「ことばのコラム」は、ことばと辞書周辺の最前線の情報や、辞書には載らないあれこれを、それぞれの分野の第一線で活躍する方にご寄稿いただいております。

ときおり、ことばと辞書周辺のちょっと役に立つ情報を編集部が発信します。

新着コラム

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ニュースを読む 新四字熟語辞典

第54回【街角景気】まちかどけいき

[意味] 景気ウオッチャーによる景気調査のこと。(大辞林第四版から)  *  内閣府が実施する景気ウオッチャー調査は「街角景気」とも呼ばれます。庶民的な視線で景気を把握することを目的に、全国の12地域(北海道、東北、北関 […]

  • 2024年2月26日
  • 漢字

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『日本国語大辞典』をよむ

第115回 謎の接尾語

『日本国語大辞典』の見出し「あつぼったい」には次のように記されている。 あつぼった・い【厚─】〔形口〕[文]あつぼった・し〔形ク〕(「ぼったい」は接尾語)(1)厚くてふくらみを感じさせるさまである。多く、紙、織物、唇など […]

  • 2024年2月25日
  • 辞典について

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歴史で謎解き!フランス語文法

第46回 フランス語では、car や autocar が「長距離バス」って、どういうこと?

学生:先生、こんにちは。   先生:ごめん、いま、定期試験の採点中だから答案を片付けるね。   学生:あっ、お忙しいところ、ごめんなさい。   先生:いや、大丈夫。私も採点ばかりで頭が痛くな […]

  • 2024年2月16日
  • 言語

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ニュースを読む 新四字熟語辞典

第53回【党首討論】とうしゅとうろん

[意味] 国家基本政策委員会で、週一回四五分間、自由なテーマで一問一答形式によっておこなわれる首相と野党党首の討論。イギリス議会下院のクエスチョン-タイムを参考に、二〇〇〇年(平成一二)の通常国会より導入。(大辞林第四版 […]

  • 2024年1月29日
  • 漢字

フィールドワーク

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古本 真

フィールド言語学への誘い:ザンジバル編

フィールド言語学の実際をフィールドワーカーの目からながめる『フィールド言語学への誘い』の連載です。

私たちひとりひとりが違った人間であるように、研究対象のことばが話されている土地もことばの話し手もさまざまで、調査の進め方も一様ではありません。古本さんのフィールドワークを通じて、フィールド言語学の楽しさにふれてみてください。

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大石侑香

シベリアの大地で暮らす人々に魅せられて
―文化人類学のフィールドワークから―

文化人類学を研究している大石侑香先生の連載です。

シベリア地域でフィールドワーク(現地調査)をする中で感じた文化的な違い、言語的なとらえ方の差異などを紹介していきます。シベリアの厳しくも美しい自然の写真も。

更新は毎月第2金曜日を予定しています。

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言語経済学研究会

地域語の経済と社会
―方言みやげ・グッズとその周辺―

「方言みやげ・グッズ」や「方言パフォーマンス」など,言語そのものを商品にして利益を得る利用と,「方言ネーミング」や「方言メッセージ」など,言語の工夫した使い方を通して利益にみちびく利用は,「言語の商業的利用」と言えます。

言語の商業的利用や,それと似た拡張された活用を研究するのは,言語研究の新しい分野です。これを「言語経済学」と呼び,「言語経済学研究会」をつくって研究を進めている井上史雄,大橋敦夫,田中宣廣,日高貢一郎,山下暁美(五十音順)氏の5名によるリレーコラムです。

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松田謙次郎

社会言語学者の雑記帳

「人がやらない隙間を探すニッチ言語学」者・松田謙次郎先生から キワキワな話をたくさん盛り込んで、身のまわりの言語現象やそれをめぐるあんなことやこんなことを展開していただきます。

