選考について

概要

辞書の三省堂が、この2022年を代表する言葉(日本語)で、今後、国語辞書に採録されてもおかしくない言葉を募集します。ご応募くださいました言葉などから選考委員が厳正に選考の上、「今年の新語2022」ベスト10を選出し、国語辞典としての言葉の解説(語釈)をつけて発表します。

選考方法

当社刊行の4つの国語辞書『新明解国語辞典』『三省堂現代新国語辞典』『三省堂国語辞典』『大辞林』を対象に、編集委員会の先生2名と編集部から構成される「今年の新語2022選考委員会」が公平・公正な観点から厳正に選考します。

選考結果の発表

選考発表会(日時は後日発表)にて「今年の新語2022」ベスト10を発表します。また、「選考発表会」開催後、「今年の新語2022」特設サイトにて選考結果を掲載いたします。

選考委員のご紹介

小野正弘氏
小野 正弘(おの・まさひろ)
『三省堂現代新国語辞典』編集委員

1958年、岩手県一関市生まれ。東北大学大学院文学研究科国語学専攻所要単位取得済中途退学。専門は国語史(語彙・文字・意味)。 現在、明治大学文学部教授、日本語学会理事、日本近代語研究会会長。『三省堂現代新国語辞典』編集主幹。編著に『日本語オノマ トペ辞典』(小学館)、共同編集に『論究日本近代語』(勉誠出版)、 著書に『オノマトペ 擬音語擬態語の世界』(角川文庫)、『くらべてわかるオノマトペ』(東洋館出版)など。

飯間浩明氏
飯間 浩明(いいま・ひろあき)
『三省堂国語辞典』編集委員

1967年、香川県高松市生まれ。早稲田大学文学研究科博士課程単位取得。NHK Eテレ「使える!伝わる にほんご」講師など、日本語教育番組にも携わる。著書に『辞書を編む』『小説の言葉尻をとらえてみた』(以上、光文社新書)、『三省堂国語辞典のひみつ』(三省堂)、『つまずきやすい日本語』(NHK出版)、『ことばハンター』(ポプラ社)、『日本語はこわくない』(PHP研究所)など。

山本康一(やまもと・こういち)
三省堂 辞書出版部長・大辞林編集部編集長
荻野真友子(おぎの・まゆこ)
三省堂 辞書出版部『新明解国語辞典』編集部