三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺
現代短歌大事典 普及版 CD付き
- 定価
- 5,280円
(本体 4,800円+税10%) - 判型
- B6判
- ページ数
- 770ページ
- 付属品
- CD
- ISBN
- 978-4-385-15419-0
-
改訂履歴
- 2000年6月10日
- 普通版 発行
- 2004年7月25日
- 普及版CD付き 発行
現代歌人協会理事長をはじめ210名の現代歌人の手により、特定の結社・歌人に偏ることなく、客観的な、資料性を重視した、体系的・本格的な現代短歌”事典”。
- 短歌の世界では結社ごとのまとまりが強いため、歌集などは図書館にもないものが多く、体系的に調査することが非常に困難だった。そのため、これまでは「ことばの解釈」を柱とした短歌”辞典”はあっても、資料として役立つ”事典”はなかった。
- 本書は、現代歌人協会理事長をはじめ210名の現代歌人の手により、特定の結社・歌人に偏ることなく、客観的な、資料性を重視した、体系的・本格的な現代短歌”事典”である。
- 「普及版CD付き」のCDには「和歌革新運動の開花」(収録時間1分51秒)、「与謝野晶子―恋」(3分8秒)、「石川啄木―望郷」(3 分22秒)、「北原白秋―色彩」(3分15秒)、「山川登美子―抒情」(3分33秒)、「斎藤茂吉―いのち」(3分14秒)、「若山牧水―漂白」(3分 14秒)、「岡本かの子―奔放」(3分6秒)を収録。
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特長
さらに詳しい内容をご紹介
「現代短歌大事典」の内容より
普及版CD解説書から
項目一覧(抄録)
項目名(読み)▶執筆者
愛国百人一首(あいこくひゃくにんいっしゅ)▶来嶋靖生 相澤一好(あいざわかずよし)▶大滝貞一 相沢貫一(あいざわかんいち)▶田井安曇 相沢正(あいざわただし)▶大河原惇行 会津八一(あいづやいち)▶喜多上 相野谷森次(あいのやもりじ)▶大滝貞一 アイロニー(あいろにー)▶高瀬一誌 青井史(あおいふみ)▶田村広志 青垣(あおがき)▶新井章 青田伸夫(あおたのぶお)▶秋葉四郎 青山霞村(あおやまかそん)▶永岡健右 赤木健介(あかぎけんすけ)▶水野昌雄 赤木公平(あかぎこうへい)▶水野昌雄 赤座憲久(あかざのりひさ)▶冨士田元彦 明石海人(あかしかいじん)▶前川佐重郎 アカネ(あかね)▶貞光威 阿木津英(あきつえい)▶黒木三千代 秋葉四郎(あきばしろう)▶佐保田芳訓 秋村功(あきむらいさお)▶大島史洋 秋山佐和子(あきやまさわこ)▶古谷智子 芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)▶小池光 阿久津善治(あくつぜんじ)▶御供平佶 浅香社(あさかしゃ)▶太田登 浅野英治(あさのえいじ)▶梓志乃 浅野光一(あさのこういち)▶真鍋正男 浅野順一(あさのじゅんいち)▶水野昌雄 浅野梨郷(あさのりきょう)▶島田修三 葦(あし)▶大島史洋 芦田高子(あしだたかこ)▶内野光子 明日香(あすか)▶川合千鶴子 梓志乃(あずさしの)▶阿木津英 足立公平(あだちこうへい)▶内野光子 跡見花蹊(あとみかけい)▶永岡健右 阿部静枝(あべしずえ)▶黒木三千代 阿部正路(あべまさみち)▶森本平 尼ヶ崎彬(あまがさきあきら)▶永田和宏 天田愚庵(あまだぐあん)▶坪内稔典 雨宮雅子(あめみやまさこ)▶久我田鶴子 綾部剛(あやべつよし)▶大滝貞一 鮎貝槐園(あゆかいかいえん)▶加藤孝男 新井章(あらいあきら)▶草田照子 新井洸(あらいあきら)▶谷岡亜紀 新井貞子(あらいさだこ)▶大野道夫 荒井孝(あらいたかし)▶大河原惇行 荒木暢夫(あらきのぶお)▶吉野昌夫 アララギ(あららぎ)▶今西幹一 ARS(あるす)▶高野公彦 合わせ鏡(あわせかがみ)▶内藤明 アンソロジー(あんそろじー)▶茅野信二 安藤佐貴子(あんどうさきこ)▶井田金次郎 安藤寛(あんどうひろし)▶俵万智 安保闘争詠(あんぽとうそうえい)▶岩田正 安立スハル(あんりゅうすはる)▶鈴木竹志