辞典について

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雪 朱里

「書体」が生まれる―ベントンがひらいた文字デザイン

ときは大正、関東大震災の混乱のさなか、三省堂はベントン母型彫刻機をや っと入手した。この機械は、当時、国立印刷局と築地活版、そして三省堂と日本 に3台しかなかった。
なぜその機械を導入したのか。そしてそれは、その後の「文字」「印刷」「出版」 にどのような影響をおよぼしたか。そこにはどんな人や会社どうしのつながりが あったか。
文字・印刷などのフィールドで活躍する雪朱里さんが、当時の資料を読み解き、 関係者への取材を重ねて見えてきたことを書きつづります。

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今野真二

『日本国語大辞典』をよむ

現在刊行されている国語辞書の中で、唯一の多巻本大型辞書である『日本国語大辞典 第二版』全13巻(小学館 2000年~2002年刊)は、日本語にかかわる人々のなかで揺らぐことのない信頼感を得、「よりどころ」となっています。

辞書の歴史をはじめ、日本語の歴史に対し、精力的に著作を発表されている今野真二先生が、この大部の辞書を、最初から最後まで全巻読み通す試みを始めました。

本連載は、この希有な試みの中で、出会ったことばや、辞書に関する話題などを書き進めてゆくものです。ぜひ、今野先生と一緒に、この大部の国語辞書の世界をお楽しみいただければ幸いです。隔週連載。

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境田稔信

三省堂辞書の歩み

創業130周年記念「三省堂 近代辞書の歴史展」では、たくさんの方にご来場いただきましたが、期間限定、東京のみの開催でしたので、いらっしゃることができなかった方も多かったのではと思います。 そこで、三省堂の辞書の歩みをウェブ上でご覧いただく連載を始めることとしました。 ご執筆は、この方しかいません。 境田稔信さんから、毎月1冊(または1セット)ずつご紹介いただきます。

現在、実物を確認することが難しい資料のため、本文から、最終項目と「猫」「犬」の項目を引用、ウェブ上で本文を見ることができるものには、できるだけリンクを示すこととしました。

辞書の世界をぜひお楽しみください。

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関山健治

英語辞書攻略ガイド

新学期にあたり,英語辞書界にこの人ありと言われる関山健治先生に,英語の辞書に関する有益な情報を短期集中連載していただきます。

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投野由紀夫

新しい英語語彙指導と辞書 ―新指導要領、CAN-DOリスト、CEFR-Jをふまえて―

三省堂では『エースクラウン英和辞典』の編者としておなじみの投野由紀夫先生の連載です。第2・第4金曜日の午前に掲載する予定です。

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飯間浩明

国語辞典入門

これまで「『三省堂国語辞典』のすすめ」をご執筆くださった飯間浩明先生に「国語辞典の知っているようで知らないことを」とリクエストし、「『サンコク』のすすめ」が100回を迎えるのを機に、日本語のいろいろな辞典の話を展開していただくことになりました。 辞典はどれも同じじゃありません。

国語辞典選びのヒントにもなり、国語辞典遊びの世界へも導いてくれる「国語辞典入門」の始まりです。

三省堂の辞書・書籍にまつわるコラム

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三省堂 辞書編集部

『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』出版記念対談

『明解国語辞典』刊行80周年を機に『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』が出版されたのを記念して、編著者の見坊行徳先生と、三省堂国語辞典編纂者の飯間浩明先生による対談を行いました。当企画誕生までの経緯や執筆にあたっての裏話、三省堂国語辞典にまつわる話などなど、内容盛りだくさんで、本書を紹介いたします。『三省堂国語辞典から 消えたことば辞典』『三省堂国語辞典』をより楽しんでいただくきっかけになればと思います。

