビ「わかる国語 読み書きのツボ」では番組委員として構成に関わる。著書に『遊ぶ日本語 不思議な日本語』(岩波書店)、『NHKわかる国語 読み書きのツボ』(監修・本文執筆、MCプレス)、『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』(ディスカヴァー21)がある。
URL:ことばをめぐるひとりごと(http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/kotoba0.htm)
【編集部から】
これまで「『三省堂国語辞典』のすすめ」をご執筆くださった飯間浩明先生に「国語辞典の知っているようで知らないことを」とリクエストし、「『サンコク』のすすめ」が100回を迎えるのを機に、日本語のいろいろな辞典の話を展開していただくことになりました。
辞典はどれも同じじゃありません。国語辞典選びのヒントにもなり、国語辞典遊びの世界へも導いてくれる「国語辞典入門」の始まりです。
報告:深谷先生の辞書引き学習体験会(3月7日)
2010年 3月 9日 火曜日 筆者: ogm★熱気あふれる「辞書引き学習」体験会でした★
3月7日に丸善日本橋店主催でおこなわれました「丸善・新生日本橋店3周年記念『親子で深谷先生の辞書引き学習を体験しよう』」。この春も、ご参加の皆さまの熱気あふれる会となり、大盛況のうちに終了いたしました。
この春に小学1年生になるお子さんも熱心に辞書を繰り、開いたページの知っていることばにどんどん付箋を付けていきます。今回、とくに参加者の方のアンケートで多かったのが「知らないことばを引くのでなく、知っていることばを引くということが、目からウロコでした」というご感想です。
どうしても大人は「辞書は知らないことばを引くもの」と思いがちですが、そのような先入観がないまま辞書に触れ、知っているはずのことばと自分の認識とを比べるという経験を通し、ことばをとらえなおす、またそれが自分の体験として蓄積されていく。これが、自ら学ぶということにつながっていく。これは今、世界で求められている学力、子どもにつけるべき力とされているものと通じるものがあります。
子どもたちはまさにその様子で、2時間のうちに100枚もの付箋をつける子もいました。そして自分で付箋をつけた辞書をほこらしく見せてくれました。保護者の方からは「子どものたのもしい姿を見ることができた」という声や、「子どもに負けないように自分も勉強しようと思った」という声がありました。ご参加くださった皆さまがご満足の様子で会場を後にされました。
今回残念ながらご参加いただけなかった方も、ぜひご家庭で、学校で辞書引き学習を体験していただきたく、編集部では深谷先生のインタビューをこのウェブサイトに掲載しています。また、今後もイベントを開催する際にはお知らせを掲載いたしますので、どうぞご覧くださいませ。
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【編集部からのお知らせ】
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒辞書引き学習についての情報
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
このウェブサイトにて、深谷先生のインタビューを掲載しています。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
★深谷先生から推薦をいただいております
例解小学国語辞典 第四版
編者:田近洵一
B6判 1,216ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13821-3
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13822-0
例解小学漢字辞典 第三版 新装版
編者:林 四郎(主幹)・大村はま
B6判 1,152ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13817-6
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13818-3
★立命館小学校で使われています
クラウン学習国語百科辞典
監修:金田一春彦 編者:三省堂編修所
A5判 1,200ページ 3,990(本体3,800)円
ISBN 978-4-385-15048-2
深谷圭助先生の辞書引き学習体験会(3月7日)
2010年 2月 23日 火曜日 筆者: 辞書ウェブ 編集部以下のイベントは終了いたしました。イベントのもようはこちらをご覧ください。
⇒報告:深谷先生の辞書引き学習体験会(3月7日)