飯岡幸吉(いいおかこうきち)▶大河原惇行 飯田明子(いいだあきこ)▶黒木三千代 飯田莫哀(いいだばくあい)▶春日真木子 飯沼喜八郎(いいぬまきはちろう)▶井田金次郎 井伊文子(いいふみこ)▶梓志乃 筏井嘉一(いかだいかいち)▶菱川善夫 いかづち会(いかづちかい)▶佐佐木幸綱 生田蝶介(いくたちょうすけ)▶大滝貞一 生田友也(いくたともや)▶大滝貞一 生野俊子(いくのとしこ)▶中川佐和子 池田はるみ(いけだはるみ)▶佐伯裕子 池袋清風(いけぶくろきよかぜ)▶武川忠一 伊沢信平(いざわしんぺい)▶日野きく 石井直三郎(いしいなおさぶろう)▶春日真木子 石井勉次郎(いしいべんじろう)▶西村尚 石川一成(いしかわかずしげ)▶晋樹隆彦 石川恭子(いしかわきょうこ)▶坂出裕子 石川啄木(いしかわたくぼく)▶上田博 石川信夫(いしかわのぶお)▶大野道夫 石川不二子(いしかわふじこ)▶米川千嘉子 石榑千亦(いしくれちまた)▶大野道夫 石黒清介(いしぐろせいすけ)▶大滝貞一 石田耕三(いしだこうぞう)▶鈴木諄三 石田比呂志(いしだひろし)▶五所美子 石原純(いしはらじゅん)▶小池光 石牟礼道子(いしむれみちこ)▶内野光子 石本隆一(いしもとりゅういち)▶高瀬一誌 泉幸吉(いずみこうきち)▶吉村睦人 泉甲二(いずみこうじ)▶吉野昌夫 礒幾造(いそいくぞう)▶佐藤孝子 石上露子(いそのかみつゆこ)▶島津忠夫 板宮清治(いたみやせいじ)▶柏崎驍二 市来勉(いちきつとむ)▶小笠原賢二 一条徹(いちじょうとおる)▶水野昌雄 一ノ関忠人(いちのせきただひと)▶成瀬有 市原克敏(いちはらかつとし)▶田島邦彦 櫟原 聰(いちはらさとし)▶林和清 市村宏(いちむらひろし)▶造酒廣秋 市村八洲彦(いちむらやすひこ)▶真鍋正男 李正子(いちょんじゃ)▶佐伯裕子 一路(いちろ)▶出井洋子 井辻朱美(いつじあけみ)▶穂村弘 伊東悦子(いとうえつこ)▶小高賢 伊藤一彦(いとうかずひこ)▶米川千嘉子 伊藤左千夫(いとうさちお)▶貞光威 伊藤保(いとうたもつ)▶阿木津英 伊藤嘉夫(いとうよしお)▶小紋潤 糸川雅子(いとかわまさこ)▶今井恵子 糸のながれ(いとのながれ)▶日野きく 稲葉京子(いなばきょうこ)▶小島ゆかり 稲葉峯子(いなばみねこ)▶さいとうなおこ 稲森宗太郎(いなもりそうたろう)▶来嶋靖生 犬飼志げの(いぬかいしげの)▶香川ヒサ 井上健太郎(いのうえけんたろう)▶御供平佶 井上美地(いのうえみち)▶水沢遙子 井上通泰(いのうえみちやす)▶丸山幸子 井上靖(いのうえやすし)▶太田登 井上義雄(いのうえよしお)▶山本司 伊吹純(いぶきじゅん)▶大辻隆弘 今井邦子(いまいくにこ)▶武川忠一 今井恵子(いまいけいこ)▶河田育子 今西久穂(いまにしひさほ)▶吉田漱 今村寛(いまむらかん)▶桑原正紀 イメージ(いめーじ)▶安森敏隆 伊良子清白(いらこせいはく)▶上田博 岩城之徳(いわきゆきのり)▶藤岡武雄 岩田正(いわたただし)▶篠弘 岩津資雄(いわつもとお)▶喜多上 岩波香代子(いわなみかよこ)▶川合千鶴子 岩間正男(いわままさお)▶岩田正 岩本素白(いわもとそはく)▶喜多上 岩谷莫哀(いわやばくあい)▶高嶋健一 インターネットと短歌(いんたーねっととたんか)▶坂井修一 印東昌綱(いんどうまさつな)▶大野道夫 韻律(いんりつ)▶大島史洋
植田多喜子(うえだたきこ)▶三枝浩樹 上田穆(うえだぼく)▶水野昌雄 上田三四二(うえだみよじ)▶成瀬有 上野久雄(うえのひさお)▶山田富士郎 植松寿樹(うえまつひさき)▶来嶋靖生 潮みどり(うしおみどり)▶沖ななも 牛山ゆう子(うしゆまゆうこ)▶一ノ関忠人 臼井大翼(うすいたいよく)▶橋本俊明 臼井吉見(うすいよしみ)▶小高賢 碓田のぼる(うすだのぼる)▶水野昌雄 うた(うた)▶恩田英明 歌合(うたあわせ)▶米川千嘉子 歌会(うたかい)▶永田和宏 歌会始(うたかいはじめ)▶奈良橋善司 歌と観照(うたとかんしょう)▶高松秀明 歌枕(うたまくら)▶今野寿美 内田守人(うちだもりと)▶高嶋健一 内野光子(うちのみつこ)▶田中綾 宇都野研(うつのけん)▶内藤明 海上胤平(うなかみたねひら)▶加藤孝男 生方たつゑ(うぶかたたつえ)▶雨宮雅子 梅沢竹子(うめざわたけこ)▶吉村睦人 梅津英世(うめつひでよ)▶桑原正紀 梅内美華子(うめないみかこ)▶大口玲子 浦野敬(うらのけい)▶篠弘
詠嘆(えいたん)▶安森敏隆 江口渙(えぐちかん)▶水野昌雄 穎田島一二郎(えだじまいちじろう)▶安田純生 江畑耕作(えはたこうさく)▶青田伸夫 江畑實(えばたみのる)▶荻原裕幸 エロティシズム(えろてぃしずむ)▶小池光 艶(えん)▶日高堯子 縁語(えんご)▶河田育子
老いの歌(おいのうた)▶小高賢 扇畑忠雄(おうぎはたただお)▶高橋宗伸 扇畑利枝(おうぎはたとしえ)▶長田雅道 御歌所(おうたどころ)▶奈良橋善司 大内與五郎(おおうちよごろう)▶御供平佶 大岡信(おおおかまこと)▶小高賢 大岡博(おおおかひろし)▶高嶋健一 大河原惇行(おおかわらよしゆき)▶吉村睦人 大熊長次郎(おおくまちょうじろう)▶阿木津英 大熊信行(おおくまのぶゆき)▶藤沢全 大坂泰(おおさかやすし)▶石田耕三 大下一真(おおしたいっしん)▶柳宣宏 大島史洋(おおしましよう)▶大辻隆弘 太田絢子(おおたあやこ)▶伊東悦子 太田一郎(おおたいちろう)▶小池光 大滝貞一(おおたきていいち)▶高瀬一誌 太田五郎(おおたごろう)▶藤田武 