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鈴木マキコ

鈴木マキコ(夏石鈴子)さんに聞く、新明解国語辞典の楽しみ方

1996年に刊行されベストセラーとなった赤瀬川原平さん著『新解さんの謎』(文藝春秋刊)の誕生のきっかけとなり、ご自身でも『新解さんの読み方』『新解さんリターンズ』を執筆、また「新解さん友の会」会長としても活動を続ける鈴木マキコさんが、『新明解国語辞典』の楽しみ方をこれでもかと解説してくれます。『新明解国語辞典』をかたわらに、ぜひお楽しみください。

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倉田 実

絵巻で見る 平安時代の暮らし

『三省堂 全訳読解古語辞典』編者、『三省堂 詳説古語辞典』編集委員の、倉田実先生による連載です。

『源氏物語絵巻』や『紫式部日記絵詞』などといった代表的な絵巻を取り上げながら、絵巻の中に描かれる人々の生活について、絵解き式でご解説いただきます。

ご一緒に、絵巻の生活空間の中にタイムスリップしてみませんか。

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古語辞典編集部

古語辞典でみる和歌

『三省堂 全訳読解古語辞典』『三省堂 詳説古語辞典』から、和歌を取り出し、その意味や技法、関連情報などを掲載しています。

古語学習に役立つコラムとなっています。

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円満字二郎

四字熟語と太宰

2009年は、太宰治の生誕100年にあたります。このたび刊行されました『太宰治の四字熟語辞典』は、実際に用いられた四字熟語の意味や背景を解説しながら、作品世界を自由に読み解く異色の太宰文学案内です。

著者の円満字二郎さんに、執筆時のこぼれ話を隔週で連載していただきます。

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飯間浩明

三省堂国語辞典のすすめ

生活にぴったり寄りそう現代語辞典として定評のある『三省堂国語辞典 第六版』が発売され(※現在は第七版が発売中)、各方面のメディアで取り上げていただいております。その魅力をもっとお伝えしたい、そういう思いから、編集委員の飯間先生に「『三省堂国語辞典』のすすめ」というテーマで書いていただきました。

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赤間恵都子

『枕草子日記的章段の研究』発刊に寄せて

『枕草子日記的章段の研究』は、『枕草子』の「日記的章段」に着目して、史実と対照させ丁寧に分析、そこから清少納言の主体的な執筆意志をとらえるとともに、成立時期を新たに提案した『枕草子』研究者必読の一冊です。

著者の赤間恵都子先生に執筆にいたる経緯や、背景となった一条天皇の時代などについて連載していただきます。

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内田聖二

『英語談話表現辞典』覚え書き

語用論的な情報をふんだんに盛り込んだ、日本発の本格的な発信型会話・談話表現辞典、『英語談話表現辞典』について、編者の内田聖二先生にご紹介いただきます。

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『ウィズダム英和辞典』編者・編集委員

WISDOM in Depth

辞書の凝縮された記述の裏には,膨大な知見が隠れています。紙幅の関係で辞書には収めきれなかった情報を,WISDOM in Depth と題して,『ウィズダム英和辞典』の編者・編集委員の先生方にお書きいただきます。

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クラウン独和辞典 第4版編修委員

クラウン独和辞典 ―編集こぼれ話―

日本初、「新正書法」を本格的に取り入れた独和辞典『クラウン独和辞典』(第4版)の編修委員の先生方に、ドイツ語学習やこの辞典に関するさまざまなエピソードを綴っていただきます。
(※現在は、第5版が発売されております)

ことば、教育

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唐澤るり子

モノが語る明治教育維新

東京・練馬区の住宅街にたたずむ、唐澤博物館。教育学・教育史研究家の唐澤富太郎が集めた実物資料を展示する私設博物館です。

本連載では、富太郎先生の娘であり館長でもある唐澤るり子さんに、膨大なコレクションの中から毎回数点をピックアップしてご紹介いただきます。

「モノ」を通じて見えてくる、草創期の日本の教育、学校、そして子どもたちの姿とは。 更新は毎月第二火曜日の予定です。

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松下達彦

日本語・教育・語彙

執筆者は、第二言語としての日本語を学習・教育する方たちを支える、松下達彦先生。

日本語教育全般のことや、語彙学習のこと、学習を支えるツール……などなど、様々にお書きいただきます。

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リレー連載

図鑑は愉しい!