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
ご家庭での取り組みの参考にと、深谷先生にインタビューをさせていただきました。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒「辞書引き学習」についての情報
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丸善・新生日本橋店3周年記念
「親子で深谷先生の辞書引き学習を体験しよう」
すべての漢字にふりがなを付け一年生からでも使える『三省堂 例解小学国語辞典 第四版』。この辞典の推薦者で、「辞書引き学習」の提唱者として著名な深谷圭助先生が、みずから「辞書引き学習」を指導して下さいます。
この機会に、親子でぜひ、楽しみながら言葉の力をつける「辞書引き学習」をご体験下さい。
日時:2010年3月7日(日)午後2時開場 2時30分~4時30分
場所:TKP日本橋ビジネスセンター会議室 カンファレンスルーム 1C
当日集合場所:TKP日本橋ビジネスセンター 1F 受付前
講師:深谷圭助先生(立命館小学校校長)
対象:小学校1年生から3年生までの児童と親のペア(2名1組)
定員:25組50名様(要予約)
参加費:1組様2,000円(教材費込)
主催:丸善・日本橋店
お申し込み・お問い合わせ:丸善・日本橋店HP
【編集部からのお知らせ】
このウェブサイトにて、深谷先生のインタビューを掲載しています。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
各地の辞書指導や辞書を使った学習のもようをリポートします。
⇒「辞書引き学習」訪問記:千葉・水の江小
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⇒「辞書引き学習」についての情報
インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生2
2009年 4月 24日 金曜日 筆者: ogm【編集部から】
先週に引き続き立命館小学校校長・深谷圭助先生のインタビューを掲載します。
このインタビューの経緯は以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
《前編》の目次
■「辞書引き学習」を始めたきっかけ
■辞書を自分のものにしていく子どもたち
■付箋を活用するメリット
■1冊目の辞書が付箋でいっぱいになったら…
辞書は知への扉 さまざまな世界への入り口を自分の手もとに――
深谷圭助先生インタビュー《後編》
辞書や資料はさまざまなものを
――立命館小学校では、子どもたちがいろいろな国語辞典を使っていました。また、「辞書引き学習体験会」の際、先生は、学校と家庭で別の辞書を使うことを提案なさっていましたが、複数の辞典をすすめる理由はどんなところにあるのでしょうか。
深谷先生 いろいろな辞書に触れることで、同じ「国語辞典」という名前がついていても、ある一つのことばを調べたときにそれぞれ書いてあることが違うということに気づきます。一つのことばでも、いろいろな意味の書き方があると知ることは、「ものの見方や考え方にはさまざまある」ということに気づくきっかけとなります。
ご家庭では、たとえば、お父さんお母さんもご自分の辞書を持ち、お子さんが辞書を引くときに、いっしょになって同じことばを引いて、それぞれの記述が違うことを確かめ合うのもいいと思います。
そのうちに、国語辞書を手がかりとして、自分の知りたいことを見つけるためにはどんなものが必要か、子ども自身が模索を始めます。そうして、友だちの辞書がうらやましくなったり、もっと大きな辞書をと思ったり、図鑑など他の資料に触れるようになったり……と、自らで解決方法を考えるようになります。
――そのように新たな資料に触れたとき、子どもたちはどのように接していきますか。また同じように付箋を立てていくのでしょうか。
深谷先生 そのころになると、子ども自身が工夫するようになり、同じように付箋を付ける子もいれば、引きやすいようにインデックスを付ける子もいます。あえて付箋を立てることを細かく指導しているわけではないので、子どもたちには工夫のしがいがあり、付箋を付けるにしても色を分けてみたり、上に付けたり横に付けたりと、それぞれのオリジナルの辞書ができあがります。この「工夫できる余地」というのも大切なことだと思います。そして、そうやって新しい資料も自分のものとして使いこなすようになります。また、そこから自分の知らない世界があるということを知り、興味を深め、探求していくようになります。
さまざまな知への入り口となる辞書