太田青丘(おおたせいきゅう)▶藤田武 大谷雅彦(おおたにまさひこ)▶坂井修一 太田水穂(おおたみずほ)▶菱川善夫 大塚金之助(おおつかきんのすけ)▶田中綾 大塚寅彦(おおつかとらひこ)▶坂井修一 大塚楠緒子(おおつかくすおこ)▶大野道夫 大塚布見子(おおつかふみこ)▶来嶋靖生 大塚陽子(おおつかようこ)▶時田則雄 大塚善子(おおつかよしこ)▶大林明彦 大辻隆弘(おおつじたかひろ)▶大塚寅彦 大西民子(おおにしたみこ)▶北沢郁子 大野とくよ(おおのとくよ)▶青井史 大野誠夫(おおののぶお)▶松平修文 大野道夫(おおのみちお)▶谷岡亜紀 大橋松平(おおはしまつへい)▶大坂泰 大林明彦(おおばやしあきひこ)▶花山多佳子 大原富枝(おおはらとみえ)▶古谷智子 大屋正吉(おおやしょうきち)▶工藤幸一 岡井隆(おかいたかし)▶三枝昂之 岡崎義恵(おかざきよしえ)▶小笠原賢二 小笠原賢二(おがさわらけんじ)▶谷岡亜紀 小笠原文夫(おがさわらふみお)▶工藤幸一 岡野直七郎(おかのなおしちろう)▶春日真木子 岡野弘彦(おかのひろひこ)▶沢口芙美 岡麓(おかふもと)▶今西幹一 岡部桂一郎(おかべけいいちろう)▶笠原伸夫 岡部文夫(おかべふみお)▶坂出裕子 岡本かの子(おかものかのこ)▶尾崎左永子 岡山巌(おかやまいわお)▶高松秀明 岡山たづ子(おかやまたづこ)▶伊東悦子 小川太郎(おがわたろう)▶田島邦彦 沖ななも(おきななも)▶久々湊盈子 荻原裕幸(おぎはらひろゆき)▶加藤治郎 荻本清子(おぎもときよこ)▶久々湊盈子 小國勝男(おぐにかつお)▶松平修文 奥村晃作(おくむらこうさく)▶桑原正紀 尾崎孝子(おざきこうこ)▶来嶋靖生 尾崎左永子(おざきさえこ)▶栗木京子 尾澤紀明(おざわのりあき)▶御供平佶 小塩卓哉(おしおたくや)▶大辻隆弘 小瀬洋喜(おせようき)▶小塩卓哉 小田観螢(おだかんけい)▶時田則雄 小田切秀雄(おだぎりひでお)▶晋樹隆彦 落合京太郎(おちあいきょうたろう)▶吉村睦人 落合直文(おちあいなおぶみ)▶藤岡武雄 音(おと)▶今井恵子 男歌(おとこうた)▶谷岡亜紀 小名木綱夫(おなぎつなお)▶水野昌雄 斧(おの)▶小瀬洋喜 尾上柴舟(おのえさいしゅう)▶加藤孝男 おのがじし(おのがじし)▶佐佐木幸綱 小野興二郎(おのこうじろう)▶玉井清弘 小野茂樹(おのしげき)▶久我田鶴子 小野寺幸男(おのでらゆきお)▶大島史洋 小野十三郎(おのとおざぶろう)▶小塩卓哉 小野昌繁(おのまさしげ)▶来嶋靖生 オノマトペ(おのまとぺ)▶小池光 尾山篤二郎(おやまとくじろう)▶滝沢博夫 折口春洋(おりくちはるみ)▶成瀬有 恩田英明(おんだひであき)▶内藤明 女歌(おんなうた)▶島津忠夫
河合恒治(かあいつねはる)▶玉井清弘 海外詠(かいがいえい)▶川野里子 開化新題歌集(かいかしんだいかしゅう)▶藤岡武雄 歌学(かがく)▶佐佐木幸綱 香川進(かがわすすむ)▶久我田鶴子 香川ヒサ(かがわひさ)▶花山多佳子 核(かく)▶小瀬洋喜 学園闘争詠(がくえんとうそうえい)▶大野道夫 掛詞(かけことば)▶島田修三 影山一男(かげやまかずお)▶小島ゆかり 影山正治(かげやままさはる)▶児玉暁 雅語(がご)▶安田純生 鹿児島寿蔵(かごしまじゅぞう)▶浅野まり子 葛西善蔵(かさいぜんぞう)▶小林幸夫 笠井直倫(かさいなおみち)▶太田絢子 笠原伸夫(かさはらのぶお)▶安森敏隆 風巻景次郎(かざまきけいじろう)▶菱川善夫 鍛冶(かじ)▶山本司 歌誌統合(かしとうごう)▶来嶋靖生 歌集(家集)(かしゅう)▶佐佐木幸綱 上代皓三(かじろこうぞう)▶大河原惇行 柏崎驍二(かしわざききょうじ)▶影山一男 春日井建(かすがいけん)▶荻原裕幸 春日井?O(かすがいこう)▶大塚寅彦 春日真木子(かすがまきこ)▶来嶋靖生 家族詠(かぞくえい)▶小高賢 片岡恒信(かたおかつねのぶ)▶奥村晃作 カタカナ語(かたかなご)▶安田純生 片桐顕智(かたぎりけんち)▶杜澤光一郎 片山恵美子(かたやまえみこ)▶春日真木子 片山新一郎(かたやましんいちろう)▶秋葉四郎 片山貞美(かたやまていび)▶来嶋靖生 片山廣子(かたやまひろこ)▶今野寿美 歌壇(かだん)▶吉川宏志 花鳥諷詠(かちょうふうえい)▶仁平勝 加藤勝三(かとうかつぞう)▶橋本喜典 加藤克巳(かとうかつみ)▶小笠原賢二 加藤楸邨(かとうしゅうそん)▶吉川宏志 加藤治郎(かとうじろう)▶大塚寅彦 加藤孝男(かとうたかお)▶柴田典昭 加藤将之(かとうまさゆき)▶高嶋健一 加藤守雄(かとうもりお)▶一ノ関忠人 香取秀真(かとりほづま)▶吉村睦人 金井秋彦(かないあきひこ)▶島田修三 金石淳彦(かないしあつひこ)▶さいとうなおこ 金田千鶴(かなだちずる)▶田井安曇 かなづかい(かなづかい)▶安田純生 金子一秋(かねこいっしゅう)▶杜澤光一郎 