三省堂 辞書ウェブ編集部からのお知らせ

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【乞うご期待!】新連載「「書体」が生まれる」8/1公開予定

2018年7月27日

「三省堂Word-Wise Web」のリニューアルオープンを記念し、まもなく新連載がはじまります。

タイトルは「「書体」が生まれる―ベントンがひらいた文字デザイン」。

 

ときは大正、関東大震災の混乱のさなか、三省堂はベントン母型彫刻機をやっと入手した。この機械は、当時、国立印刷局と築地活版、そして三省堂と日本に3台しかなかった。

その後、昭和初期には漢字の彫刻に着手。「辞典用の活字とは、国語の基本」という教育のもと、「見た目にも麗しく、安定感があり、読みやすい書体」の開発が進んだ。

……ここまでは三省堂の社史を読めばわかることです。しかし、それはどんな時代であったか。そこにどんな人と人とのかかわり、会社と会社との関係があったか。その後の「文字」「印刷」「出版」にどのような影響があったか。

文字・印刷などのフィールドで活躍する雪朱里さんが、当時の資料を読み解き、関係者への取材を重ねて見えてきたことを書きつづります。

第1回は8月1日(水)公開予定。

当面は隔週水曜日の掲載を予定しております。