――その様子を見て、先生はどのように感じられたのでしょうか。
深谷先生 知っていることばをまず探す、国語辞書が入り口となり、知らないものがあるということを知る、自分が何に興味があるかを知るきっかけとなる、と。
――辞書引き学習の最大の意義とはそこにあると。
深谷先生 辞書引き学習というと限られたイメージをもたれている方もいらっしゃるのかもしれませんが、辞書のなかには非常にいろいろな分野の知があります。辞書引きによって、自分が何に興味をもっているか、自分が何をしたいのか、気づく重要なきっかけがそこにあり、そしてそれは、人に与えられたものでなく、自ら切り拓いていく知への窓口だと思うのです。
使い古された表現ではありますが、「自分探しの旅」への、33,000語収録の辞書だったら33,000の扉がある。小学1年生から、自分の好きな自分の扉を自分の力で見つけ、自由に出入りすることができる。一冊の辞書を持つことで、さまざまな世界への入り口を自分の手もとに持つことができると思います。
五十音順という、ある意味で整理された情報を自分の生活や体験につなげることができる。ことばの学習はそうあるべきだと思うんですね。
自らの道を切り拓いていく子どもたちに
――だからこそ、自分の辞書を持つということが大切であるということですね。先生の教育を受けて、子どもたちは自分で自分の道を切り拓いていっているのではないかと思いますが、愛知県でこの学習法を始めたころのお子さんたちは、成長してどのように育っていらっしゃるのでしょうか。
深谷先生 小学1年生のときに担任した子どもたちを、中学3年になったときに再び担任するという機会があったんですね。クラスの係で、ある子は社会科係になって、自分たちで取材して新聞にまとめるという活動をしていたんです。
その新聞をつくる際にですね、そのとき社会科は公民をやっているのですけど、時事問題と引きつけて、自分で取材したり、新聞に出てくるキーワードを辞事典で調べたり、実際にマスコミや中央省庁に電話をして尋ねたり、そういう自分たちの手で調べ、取材し、要点をまとめて、わかりやすい情報の発信のしかたをするということを、一年間続けていたんですね。小学1年で辞書引きをしているから、調べることは全く苦にならない。中3にもなって受験以外の係活動に熱心になっていたので、おうちの方はもしかしたら心配していたのかもしれませんが(笑)、学習そのものが生活になっているその様子は、辞書引きがあってこそなのだと思いました。
自ら知識を求め、その知識が連鎖していく。彼・彼女らにとっては、たとえばテストでいい点をとるとか、難易度が高い高校に入るとかといったこととは別の価値観で、学習そのものが、学習という意識がなく実現されている、むしろ自分たちにとって大切にしたいことなのだと確信しました。
――辞書引き学習の経験があるかないかで、なにか、差のようなものは感じましたか。
深谷先生 差というわけではありませんが、辞書引き学習を通して、自分の持っている知識や概念を吟味・咀嚼することで、情報に対しての接し方が変わってくるように思います。普通に生活をしていると自覚する機会があまりないことですが、知っていることばこそ引いてみる、そしてそれがしっくりこない、という経験を通じて、自分の知っている情報に問題があるのか、資料の側に問題があるのか、考えるきっかけとなる。世の中に流布されている情報というのが、実は、とくに意図的でなくても操作されている情報であるということに気づきます。情報に対する判断の誤りを振り返るきっかけともなり、情報の取捨選択ができるようになる。これはまさに情報リテラシーであり、クリティカルシンキングにつながると思うんですね。
子どものころは、まず、紙の辞書を
――情報の取捨選択というと、現在では、調べる媒体は辞書でも紙、インターネット、電子辞書があり、また辞書に似た役割として使われているものもあります。教育の観点から、このようなものをどうとらえていらっしゃいますか。
深谷先生 子どものころは、まず、紙の辞書を引くことに意味があると思います。小さいときに紙の辞書を用いて、ページをめくって調べるということをきちんとおこなう。紙の辞書を引くと、その過程でいろいろなことばに触れることができる。やはりそのプロセスが大事だと思うんです。たくさんのことばと出会うことができる。また五十音の順を意識することも重要です。そうして、ことばの感覚を磨いていくことができる。
“使い込んだ電子辞書”というものはあまり聞きませんが、紙の辞書は使い込むことができる。電子メディア、たとえばフロッピーディスクのデータが1000年後に使えるかは確信もてませんよね。何千年もの間、紙はずっと残ってきたすぐれたメディアであり、そこには安心感があり、豊かさがある。もう少し紙の辞書を引くことを大切にしたほうがいいと思います。