人はどんなときに「図鑑」を手に取るのでしょうか。

調べものをするとき。既存の知識を確認するとき。暇つぶし。眠気覚まし。

答えは人それぞれのようです。

このリレー連載では、図鑑の作り手や売り手、愛読者に、図鑑にまつわる思い出や、図鑑の愉しみ方を語ってもらいます。

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鈴木仁也

身体を使って漢字で遊ぶ

価値観が多様化し、また、急速に社会が変化していくなかで、どのような相手とも、どのような状況でも、協働して問題解決をはかっていけるような力が求められています。

これに対し、教育現場では多様な取り組みが始まっています。

その実践を、多くの現場をご覧になり、自らもワークショップを行う鈴木仁也さんにご執筆いただくコラムです。

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山本貴光

「百学連環」を読む

細分化していく科学、遠くなっていく専門家と市民。 深く深く穴を掘っていくうちに、何の穴を掘っていたのだかわからなくなるような……。 しかし、コトは互いに関わり、また、関わることをやめることはできません。 専門特化していくことで見えてくることと、少し引いて全体を俯瞰することで見えてくること。

時は明治。一人の目による、ものの見方に学ぶことはあるのではないか。 編集部のリクエストがかない、連載がスタートしました。毎週金曜日に掲載いたします。

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北川達夫

明解PISA大事典

学習指導要領の改訂に大きく影響したPISAってなに? PISA型読解力ってどんな力なの? 言語力、言語活動の重視って? これまでとどう違う?

現代の教育観は変わってきたのか。変わってきたとしたら、そこにどんな経緯があるのか。 国際的に活躍する教材作家である北川達夫先生がやさしく解説する連載「明解PISA大事典」がスタートしました。

金曜日の掲載を予定しております。乞うご期待。

言語

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三省堂編修所

10分でわかるカタカナ語

「インフラ」「アイデンティティー」「コンセプト」等々、社会での使用頻度が高いわりに意味がよく知られていないカタカナ語を選び出し、「どういう意味なのか?」「どういう時に使うのか?」「分かり易く言い換えるにはどうしたらいいか?」などのいまさらヒトには聞けない素朴な疑問について「10分でわかる」ようまとめてみました。

このコラムを見れば、あなたもカタカナ語が怖くなくなります。(2004年~2006年)

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もり・ひろし & 三省堂編修所

続 10分でわかるカタカナ語

わかっているようで、今ひとつ意味のわからないカタカナ語を詳しく解説し、カタカナ語に悩む多くの方々に人気を博したコンテンツ「10分でわかるカタカナ語」(2004年~2006年)が、ふたたび帰ってきました。

「インテリジェンス」「ダイバーシティー」「エビデンス」など、日常生活の中で、新たなカタカナ語は引き続き、次々に生まれています。世の中の新しい物事は、カタカナ語となって現れてくると言っても過言ではありません。  

これら悩ましいカタカナ語をわかりやすく考え、解説してゆきます。

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武田三輪

このカタカナ語、英語で言うと???

「日本語風の発音になってはいるけど、メールはmailでしょ」
では、そのまま英語として使えるのでしょうか。
もとの英語とカタカナ語との間にズレがあるもの、そもそも英語ではないもの、カタカナ語のなかにはいろいろあります。
発信が重視される昨今、このカタカナ語、英語で言うと……そんな疑問に答える連載です。

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上代語研究会

古代語のしるべ

『時代別国語大辞典 上代編』は、上代の日本語を体系的に記述した辞書として高くご評価いただき、今も広くお使いいただいています。しかし、この50年の間にはさまざまな研究の進展がありました。