金子薫園(かねこくんえん)▶加藤孝男 金子不泣(かねこふきゅう)▶山田吉郎 金子元臣(かねこもとおみ)▶田口道昭 加納暁(かのうあかつき)▶田井安曇 加納一郎(かのういちろう)▶今井恵子 狩野登美次(かのうとみじ)▶小谷稔 鎌倉千和(かまくらちわ)▶一ノ関忠人 鎌田敬止(かまだけいし)▶菱川善夫 鎌田弘子(かまだひろこ)▶中川佐和子 蒲池由之(かまちよしゆき)▶小島ゆかり 神山裕一(かみやまゆういち)▶来嶋靖生 かりん(かりん)▶小高賢 カルチャー短歌(かるちゃーたんか)▶岩田正 歌論(かろん)▶島田修二 川合千鶴子(かわいちずこ)▶花山多佳子 川上小夜子(かわかみさよこ)▶雨宮雅子 川口汐子(かわぐちしおこ)▶森淑子 川口常孝(かわぐちつねたか)▶大下一真 川口美根子(かわぐちみねこ)▶さいとうなおこ 川崎杜外(かわさきとがい)▶草田照子 川島喜代詩(かわしまきよし)▶青田伸夫 川田順(かわだじゅん)▶谷岡亜紀 川浪磐根(かわなみいわね)▶橋本喜典 川野里子(かわのさとこ)▶梅内美華子 河野裕子(かわのゆうこ)▶米川千嘉子 川端千枝(かわばたちえ)▶山田吉郎 川端弘(かわばたひろし)▶三井修 川村ハツエ(かわむらはつえ)▶米川千嘉子 川辺古一(かわべこいち)▶桑原正紀 河村崎陽子(かわむらきよこ)▶松坂弘 環(かん)▶藤田武 雁(がん)▶小紋潤 感覚(かんかく)▶安森敏隆 神作光一(かんさくこういち)▶造酒廣秋 感情移入(かんじょういにゅう)▶藤岡武雄 感性(かんせい)▶安森敏隆 観潮楼歌会(かんちょうろうかかい)▶加藤孝男 感動(かんどう)▶安森敏隆 関東大震災詠(かんとうだいしんさいえい)▶篠弘 神原克重(かんばらかつしげ)▶石田耕三 橄欖(かんらん)▶工藤幸一
木尾悦子(きおえつこ)▶谷岡亜紀 機会詩(きかいし)▶小塩卓哉 菊澤研一(きくさわけんいち)▶秋葉四郎 菊池庫郎(きくちくらろう)▶御供平佶 菊池剣(きくちけん)▶市川敦子 菊池知勇(きくちちゆう)▶大坂泰 菊地良江(きくちよしえ)▶高嶋健一 菊池良子(きくちよしこ)▶原田清 季語(きご)▶仁平勝 岸上大作(きしがみだいさく)▶藤原龍一郎 岸田典子(きしだのりこ)▶藤田武 来嶋靖生(きじまやすお)▶三浦槇子 擬人法(ぎじんほう)▶安田純生 北尾勲(きたおいさお)▶三井修 北沢郁子(きたざわいくこ)▶花山多佳子 北住敏夫(きたずみとしお)▶高橋宗伸 木田そのえ(きだそのえ)▶恩田英明 北原白秋(きたはらはくしゅう)▶高野公彦 北見志保子(きたみしほこ)▶市川敦子 木下杢太郎(きのしたもくたろう)▶中島国彦 木下利玄(きのしたりげん)▶佐佐木幸綱 紀野恵(きのめぐみ)▶加藤治郎 牙(きば)▶五所美子 寄物陳思(きぶつちんし)▶内藤明 木俣修(きまたおさむ)▶吉野昌夫 君島夜詩(きみしまよし)▶森岡貞香 木村捨録(きむらすてろく)▶市原克敏 客観(きゃっかん)▶安森敏隆 旧派和歌(きゅうはわか)▶藤岡武雄 境涯詠(きょうがいえい)▶来嶋靖生 共同制作(きょうどうせいさく)▶藤田武 虚構(きょこう)▶菱川善夫 清田由井子(きよたゆいこ)▶古谷智子 清原日出夫(きよはらひでお)▶吉川宏志 清原令子(きよはらよしこ)▶安田純生 清部千鶴子(きよべちずこ)▶久々湊盈子 近代短歌(きんだいたんか)▶佐佐木幸綱 近代短歌辞典(きんだいたんかじてん)▶来嶋靖生 金田一京助(きんだいちきょうすけ)▶末竹淳一郎 金原省吾(きんばらせいご)▶宮地伸一
空中競詠(くうちゅうきょうえい)▶篠弘 久我田鶴子(くがたずこ)▶川野里子 句切れ(くぎれ)▶島田修三 久々湊盈子(くくみなとえいこ)▶沖ななも 久基貴美(くげきみ)▶晋樹隆彦 草市潤(くさいちじゅん)▶清田由井子 草田照子(くさだてるこ)▶日高堯子 草野源一郎(くさのげんいちろう)▶市川敦子 草柳繁一(くさやなぎしげいち)▶茅野信二 具象(ぐしょう)▶田島邦彦 具象化(ぐしょうか)▶大島史洋 九条武子(くじょうたけこ)▶俵万智 楠田敏郎(くすだとしろう)▶水野昌雄 葛原繁(くずはらしげる)▶杜澤光一郎 葛原妙子(くずはらたえこ)▶米川千嘉子 工藤幸一(くどうこういち)▶高橋宗伸 国崎望久太郎(くにさきもくたろう)▶安森敏隆 國見純生(くにみすみお)▶市川敦子 久保猪之吉(くぼいのきち)▶本林勝夫 窪川鶴次郎(くぼかわつるじろう)▶菱川善夫 窪田空穂(くぼたうつぼ)▶武川忠一 窪田章一郎(くぼたしょういちろう)▶柳宣宏 久保田登(くぼたのぼる)▶外塚喬 久保田不二子(くぼたふじこ)▶武川忠一 久保田正文(くぼたまさふみ)▶来嶋靖生 熊谷武至(くまがいたけし)▶荻野恭茂 熊沢正一(くまざわしょういち)▶吉村睦人 句またがり(くまたがり)▶安田純生 倉田百三(くらたひゃくぞう)▶本林勝夫 倉地与年子(くらちよねこ)▶藤田武 栗木京子(くりききょうこ)▶水原紫苑 栗原潔子(くりはらきよこ)▶大口玲子 黒木三千代(くろきみちよ)▶香川ヒサ 黒住嘉輝(くろずみよしてる)▶花山多佳子 黒田淑子(くろだよしこ)▶今西幹一 桑原武夫(くわばらたけお)▶加藤孝男 桑原正紀(くわはらまさき)▶影山一男 句割れ(くわれ)▶島田修三 群作(ぐんさく)▶茅野信二
