企画趣旨とお願い
現代の辞書は、電子辞書やネット辞書、スマートフォンに搭載される辞書アプリなどに見られるように、そのインターフェースにおいては、冊子体辞書にはない便利で多様な機能・形態を持つようになりました。
しかし一方で、辞書に記載されるべき語釈、その内容や記述のあり方については、まだまだ改善されるべき点が多いと思われます。最近でも「忖度」のようにマスコミで取り上げられたことばの本来の意味は、国語辞書にどう記述されているかが話題となりました。国語辞書の語釈は、ものごとの本質を考えるときに、しばしば参照されたり、引用されたりします。
そこで、今回の第52回シンポジウムでは「国語辞典の語釈をめぐって」というタイトルで、以下の2点のテーマを設定いたしました。
【第1テーマ】類義語をどう記述するか
【第2テーマ】いわゆる誤用を含め、本来的でない意味・用法の拡大をどのように扱うか
それぞれのテーマについて、ご専門のお立場から現状や課題などを報告・提言いただき、よりよい辞書の語釈とはどのようなものかについて活発な討論がなされることを期待しております。
シンポジウムの開催にあたっては、昨年秋のシンポジウムと同じように、広く一般の方からのご意見・ご要望を募り、予稿集に掲載したうえで、当日の討論に加わっていただく方式を予定しております。
日頃、辞書に深い関心を寄せるみなさまのご参加とご協力をお願い申し上げます。
2017年9月
語彙・辞書研究会
上記二つのテーマについて、ご意見を募集いたします。
投稿は、以下のいずれかの方法でお願いいたします。
募集は締め切りました。
※研究会に参加なさらずに予稿集のみご希望の方は、事務局にご連絡ください。
以下の方は、お手数ですが、「連絡先登録」フォームで、連絡先の登録をお願いいたします。
上記の連絡は、下記、事務局連絡フォームでご連絡いただいても結構です。その他、各種連絡も承ります。 学会・研究会・その他催し物の案内掲示などご相談にのります。「お問い合わせ」フォームにてお問い合わせください。
お問い合わせ株式会社 三省堂
出版局内 山本康一 荻野真友子
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