また、インターネット上にはいろんな人が書き込み、さまざまな立場の人が参加して辞書のようなものをつくっているものもありますが、そういうものを通じてまた、ことばの意味や定義は人によってずいぶん違うということを知ることもできます。こういうものがあると、紙の辞書としては、どういうスタンスでつくっているか、というところが問われてくると思います。
辞書づくりというのは非常に重要なことで、いろいろな辞書があることもやはり大切ですよね。日本にはたくさんの辞書が出版されていて、子ども向けの辞書も豊富にあります。そのことは誇るべきことであって、もっともっと使うようにさせたいと思います。
大人にとっても辞書は良きパートナー
――ありがとうございます。それでは、最後に保護者の方や一般の方にメッセージをいただきたいと思います。まず保護者の方へお願いします。
深谷先生 大人が辞書をどのようにとらえているか、というのはすごく大きな問題だと思いますね。わからないことばを調べるというのは辞書の機能の一つであると思って、もっと豊かに使ってほしいと思います。
たとえば、「まだ五十音もわからないのに辞書を与えるなんて」とは言わないで、むしろ辞書をつかって五十音の感覚を身につけたらどうか、というふうに、辞書を使ういろいろなアプローチがあっていいと思うんですね。子どもが何かできるようになってから、というのではなくて、そういうことを許容できるような大人のスタンスが必要だと思います。
ぜひ、大人がやわらかくなってください。
――一般の方へお願いします。
深谷先生 いろいろ習い事をしたり資格をとったりということをなさる方はいると思うのですが、もっとも安くて、半永久的にあなたの先生であるのが辞書です。辞書は時と場所を選びません。いまさら聞けないけれどよくわからないことばのようなものも気軽に聞くことができる、子どもよりも、むしろ学校を出た人にとって、生涯の先生として、また気兼ねなく相談できる良きパートナーとして最適だと思います。手軽にこれだけ多くの辞書に触れることができ、安く手に入れられるこの国に生まれたことを感謝するというか、そういう国でなくてはと思います。
――貴重なお話をありがとうございました。では、最後になりますが、先生にとって理想の辞書とはどのような辞書でしょうか。
深谷先生 すべての辞書の基本は、辞書の王様は、国語辞典だと思うんですね。調べたことがすべてそこに書いてあるというのもつまらない。書かれていることにある一定の制限があり、ちょうどよい物足りなさがそこにあります。
辞書から何か次の知につながるきっかけを得られる、まわりみちをたくさんして戻ってくる辞書が理想ですね。
【プロフィール】
深谷圭助(ふかや・けいすけ)
1965年生まれ。愛知教育大学卒業。名古屋大学大学院博士後期課程修了。博士(教育学)。
1989年愛知県刈谷市立亀城小学校に着任。国語辞典を学校生活のさまざまな場面で取り入れることで、児童が主体的に学ぶ指導法(辞書引き学習)を展開。この実践を『小学校1年で国語辞典を使えるようにする30の方法』(明治図書)にまとめ、教育界の注目の的に。
2005年立命館小学校の設置メンバーとなり、06年4月から同校教頭、08年4月には校長に就任。辞書引き学習の普及にと、校内だけでなく全国各地を飛び回りながら、学習法のさらなる向上のため研究活動に没頭する毎日。
おもな著書に『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』(すばる舎)、『辞典・資料がよくわかる事典―読んでおもしろい もっと楽しくなる調べ方のコツ』(PHP研究所)、「辞書引き学習自学ドリル」シリーズ(MCプレス)などがある。
* * * インタビュー「辞書引き学習」深谷圭助先生 おわり * * *
【編集部からのお知らせ】
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒辞書引き学習についての情報
三省堂では、書店さんといっしょに「辞書引き学習」の体験会を考えました。活動のもようは以下をご覧くださいませ。
⇒深谷圭助先生の「辞書引き学習体験会」のご紹介
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
★深谷先生から推薦をいただいております
例解小学国語辞典 第四版
編者:田近洵一
B6判 1,216ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13821-3
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13822-0
例解小学漢字辞典 第三版 新装版
編者:林 四郎(主幹)・大村はま
B6判 1,152ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13817-6
