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1.見出しについて
◎原則として現代かなづかいに拠り,平がなと漢字で示した。いわゆる漢字圏以外の外国人は,片かなと原綴りで示した。
◎使用漢字は原則的には常用漢字,新字体を用いた。
◎音訓両様の読み方がある名前は,原則として訓読みに従った。
◎平安時代末期までは,平がな見出しの姓名の間に小文字で〈の〉を入れることを原則とした。
◎配列は,
☆五十音順で長音は無視した。
☆清音・濁音・半濁音の順とした。
◎同名(同表記)異人の場合は漢字の前に1,2,と記して区別した。
2.年号について
◎西暦と日本年号は厳密な比定はせず,通例に従い改元年号で示すことを原則とした。なお,古代関係では西暦ないし日本年号のみとした場合もある。
◎南北朝時代の年号は,南朝・北朝の年号を併記した。
◎明治・大正・昭和の改元年は,その事項に適応した元号を用いた。
3.系譜について
◎血縁系譜を◯系の記号のあとに示した。
4.出生地について
◎出生地を◯生の記号のあとに示した。便宜的に◯系の項に出生地・身分などもともに記し,出生地を省略した場合もある。
5.名前について
◎本名・通称・字・号・筆名などを○名の記号のあとに示した。
6.学歴について
◎最終学歴を○学の記号のあとに示した。
7.異説について
◎異説は◯異の記号のあとに示した。
◎生没年の異説は西暦のみを示した。
8.関連人名について
◎当該項目と密接な関連のある人名で本見出しのあるものには適宜*を付した。
9.見よ項目について
◎その人物が本見出しにあるものは=で,解説中に説明のあるものは→で示した。
10.墓所について
◎必要に応じて墓所を◯墓の記号のあとに所在地域名とともに示した(伝承地を含む)。
11.著書と参考文献について
◎著書・参考文献を◯著・○参の記号のあとに示した。
◎明治前に著わされたものは,書名を記載し,それ以降に刊行されたものは,原則として初版刊行年を記載した。