鶏苑(けいおん)▶稲葉京子 芸術と自由(げいじゅつとじゆう)▶梓志乃 形成(けいせい)▶吉野昌夫 藝林(げいりん)▶滝沢博夫 月光(げっこう)▶藤原龍一郎 結社(けっしゃ)▶来嶋靖生 結社解消論(けっしゃかいしょうろん)▶来嶋靖生 検閲(けんえつ)▶内野光子 原型(げんけい)▶志垣澄幸 原始林(げんしりん)▶松坂弘 幻想(げんそう)▶安森敏隆 幻想派(げんそうは)▶安森敏隆 現代歌人協会(げんだいかじんきょうかい)▶高瀬一誌 現代歌人集会(げんだいかじんしゅうかい)▶安森敏隆 現代口語歌選(げんだいこうごかせん)▶篠弘 現代短歌(げんだいたんか)▶篠弘 現代短歌(げんだいたんか)▶菱川善夫 現代短歌事典(げんだいたんかじてん)▶篠弘 現代短歌シンポジウム(げんだいたんかしんぽじうむ)▶阿木津英 現代短歌全集(げんだいたんかぜんしゅう)▶藤田武 現代短歌大系(げんだいたんかたいけい)▶冨士田元彦
小池光(こいけひかる)▶河田育子 古泉千樫(こいずみちかし)▶大島史洋 小泉苳三(こいずみとうぞう)▶安森敏隆 小市巳世司(こいちみよし)▶清水房雄 小出粲(こいでつばら)▶田口道昭 口語短歌(こうごたんか)▶斉藤英子 口語歌運動(こうごかうんどう)▶篠弘 工人(こうじん)▶笠原伸夫 上月昭雄(こうづきてるお)▶藤田武 合同歌集(ごうどうかしゅう)▶茅野信二 河野愛子(こうのあいこ)▶佐伯裕子 河野慎吾(こうのしんご)▶杜澤光一郎 甲村秀雄(こうむらひでお)▶田島邦彦 香蘭(こうらん)▶春日真木子 木がくれの実(こがくれのみ)▶篠弘 古賀泰子(こがやすこ)▶栗木京子 古今(こきん)▶西村尚 国学院短歌(こくがくいんたんか)▶三枝?メ之 国粋主義(こくすいしゅぎ)▶内野光子 国民文学(こくみんぶんがく)▶御供平佶 国民文学論(こくみんぶんがくろん)▶島田修三 小暮政次(こぐれまさじ)▶大河原惇行 呉建堂(ごけんどう)▶河路由佳 心の花(こころのはな)▶大野道夫 心の微動論(こころのびどうろん)▶柳宣弘 五七調(七五調)(ごしちちょう)▶島津忠夫 小島ゆかり(こじまゆかり)▶川野里子 コスモス(こすもす)▶桑原正紀 個性(こせい)▶沖ななも 小高賢(こだかけん)▶山田富士郎 小谷心太郎(こたにしんたろう)▶大河原惇行 小谷稔(こたにみのる)▶宮地伸一 五島茂(ごとうしげる)▶大野道夫 後藤直二(ごとうなおじ)▶中川佐和子 五島美代子(ごとうみよこ)▶河野裕子 詞書き(ことばがき)▶安田純生 小中英之(こなかひでゆき)▶山下雅人 小西久二郎(こにしきゅうじろう)▶中村秀子 小林周義(こばやししゅうぎ)▶橋本俊明 小林峯夫(こばやしみねお)▶柴田典昭 小松三郎(こまつさぶろう)▶清水房雄 五味保義(ごみやすよし)▶宮地伸一 小見山輝(こみやまてる)▶河野裕子 小宮良太郎(こみやりょうたろう)▶高瀬一誌 古明地実(こめいじみのる)▶田井安曇 小紋潤(こもんじゅん)▶谷岡亜紀 児山敬一(こやまけいいち)▶大野道夫 語呂合わせ(ごろあわせ)▶谷岡亜紀 近藤和中(こんどうかずよし)▶沖ななも 近藤元(こんどうげん)▶山田吉郎 近藤忠義(こんどうただよし)▶内藤明 近藤とし子(こんどうとしこ)▶さいとうなおこ 近藤芳美(こんどうよしみ)▶小高賢 今野寿美(こんのすみ)▶小島ゆかり
三枝昂之(さいぐさたかゆき)▶河田育子 三枝浩樹(さいぐさひろき)▶秋山佐和子 西郷信綱(さいごうのぶつな)▶島田修三 税所敦子(さいしょあつこ)▶上田博 斎藤勇(さいとういさむ)▶高瀬一誌 斎藤喜博(さいとうきはく)▶大島史洋 斎藤清衛(さいとうきよえ)▶島田修三 斎藤彰詰(さいとうしょうきち)▶大河原惇行 斎藤正二(さいとうしょうじ)▶藤田武 斎藤すみ子(さいとうすみこ)▶荻原裕幸 斎藤史(さいとうふみ)▶佐佐木幸綱 さいとうなおこ(さいとうなおこ)▶小高賢 斎藤茂吉(さいとうもきち)▶本林勝夫 斎藤瀏(さいとうりゅう)▶武下奈々子 冴え(さえ)▶今西幹一 佐伯仁三郎(さえきじんさぶろう)▶来嶋靖生 佐伯裕子(さえきゆうこ)▶池田はるみ 坂井修一(さかいしゅういち)▶永田和宏 酒井廣治(さかいひろじ)▶影山一男 坂口弘(さかぐちひろし)▶小池光 坂田博義(さかたひろよし)▶吉川宏志 相良宏(さがらひろし)▶山田富士郎 坂出裕子(さかでひろこ)▶小高賢 桜井登世子(さくらいとよこ)▶さいとうなおこ 叫びの説(さけびのせつ)▶貞光威 佐々木妙二(ささきたえじ)▶山本司 佐佐木信綱(ささきのぶつな)▶佐佐木幸綱 