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13818-3
★立命館小学校で使われています
クラウン学習国語百科辞典
監修:金田一春彦 編者:三省堂編修所
A5判 1,200ページ 3,990(本体3,800)円
ISBN 978-4-385-15048-2
インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生
2009年 4月 17日 金曜日 筆者: ogm【編集部から】
いま書店では、小学生向け辞書のコーナーが活況を呈しています。辞書を編集する側としてはとてもうれしいニュース。しかも、一時のブームではなく、徐々に広がっています。
学校だけでなくご家庭でもできる実践だからこそかもしれません。三省堂では、この取り組みを皆さんにも知っていただきたいと、「辞書引き学習法」の提唱者である立命館小学校校長・深谷圭助先生に直接教えていただける体験会を、書店の皆さんと考えました(⇒深谷圭助先生の「辞書引き学習体験会」のご紹介)。
当日は予想以上の大盛況。子どもたちの目が輝いていく、それを見た親御さんの目が光っていく、それを見てわたしたち編集部の目尻が下がっていく……魔法にかかったような時間を過ごし、「これはたくさんの方に知っていただきたい」とあらためて実感いたしました。
ただ辞書を与えるだけでは、子どもたちはどうやってそれを使っていけばいいかわかりません。大人たちが知っておきたいいくつかのコツと心がまえがあるようです。この機会を逃した方、遠方の方にもぜひ知っていただきたいという想いから、深谷先生にインタビューさせていただき、ウェブサイトに掲載することにしました。
メモ:辞書引き学習法とは
小学1年生から自分の辞書を持ち、生活のさまざまな場面で辞書を引くことをすすめる学習法。国語科の時間だけでなく、他教科の授業時間も、給食の時間も、家のリビングでも……。
引いたページには付箋をし、引いた項目をメモする。付箋にはあらかじめ通し番号をふっておき、自分がどのくらい辞書を引いたか実感できるようにする。深谷先生の著書『小学校1年で国語辞典を使えるようにする30の方法』(明治図書)、『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』(すばる舎)によって、教育関係者や保護者の間に広まった。
辞書は知への扉 さまざまな世界への入り口を自分の手もとに――
深谷圭助先生インタビュー
「辞書引き学習」を始めたきっかけ
――先生の取り組みが幅広く保護者・教育界・出版界の注目を集めています。子どもたちへの指導法はさまざまありますが、この付箋を活用した辞書引き指導を選び、これまで取り組んでいらっしゃった、そのきっかけというのはどんなことだったのでしょうか。
深谷先生 辞書を小学生、しかも小学1年生に使わせようと考えたのは、愛知県の刈谷市立亀城小学校で教えていたときです。
子どもが本当に夢中になって取り組み、かつ確かな力、何か壁にぶつかっても自分で乗り越えていく力をつける教材は何だろうと考えていたときに、国語辞典に出会いました。そして、小学1・2・3年生の教室で取り入れ始めました。始めてみると、小学1年生のほうが辞書をどんどん引くようになる。そのうちに、何でもまず自分で辞書を調べるというふうになって、これは効果がある、と。
――取り組みを始めた当初、どのような状況だったのでしょうか。
深谷先生 はじめは家にある辞書をどれでもいいから持ってくるようにと言ったんです。そうしたら、「とっても大事なものだ」と言っておばあちゃんが持たせてくれたという、40年前のものを持ってくるような子がいたんですね。
古いだけでなく、難しい漢字ばかりで読めない。子どもにとっては使いにくいことこのうえないもので……これでは子どもたちが入り口でつまずいてしまうと思い、保護者の方に辞書を買っていただくように文書を出したんです。子どもが読めるように、総ルビの新しいものを、と。
辞書を自分のものにしていく子どもたち
――そのとき保護者の皆さんの反応はいかがでしたか。
深谷先生 決して皆さんが大賛成というわけではありませんでした。字を書くのもおぼつかないのに、辞書なんてまだまだ早いという声もありました。半信半疑だったのかもしれないのですが、そのうち、子どもたちの変わっていく様子を見て、保護者の方たちも変わっていきました。
――子どもたちの様子はどのように変わっていったのでしょうか。