そこで、未詳語彙の解明をはじめ、新たな資料を踏まえて上代日本語の記述の見直しを進めていらっしゃる「上代語研究会」の先生方に、リレー連載をお願いいたしました。研究を通して明らかになってきた上代日本語の新たな姿を、さまざまな角度から記していただきます。次の時代の新たな辞書の記述へとつなげていくことを願っています。

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フランス語教育 歴史文法派

歴史で謎解き!フランス語文法

フランス語ってムズカシイ? 覚えることがいっぱいあって、文法はとっても複雑……。

「歴史で謎解き! フランス語文法」では、はじめて勉強する人たちが感じる「なぜこうなった!?」という疑問に、フランス語がこれまでたどってきた歴史から答えます。「なぜ?」がわかると、フランス語の勉強がもっと楽しくなる!

原則として偶数月第3金曜日に公開。

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定延利之

日本語社会 のぞきキャラくり

「いつもより声高いし。なんかいちいち間とるし。おまえそんな話し方だった?」

「だって仕事とはキャラ使い分けてるもん」

キャラ。最近キーワードになりつつあります。 でもそもそもキャラって? しかも話し方でつくられるキャラって?? 日本語社会にあらわれる様々な言語現象を分析し、先鋭的な研究をすすめている定延利之先生の「日本語社会 のぞきキャラくり」。毎週日曜日に掲載しております。

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定延利之先生

角色大世界──日本

「日本語社会 のぞきキャラくり」の中国語版です。

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Toshiyuki SADANOBU.

An Unofficial Guide for Japanese Characters

「日本語社会 のぞきキャラくり」の英語版です。

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定延利之

日本語社会 のぞきキャラくり 日本語版 補遺

このサイトでの連載「日本語社会 のぞきキャラくり」がもとになり、書籍として『日本語社会 のぞきキャラくり―顔つき・カラダつき・ことばつき』が刊行されてから一年後のこと、編集部たっての希望がかない、さらに「キャラくり」世界を楽しむべく、続編をご執筆いただくこととなりました。

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8人によるネット座談会

ネット座談会「ことばとキャラ」

新企画「ことばとキャラ」は,金田純平さん(国立民族学博物館),金水敏さん(大阪大学),宿利由希子さん(神戸大学院生),定延利之さん(神戸大学),瀬沼文彰さん(西武文理大学),友定賢治さん(県立広島大学),西田隆政さん(甲南女子大学),アンドレイ・ベケシュ(Andrej Bekeš)さん(リュブリャナ大学)の8人によるネット座談会。それぞれの「ことばとキャラ」研究の立場から,ざっくばらんにご発言いただきます。

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法廷用語の日常語化に関するプロジェクトチーム

サイバン語と日常語の間―法廷用語言い換えコトハジメ

もし突然裁判員になったら……さまざまな不安が想像されます。

不安な要素の一つとして、法廷で使われることばがわからなかったら、裁判の内容がわからなかったり、正しい判断ができないのではないか、ということが挙げられると思います。

日本弁護士連合会では「法廷用語の日常語化に関するプロジェクト」を発足、「これまで法律家だけが使ってきたことば、法廷でしか使われないことばを見直し、市民のみなさんが安心して参加できる法廷を作ろう」と、検討が重ねられてきました。 その報告書とともに、法律家向けに『裁判員時代の法廷用語』、一般の方向けに『やさしく読み解く裁判員のための法廷用語ハンドブック』の2冊が刊行されました。ぜひこれを皆さまにご紹介したいと思い、このたびプロジェクトチームの方々からご寄稿いただきました。

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山口治彦

談話研究室にようこそ

雑誌・新聞・テレビや映画、ゲームにアニメ・小説……等々、身近なメディアのテクストを題材に、そのテクストがなぜそのような特徴を有するか分析かつ考察。

「ファッション誌だからこういう表現をするんだ」「呪文だからこんなことになっているんだ」と漠然と納得する前に、なぜ「ファッション誌だから」「呪文だから」なのかに迫ってみる。