佐佐木治綱(ささきはるつな)▶大野道夫 佐佐木由幾(ささきゆき)▶斎藤佐知子 佐佐木幸綱(ささきゆきつな)▶島田修三 作歌態度(さっかたいど)▶内藤明 佐藤佐太郎(さとうさたろう)▶今西幹一 佐藤志満(さとうしま)▶秋葉四郎 佐藤信弘(さとうのぶひろ)▶沖ななも 佐藤春夫(さとうはるお)▶中島国彦 佐藤通雅(さとうみちまさ)▶鈴木竹志 佐波洋子(さばようこ)▶川野里子 佐保田芳訓(さほだよしのり)▶秋葉四郎 狭山信乃(さやましの)▶山田吉郎 砂廊(さろう)▶稲葉京子 沢口芙美(さわぐちふみ)▶今井恵子 沢草二(さわそうじ)▶吉田漱 三行書き(さんぎょうがき)▶上田博 珊瑚礁(さんごしょう)▶篠弘 散文化(さんぶんか)▶篠弘 朱欒(ざんぼあ)▶中島国彦
字余り(じあまり)▶小塩卓哉 詩歌(しいか)▶山田吉郎 椎名恒治(しいなつねじ)▶久我田鶴子 椎の木(しいのき)▶清田由井子 塩野崎宏(しおのざきひろし)▶川村ハツエ 志垣澄幸(しがきすみゆき)▶伊藤一彦 四賀光子(しがみつこ)▶伊東悦子 時局詠(じきょくえい)▶児玉暁 辞世(じせい)▶内藤明 自生地(じせいち)▶吉田漱 自然詠(しぜんえい)▶岡井隆 自選歌(じせんか)▶河路由佳 自然主義(しぜんしゅぎ)▶篠弘 司代隆三(しだいりゅうぞう)▶日野きく 字足らず(じたらず)▶島田修三 実感(じっかん)▶島田修二 実相観入(じっそうかんにゅう)▶永田和宏 支那事変歌集(しなじへんかしゅう)▶篠弘 辞の断絶(じのだんぜつ)▶三枝昂之 篠原正直(しのはらまさなお)▶吉田漱 篠弘(しのひろし)▶内藤明 信夫澄子(しのぶすみこ)▶日野きく 柴英美子(しばえみこ)▶坂出裕子 柴田典昭(しばたのりあき)▶島田修三 柴谷武之祐(しばたにたけのすけ)▶吉村睦人 柴生田稔(しぼうたみのる)▶宮地伸一 試歩路(しほろ)▶篠弘 島秋人(しまあきと)▶大下一真 嶋岡晨(しまおかしん)▶小笠原賢二 島木赤彦(しまきあかひこ)▶末竹淳一郎 島津忠夫(しまずただお)▶林和清 島田幸造(しまだこうぞう)▶柏崎驍二 島田修二(しまだしゅうじ)▶桑原正紀 島田修三(しまだしゅうぞう)▶小高賢 島本正齊(しまもとまさなり)▶安田純生 島本正靖(しまもとまさやす)▶堀部知子 清水乙女(しみずおとめ)▶青井史 清水信(しみずしん)▶斉藤英子 清水房雄(しみずふさお)▶雁部貞夫 下田歌子(しもだうたこ)▶今野寿美 下村海南(しもむらかいなん)▶三井修 下村道子(しもむらみちこ)▶田村広志 下村光男(しもむらみつお)▶三枝浩樹 社会詠(しゃかいえい)▶児玉暁 釈迢空(しゃくちょうくう)▶奈良橋善司 写実(しゃじつ)▶大島史洋 写生(しゃせい)▶大島史洋 車前草社(しゃぜんそうしゃ)▶太田登 釈教歌(しゃっきょうか)▶内藤明 十月会(旧〕(じゅうがつかい)▶橋本喜典 修辞(しゅうじ)▶加藤治郎 自由律(じゅうりつ)▶三枝昂之 主観(しゅかん)▶安森敏隆 主題(しゅだい)▶小塩卓哉 主題意識(しゅだいいしき)▶小塩卓哉 主体性(しゅたいせい)▶岩田正 出版権(しゅっぱんけん)▶小高賢 樹木(結社誌)(じゅもく)▶大林明彦 シュルレアリズム(しゅるれありずむ)▶高野公彦 純粋短歌論(じゅんすいたんかろん)▶秋葉四郎 情緒(じょうしょ)▶馬場あき子 正田篠枝(しょうだしのえ)▶水野昌雄 象徴(しょうちょう)▶永田和宏 象徴論(しょうちょうろん)▶菱川善夫 情念(じょうねん)▶馬場あき子 昭和短歌史(しょうわたんかし)▶小紋潤 昭和万葉集(しょうわまんようしゅう)▶来嶋靖生 初句・結句(しょく・けっく)▶安田純生 職場短歌(しょくばたんか)▶小高賢 嘱目詠(しょくもくえい)▶岡井隆 叙景詩(じょけいし)▶高嶋健一 序詞(じょことば)▶島田修三 叙事歌・抒情歌(じょじか・じょじょうか)▶馬場あき子 抒情(じょじょう)▶馬場あき子 処女歌集(しょじょかしゅう)▶小高賢 白石昂(しらいしたかし)▶石田耕三 白菊会(しらぎくかい)▶太田登 白木英尾(しらきひでお)▶堀部知子 白珠(しらたま)▶島津忠夫 調べ(しらべ)▶高野公彦 新アララギ(しんあららぎ)▶吉村睦人 新歌人会(しんかじんかい)▶高瀬一誌 新歌人集団(しんかじんしゅうだん)▶小高賢 真行寺四郎(しんぎょうじしろう)▶御供平佶 新興歌人連盟(しんこうかじんれんめい)▶来嶋靖生 新興短歌運動(しんこうたんかうんどう)▶三枝昂之 新詩社(しんししゃ)▶中島国彦 晋樹隆彦(しんじゅたかひこ)▶谷岡亜紀 真人(しんじん)▶片山恵美子 新選五人(しんせんごにん)▶鈴木竹志 新体詩(しんたいし)▶太田登 新体制運動(しんたいせいうんどう)▶児玉暁 新短歌(しんたんか)▶斉藤英子 新短歌(結社誌)(しんたんか(けっしゃし))▶梓志乃 新日光(しんにっこう)▶荻野恭茂 新日本歌人(しんにほんかじん)▶水野昌雄 新日本歌人協会(しんにほんかじんきょうかい)▶山本司 新派和歌(しんぱわか)▶藤岡武雄 新風十人(しんぷうじゅうにん)▶菱川善夫 新聞歌壇(しんぶんかだん)▶篠弘 新間進一(しんましんいち)▶佐佐木幸綱 新万葉集(しんまんようしゅう)▶来嶋靖生 人民短歌(じんみんたんか)▶水野昌雄 新幽玄体(しんゆうげんたい)▶高野公彦 推敲(すいこう)▶来嶋靖生