深谷先生 子どもたちは、知っていることば、目に入ってきたことばをとにかく辞書で引いていくんですね。自分の知っているものが辞書にあるか、徹底的に調べる。大人からしたら、辞書というのは、わからないことばがあるときに使うものだと思いがちなのですが、子どもたちはわかっていることばから調べるんですね。そして自分の実感と合うか合わないか、合わないなら自分の側に問題があるのか、辞書の側に問題があるのか、違う資料ではどうか、今度は友だちの辞書や家から図鑑を持ってきて調べだす。それを苦とも思わないんです。
そうやって調べている様子をまずほめる、そうすると子どもたちはさらに意欲的に調べるようになる。そのうちに何か気になることが出てくるんですね。ある植物のことが気になる。国語辞典で調べてみたけれど、何か物足りない。図鑑で調べてみる、植物園に行ってみる、植物園の係の人に聞いてみる……というふうに、気になったことを追究するようになる。そこでまた、「君は○○の博士だね」というふうにほめると、自分に自信を持つようになる。
この過程で、たとえば植物園の人に問い合わせるときにはどのようなことばづかいをしたらいいか、手紙はどのように書いたらいいかなども教えることができます。辞書を引くこともそうですが、生活と離れたところでことばの学習をするのではなく、必要に応じてことばの学習を体験しながらできる。
辞書引き学習から出発して、体験に結びついたことばの学習ができ、またその追究が、自分で課題を見つけ、それに対して解決する手段を考える力につながっていくんです。
付箋を活用するメリット
――うかがっていますとなるほど、と思うのですが、やはり一般には、辞書を小学1年生から使うのは難しいのではないかと思われていると思うのですが、具体的にどのような指導をなさっているのか、少し教えていただけないでしょうか。
深谷先生 そこが付箋を活用するポイントです。「これだけ調べた」というのを目に見える形にすることで、子どもたちの自信になります。教室では、はじめこちらが用意した付箋を使うようにしますが、その後は子どもたちに任せています。ご家庭で実践する場合、低学年のうちは字の大きさも筆圧も安定しませんので、幅が25mmくらいある付箋を用意すると書きやすくていいでしょう。
――そうすると、子どもたちは付箋の数を競うようになったりしませんか。
深谷先生 ご家庭では、はじめはいっしょに辞書に書かれている内容を確認するといいかもしれません。辞書に親しむうちに、子どもたちは自分から辞書の内容を読むようになります。
教室では、もちろん、付箋の数を競わせるということが目的ではなく、どれくらい引いたかが、どれくらい辞書に親しんだかの目安になり、また子ども自身の達成感につながるので、10・50・100・200・300……1000枚に達成した日を記入するプリントをつくることもあります。100枚を超えるころには、辞書への抵抗がなくなり、500枚を超えると、子どもによっては探したいことばを実にスムーズに引けるようになります。このころになると、子どもたちの関心の対象が「辞書の内容」へと移っていきます。
――だいたいどれくらいの期間でどれくらい引くようになるのですか。
深谷先生 もちろん子どもによって違いますが、半年くらいで2000~3000枚の付箋がつく子もいます。
1冊目の辞書が付箋でいっぱいになったら…
――わたしたち編集部が立命館小を見学したときは、秋の終わりごろでしたが、すでに1年生でも、付箋で辞書がふくれあがっていました。どんどん引くようになると、付箋はどんどん付けられ、辞書がますます厚くなっていくと思うのですが、そうなったとき同じものを買い替えるのか、それとも2冊目に何か別のものを用意するのかということが、気になるところです。
深谷先生 ほかの子の使っている辞書を見てうらやましくなって、2冊目の辞書として友だちと同じ辞書を買ってほしいと保護者の方に言う子もいれば、もっと大人向けの辞書を求める子もいます。専門的なことを調べるようになると、図鑑なども持ち込むようになります。
誕生日などのプレゼントにお子さんのほうから「辞書を欲しい」と言うようになると、お父さんお母さんのほうでもむしろ非常に喜んで辞書を買ってくださる傾向があるようです。
――立命館小学校では、子どもたちがいろいろな国語辞典を使っていました。また、「辞書引き学習体験会」の際、先生は、学校と家庭で別の辞書を使うことを提案なさっていましたが、複数の辞典をすすめる理由はどんなところにあるのでしょうか。
深谷先生 いろいろな辞書に触れることで…… ⇒この続きは来週掲載いたします。
《後編》の目次
■辞書や資料はさまざまなものを
■さまざまな知への入り口となる辞書
■自らの道を切り拓いていく子どもたちに
■子どものころは、まず、紙の辞書を
■大人にとっても辞書は良きパートナー
【プロフィール】
深谷圭助(ふかや・けいすけ)
1965年生まれ。愛知教育大学卒業。名古屋大学大学院博士後期課程修了。博士(教育学)。