そこにきっと何かが見えてくる。

漢字

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小林 肇

ニュースを読む 新四字熟語辞典

四字熟語と言えば、故事ことわざや格言の類で、日本語の中でも存在感を放っています。ところが、それらの伝統的な四字熟語とは違って、気づかない四字熟語が盛んに使われています。本コラムでは、日々、新聞のことばを観察し続けている日本経済新聞社用語幹事で、『大辞林第四版』編集協力者の小林肇さんが、それらの四字熟語、いわば「新四字熟語」をつまみ上げ、解説してくれます。どうぞ、新四字熟語の世界をお楽しみください。

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笹原宏之

漢字の現在

漢字、特に国字についての体系的な研究により、2007年度金田一京助博士記念賞に輝いた笹原宏之先生から、身のまわりの「漢字」をめぐるあんなことやこんなことを「漢字の現在」と題してご紹介いただいております。

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岩淵匡

漢字雑感

辞典によって部首が違うのはなぜ? なりたちっていくつもあるの? 編集部にも漢字について日々多くのお問い合わせが寄せられます。

この連載では、漢字についての様々なことを専門家である岩淵匡先生が書き留めていきます。 読めばきっと、正しいか正しくないかという軸ではなく、漢字の接し方・考え方の軸が身につくはずです。

2015年4月13日より2016年4月11日まで連載。

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安岡孝一

人名用漢字の新字旧字

「櫻」が人名用漢字だというのを、ご存じでしょうか?実は、旧字の「櫻」も子供の名づけに使えるのです。つまり、「桜」も「櫻」も出生届に書いてOK。でも、どうして、新字と旧字の両方が、子供の名づけに使えるのでしょう?

このコラムでは、人名用漢字の新字旧字を軸にして、戦後の漢字政策の変遷に迫っていきます。

コーパス

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富井篤

大規模英文データ収集・管理術

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たつを

ウェブコーパス徹底活用

「コーパスとしてのウェブ」をテーマに、 ウェブ検索機能をベースとしたツールを紹介していただきます。

薀蓄

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安岡孝一

タイプライターに魅せられた男/女たち

キーボードのQWERTY配列にまつわる神話を解体してきた安岡孝一先生が、タイプライターという製品を通じて近代アメリカの活力と酷薄さに迫ります。

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泉山真奈美

歴史を彩った洋楽ナンバー~キーワードから読み解く歌物語~

四半世紀以上にわたって訳詞に携わり、過去に1万曲以上の洋楽ナンバーを訳してこられた泉山さん。本連載では、ポピュラー・ミュージック史に残る名曲や、特に日本で人気の高い洋楽ナンバーを毎回1曲ずつ採り上げ、時代背景を探る意味でその曲がヒットした年の主な出来事、その曲以外のヒット曲もあわせて紹介します。

曲の誕生には様々なエピソードが潜んでいるものです。それを細かく拾い上げてみました。行間を読むようにして、歌詞物語を共にひもといていきましょう。

編集部連載

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三省堂 辞書編集部

辞書編集者のひとりごと

辞書編集部のメンバーがことばについて日ごろ思っていることや辞書に関する Tips を「ひとりごと」として綴っていきます。

辞書の活用法や選び方の話もあれば、よくいただくお問い合わせに対する回答、時には辞書編集者として皆さまに伝えたいことなども。

不定期に掲載いたします。リクエストなどもお待ちしております。

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三省堂編修所

今週のことわざ 三省堂「中国故事成語辞典」より

三省堂「中国故事成語辞典」より、週替りで一つずつことわざを取り上げていきます。

出典、意味、原文、訳文を掲載。

解説や類句も添えています。

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三省堂編修所

時候のあいさつ

三省堂の国語辞典から、手紙やビジネス文書でよく使う季節のことばを取り上げ、その語の意味や、どんな時期に適したことばかを解説します。