末松謙澄(すえまつけんちょう)▶加藤孝男 巣鴨(すがも)▶佐伯裕子 菅原峻(すがわらたかし)▶尾崎左永子 杉浦翠子(すぎうらみどりこ)▶伊東悦子 杉浦明平(すぎうらみんぺい)▶村永大和 杉田嘉次(すぎたよしじ)▶大河原惇行 杉原一司(すぎはら?)▶林和清 杉本清子(すぎもときよこ)▶毛利文平 杉山隆(すぎやまたかし)▶影山一男 杉山正樹(すぎやままさき)▶冨士田元彦 逗子八郎(ずしはちろう)▶山本司 鈴江幸太郎(すずえこうたろう)▶小谷稔 鈴鹿俊子(すずかとしこ)▶雨宮雅子 鈴木一念(すずきいちねん)▶田井安曇 鈴木幸輔(すずきこうすけ)▶毛利文平 鈴木諄三(すずきじゅんぞう)▶石田耕三 鐸木孝(すずきたかし)▶毛利文平 鈴木杜世春(すずきとよはる)▶西村尚 鈴木英夫(すずきひでお)▶奥村晃作 スバル(旧)(すばる)▶加藤孝男 隅田葉吉(すみだようきち)▶御供平佶 諏訪雅子(すわまさこ)▶三井修
生活詠(せいかつえい)▶柳宣宏 生活即短歌(せいかつそくたんか)▶大島史洋 生活と芸術(せいかつとげいじゅつ)▶篠弘 正述心緒(せいじゅつしんちょ)▶内藤明 声調(せいちょう)▶今西幹一 青南(せいなん)▶清水房雄 青年歌人会議(せいねんかじんかいぎ)▶冨士田元彦 生の証明(せいのしょうめい)▶高野公彦 関とも(せきとも)▶大下一真 寂寥相(せきりょうそう)▶貞光威 瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)▶道浦母都子 前衛短歌(ぜんえいたんか)▶三枝昂之 選歌(せんか)▶島田修三 戦後短歌(せんごたんか)▶小高賢 戦後派(せんごは)▶山下雅人 戦場詠(せんじょうえい)▶米田利昭 宣戦詔勅詠(せんせんしょうちょくえい)▶篠弘 戦争責任(せんそうせきにん)▶篠弘 尖端(せんたん)▶三枝昂之 戦中派(せんちゅうは)▶茅野信二 仙波龍英(せんばりゅうえい)▶藤原龍一郎
蒼穹(そうきゅう)▶春日真木子 総合誌(そうごうし)▶小高賢 創作(そうさく)▶樋口昌訓 創生(そうせい)▶鈴木諄三 想像力(そうぞうりょく)▶伊藤一彦 宗不旱(そうふかん)▶大下一真 相馬御風(そうまぎょふう)▶橋本喜典 相聞歌(そうもんか)▶河野裕子 底荷説(そこにせつ)▶成瀬有 素材(そざい)▶柴田典昭 即興性(そっきょうせい)▶小塩卓哉 苑翠子(そのみどりこ)▶前川佐重郎 染谷進(そめやすすむ)▶柳宣宏
田井安曇(たいあずみ)▶村永大和 題詠(だいえい)▶加藤孝男 大学歌人会(だいがくかじんかい)▶大滝貞一 体言止め(たいげんどめ)▶安田純生 醍醐志万子(だいごしまこ)▶内野光子 大悟法利雄(だいごぼうとしお)▶伊藤一彦 体性感覚(たいせいかんかく)▶内藤明 大東亜戦争歌集(日本文学報告会)(だいとうあせんそうかしゅう)▶篠弘 第二芸術論(だいにげいじゅつろん)▶島田修三 大日本歌人協会(大日本歌人会)(だいにほんかじんきょうかい)▶篠弘 高尾文子(たかおふみこ)▶田村広志 高木市之助(たかぎいちのすけ)▶菱川善夫 高木一夫(たかぎかずお)▶高瀬一誌 高木善胤(たかぎよしたね)▶小谷稔 高久茂(たかくしげる)▶鈴木諄三 高崎正風(たかさきまさかぜ)▶加藤孝男 高崎正秀(たかさきまさひで)▶佐佐木幸綱 高嶋健一(たかしまけんいち)▶来嶋靖生 高瀬一誌(たかせかずし)▶藤原龍一郎 高瀬隆和(たかせたかかず)▶西村尚 高田浪吉(たかだなみきち)▶本林勝夫 高野公彦(たかのきみひこ)▶吉川宏志 高橋爾郎(たかはしじろう)▶高橋宗伸 高橋荘吉(たかはしそうきち)▶三枝浩樹 高橋睦郎(たかはしむつろう)▶坪内稔典 高浜虚子(たかはまきょし)▶坪内稔典 高比良みどり(たかひらみどり)▶安田純生 高松秀明(たかまつひであき)▶高瀬一誌 高群郁(たかむらいく)▶水野昌雄 高村光太郎(たかむらこうたろう)▶加藤孝男 高群逸枝(たかむれいつえ)▶阿木津英 高安国世(たかやすくによ)▶永田和宏 滝沢亘(たきざわわたる)▶藤原龍一郎 多行書き(たぎょうがき)▶島田修三 竹内邦雄(たけうちくにお)▶玉井清弘 竹尾忠吉(たけおちゅうきち)▶大河原惇行 武下奈々子(たけしたななこ)▶藤原龍一郎 武島羽衣(たけしまはごろも)▶上田博 武田弘之(たけだひろゆき)▶柏崎驍二 竹西寛子(たけにしひろこ)▶今野寿美 竹久夢二(たけひさゆめじ)▶黒木三千代 武山英子(たけやまひでこ)▶大口玲子 