1989年愛知県刈谷市立亀城小学校に着任。国語辞典を学校生活のさまざまな場面で取り入れることで、児童が主体的に学ぶ指導法(辞書引き学習)を展開。この実践を『小学校1年で国語辞典を使えるようにする30の方法』(明治図書)にまとめ、教育界の注目の的に。
2005年立命館小学校の設置メンバーとなり、06年4月から同校教頭、08年4月には校長に就任。辞書引き学習の普及にと、校内だけでなく全国各地を飛び回りながら、学習法のさらなる向上のため研究活動に没頭する毎日。
おもな著書に『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』(すばる舎)、『辞典・資料がよくわかる事典―読んでおもしろい もっと楽しくなる調べ方のコツ』(PHP研究所)、「辞書引き学習自学ドリル」シリーズ(MCプレス)などがある。
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【編集部からのお知らせ】
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒辞書引き学習についての情報
三省堂では、書店さんといっしょに「辞書引き学習」の体験会を考えました。活動のもようは以下をご覧くださいませ。
⇒深谷圭助先生の「辞書引き学習体験会」のご紹介
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
★深谷先生から推薦をいただいております
例解小学国語辞典 第四版
編者:田近洵一
B6判 1,216ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13821-3
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13822-0
例解小学漢字辞典 第三版 新装版
編者:林 四郎(主幹)・大村はま
B6判 1,152ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13817-6
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13818-3
★立命館小学校で使われています
クラウン学習国語百科辞典
監修:金田一春彦 編者:三省堂編修所
A5判 1,200ページ 3,990(本体3,800)円
ISBN 978-4-385-15048-2
報告:深谷先生の辞書引き学習体験会3
2009年 4月 13日 月曜日 筆者: ogm★4/11・12辞書引き学習体験会、今回も大充実でした★
4月11日三省堂書店千葉そごう店、4月12日ACADEMIAイーアスつくば店主催でおこなわれました「『三省堂 例解小学国語辞典 第四版』刊行記念 親子いっしょに、深谷先生の「辞書引き学習」を体験しよう!」は、前回(⇒報告:深谷先生の辞書引き学習体験会3/21・22)、前々回(⇒報告:深谷先生の辞書引き学習体験会2/28・3/1)に引き続き、今回も大充実の内容で、皆さん明るい顔で会場を後にされました。
土曜日のそごう千葉店では、吹き抜けのオープンスペースでの開催となりました。エスカレーターに乗っている方は、様子をうかがいつつしばし不思議な顔をしていらっしゃる、上の階でお子さんとお食事をなさっていた方は、お店を出てすぐに会場の様子が見える位置に移動しのぞいていらっしゃる。……その気持ち、なんとなく察するに、このスペースで机を並べて何かやっていると思ったら辞書、しかも子どもたちが一生懸命になって辞書を引いている、という光景がちょっと見たことのないもので驚かれたのではないでしょうか。この日はイベントの時間だけで141枚もの付箋を立てた子もいて、その集中具合というのは、きっと人を引きつけるものだったに違いありません。
日曜日も満員。お友だちどうしやきょうだいの参加もいくつかあったようで、皆さんコミュニケーションをとりながら、楽しく辞書を引いている様子が、こちらにも伝わってきました。辞書って一人で引くものだと思いがちですが、みんなで辞書を引けば、「ここにはこれが載っていた」「わたしの辞書にはこう書いてある」というふうにわいわいと、“お勉強”なんて感覚なしで、いろいろなことを知ることができます。辞書がきっかけでコミュニケーションの輪ができるなんて、そんなステキな場を提供できるなんて、辞書を編集する側としてはとってもうれしいことです。
2月末からおこなってきたイベントももう6回を数えました。最近気づいたことなのですが、イベントをお手伝いしているわたしたちの間に、ひそかに深谷先生ファンが……。魅力的なお話を、ぜひ皆さんにお聞かせする機会を今後も用意できればと思っています。今回残念ながらいらっしゃることができなかった方、このウェブサイトでの展開を考えておりますので、ご期待を!
