三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺
新小辞林 第五版
- 定価
- 1,980円
(本体 1,800円+税10%) - 判型
- A6変判
- ページ数
- 832ページ
- ISBN
- 4-385-13077-9
-
改訂履歴
- 1957年2月15日
- 初版 発行
- 1987年6月1日
- 第4版 発行
- 1999年8月10日
- 第5版 発行
社会人のためのハンディな現代国語辞典。
- 社会人のためのハンディな現代国語辞典。
- 新語・新語義を大幅に増強し、簡潔・的確な語釈と充実した用例の5万5千語を満載して新登場。
- 日本語を使い込んでいる大人のための国語辞典。
- ビジネスに、日常の文章表現に必要十分のこの一冊。
特長
さらに詳しい内容をご紹介
序
明治四○年に「辞林」が刊行されて以来、今日まで、「辞林」の名をもつ国語辞典が何種類か作られ、多くの人々に愛用されてきました。これら「辞林」を名乗る辞典に共通する特徴は、どれもその時代の現代語を中心に編集されているという点にあります。この『新小辞林 第五版』もその系列の辞典であり、現代人のための機能的な国語辞典として新たに編集されたものです。
この辞典は、現代の社会人が社会生活を営む上で必要とする語を選び、簡潔明快に記述することを基本としています。社会人に使用されることを前提にしていますので、文書の作成といった実用的な場面で役立つような語を多く掲げてあります。また、時代の動きにつれて増加している新語や外来語、あるいはアルファベット略語なども、多数取り上げました。
一方、助詞や助動詞の類は大型の国語辞典や専門辞典などを見ていただくことにして、この辞典では原則として省略しました。また、大人にとって分かりきっていると考えられる語や意味は、煩雑な説明を避け、思いきって省略してあります。したがって、普通の辞典では長い説明を備えている基本的な語も、短く簡潔に解説されています。しかし、語義の重要なポイントは一読して理解できるように記述てあのます。用例もごく普通の用法、慣用度の高い用法を示すようにしました。
また、実務的な文書の作成に参考になるよう、見出しの言葉の書き表し方は、「常用漢字表」「現代仮名遣い」「送り仮名の付け方」に基づいて書かれています。
この辞典が、社会の各方面で活躍されている方々の机辺にあって、日々活用されることを心から願ってやみません。
本辞典の編集に当たっては、編集委員の倉島節尚・沖森卓也・山田潔の三先生に企画の当初から完成に至るまで、終始お世話になりました。ここに記して厚く御礼申し上げます。
また、原稿の作成に当たっては、左記の先生方に御尽力いただきました。併せて御礼申し上げます。
梶井恵子 川端芳子 川村 大 工藤敦身 佐久間俊輔 鈴木治子 高橋優子 堀口純利 百瀬みのり
1999年 7月
三省堂編修所