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【編集部からのお知らせ】
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒辞書引き学習についての情報
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
このウェブサイトにて、深谷先生のインタビューを掲載しています。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2
★深谷先生から推薦をいただいております
例解小学国語辞典 第四版
編者:田近洵一
B6判 1,216ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13821-3
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13822-0
例解小学漢字辞典 第三版 新装版
編者:林 四郎(主幹)・大村はま
B6判 1,152ページ 1,995(本体1,900)円 ISBN 978-4-385-13817-6
[ワイド版] A5判 2,205(本体2,100)円 ISBN 978-4-385-13818-3
★立命館小学校で使われています
クラウン学習国語百科辞典
監修:金田一春彦 編者:三省堂編修所
A5判 1,200ページ 3,990(本体3,800)円
ISBN 978-4-385-15048-2
深谷圭助先生の辞書引き学習体験会(4月11日)
2009年 3月 26日 木曜日 筆者: 辞書ウェブ 編集部以下のイベントは終了いたしました。イベントのもようはこちらをご覧ください。
⇒報告:深谷先生の辞書引き学習体験会3
「辞書引き学習」基本のステップは五つ! 今すぐ始めたい方はこちらをご覧ください。
⇒「辞書引き学習」とは(監修:深谷圭助)
「やってみよう!」 「辞書引き学習」への取り組み―先生方・保護者の方へ―
ご家庭での取り組みの参考にと、深谷先生にインタビューをさせていただきました。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
最新のイベント情報は右にあります「おすすめ記事」からご覧ください。今後のイベント情報、また、これまでの報告など関連情報は以下からもご覧いただけます。
⇒「辞書引き学習」についての情報
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『三省堂 例解小学国語辞典 第四版』刊行記念
親子いっしょに、深谷先生の「辞書引き学習」を体験しよう!
すべての漢字にふりがなを付け一年生からでも使える『三省堂 例解小学国語辞典 第四版』が、このほど刊行されました。これを記念して、この辞典の推薦者でもある、辞書引き学習の提唱者として著名な深谷圭助先生が、みずから辞書引き学習を指導して下さいます。この機会に、親子でぜひ、楽しみながら言葉の力をつける辞書引き学習をご体験下さい。
日時:2009年4月11日(土)13:30~15:30(サイン会含む)
場所:そごう千葉店 本館9階「滝の広場」
講師:深谷圭助先生(立命館小学校校長)
募集人員:20組×2名=40名(先着順)
対象年齢:小学校低学年のお子様と保護者
応募方法:三省堂書店千葉そごう店の店頭もしくは下記電話にて申込受付
(定員になり次第締切とさせていただきます)
電話:043-245-8331(三省堂書店千葉そごう店・代表)
持ち物:辞典・文房具は主催者側でご用意いたします
主催:三省堂書店千葉そごう店
【編集部からのお知らせ】
上記のイベントは終了いたしました。イベントのもようはこちらをご覧ください。
⇒報告:深谷先生の辞書引き学習体験会3
このウェブサイトにて、深谷先生のインタビューを掲載しています。以下をご覧ください。
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《前編》
⇒インタビュー「辞書引き学習」の深谷圭助先生《後編》
編集部で立命館小へうかがいました。以下に訪問記を掲載しています。
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記1
⇒「辞書引き学習」の立命館小訪問記2







![『新明解国語辞典 第七版[机上版]』7年ぶりに改訂『新明解国語辞典』の机上版。判型は並判より大きいA5判で、さらに文字が大きく見やすい。2色刷。紙面内容は並版と同一。 『新明解国語辞典 第七版[机上版]』](http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp-images/smk_kijo.jpg)
![『新明解国語辞典 第七版[小型版]』7年ぶりに改訂『新明解国語辞典』の小型版。並判より一回り小さいA6変型判で、携帯にも便利。2色刷。紙面内容は並版と同一。 『新明解国語辞典 第七版[小型版]』](http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp-images/smk_kogata.jpg)
![『新明解国語辞典 第七版[革装版]』7年ぶりに改訂『新明解国語辞典』の革装版。丈夫で使うほどに手になじむ。判型は並版・特装版と同じB6判。2色刷。紙面内容は並版と同一。 『新明解国語辞典 第七版[革装版]』](http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp-images/smk_kawaso.jpg)























































































































































2007年