竹山広(たけやまひろし)▶小紋潤 太宰瑠維(だざいるい)▶吉田漱 田島邦彦(たじまくにひこ)▶田村広志 ただごと歌(ただごとうた)▶奥村晃作 只野幸雄(ただのゆきお)▶安田純生 立原道造(たちはらみちぞう)▶水沢遙子 巽聖歌(たつみせいか)▶佐藤通雅 辰巳泰子(たつみやすこ)▶梅内美華子 館山一子(たてやまかずこ)▶沖ななも 田中栄(たなかさかえ)▶三井修 田中順二(たなかじゅんじ)▶中村秀子 田中大治郎(たなかだいじろう)▶西村尚 田中子之吉(たなかねのきち)▶今西幹一 田中佳宏(たなかよしひろ)▶沖ななも 棚田浩一郎(たなだこういちろう)▶出井洋子 田辺駿一(たなべしゅんいち)▶内野光子 谷岡亜紀(たにおかあき)▶山下雅人 谷鼎(たにかなえ)▶篠弘 谷川健一(たにかわけんいち)▶佐伯裕子 田野陽(たのよう)▶青田伸夫 多磨(たま)▶島田修三 玉井清弘(たまいきよひろ)▶志垣澄幸 玉井慶子(たまいけいこ)▶斎藤佐知子 多摩歌話会(たまかわかい)▶吉野昌夫 玉城徹(たまきとおる)▶柳宣宏 田村広志(たむらひろし)▶成瀬有 田谷鋭(たやえい)▶島田修三 田山花袋(たやまかたい)▶丸山幸子 俵万智(たわらまち)▶穂村弘 短歌(たんか)▶大塚寅彦 短歌(綜合誌)(たんか)▶篠弘 短歌(たんか)▶島田修三 短歌季刊(たんかきかん)▶茅野信二 短歌研究(たんかけんきゅう)▶篠弘 短歌現代(たんかげんだい)▶来嶋靖生 短歌講座(たんかこうざ)▶岩田正 短歌雑誌(旧)(たんかざっし)▶来嶋靖生 短歌雑誌(新)(たんかざっし)▶篠弘 短歌主潮(たんかしゅちょう)▶今井恵子 短歌人(たんかじん)▶高瀬一誌 短歌新聞(新)(たんかしんぶん)▶大滝貞一 短歌新聞(旧)(たんかしんぶん)▶高瀬一誌 短歌戦線(たんかせんせん)▶水野昌雄 短歌的抒情(たんかてきじょじょう)▶菱川善夫 短歌的喩(たんかてきゆ)▶島田修三 短歌 21世紀(たんかにじゅういっせいき)▶大河原惇行 短歌の翻訳(たんかのほんやく)▶川村ハツエ 短歌評論(たんかひょうろん)▶水野昌雄 短歌論(たんかろん)▶三枝昂之 短詩形文学(同人誌)(たんしけいぶんがく(どうじんし))▶日野きく 鍛錬道(たんれんどう)▶貞光威
治安維持法(ちあんいじほう)▶内野光子 千勝重次(ちかつしげつぐ)▶西村尚 竹柏会(ちくはくかい)▶大野道夫 知性の導入(ちせいのどうにゅう)▶岩田正 地中海(ちちゅうかい)▶久我田鶴子 茅野蕭々(ちのしょうしょう)▶今野寿美 茅野信二(ちのしんじ)▶内藤明 茅野雅子(ちのまさこ)▶今野寿美 中央線(ちゅうおうせん)▶影山一男 潮音(ちょうおん)▶伊東悦子 長歌(ちょうか)▶島田修三 潮汐(結社誌)(ちょうせき)▶浅野まり子 長風(歌誌)(ちょうふう)▶毛利文平 長流(ちょうりゅう)▶石田耕三 千代國一(ちよくにいち)▶御供平佶 著作権(ちょさくけん)▶来嶋靖生 鎮魂歌(ちんこんか)▶一ノ関忠人
築地正子(ついじまさこ)▶今野寿美 塚本邦雄(つかもとくにお)▶坂井修一 津川洋三(つがわようぞう)▶大滝貞一 築地藤子(つきじふじこ)▶大島史洋 槻の木(つきのき)▶原田清 筑波杏明(つくばきょうめい)▶岩田正 辻下淑子(つじしたよしこ)▶真鍋正男 対馬完治(つしまかんじ)▶中村秀子 津田治子(つだはるこ)▶米田利昭 土田杏村(つちだきょうそん)▶藤沢全 土田耕平(つちだこうへい)▶大辻隆弘 土屋克夫(つちやかつお)▶藤田武 土屋文明(つちやぶんめい)▶大島史洋 筒井富栄(つついとみえ)▶沖ななも 都筑省吾(つづきしょうご)▶来嶋靖生 常見千香夫(つねみちかお)▶菱川善夫 角宮悦子(つのみやえつこ)▶田島邦彦 坪内稔典(つぼうちとしのり)▶吉川宏志 坪野哲久(つぼのてつきゅう)▶大下一真 津村信夫(つむらのぶお)▶佐藤通雅 鶴見和子(つるみかずこ)▶斎藤佐知子 定型(ていけい)▶永田和宏
定型幻視論(ていけいげんしろん)▶安森敏隆 出口王仁三郎(でぐちおにさぶろう)▶小林幸夫 テニヲハ(てにをは)▶安田純生 寺山修司(てらやましゅうじ)▶島田修三 転向(てんこう)▶内野光子 添削(てんさく)▶来嶋靖生 天皇制(てんのうせい)▶佐佐木幸綱
塔(とう)▶栗木京子 東京歌話会(とうきょうかわかい)▶吉野昌夫 東郷久義(とうごうひさよし)▶伊藤一彦 同人誌運動(どうじんしうんどう)▶冨士田元彦 遠山繁夫(とおやましげお)▶御供平佶 遠山光栄(とおやまみつえ)▶大口玲子 土岐善麿(ときぜんまろ)▶篠弘 時田則雄(ときたのりお)▶田中綾 徳田白楊(とくだはくよう)▶米田利昭 杜澤光一郎(とざわこういちろう)▶桑原正紀 土俗(どぞく)▶日高堯子 百々登美子(とどとみこ)▶藤田武 轟太市(とどろきたいち)▶馬淵典子 外塚喬(とのつかたかし)▶真鍋正男 外塚杜詩浦(とのつかとしお)▶外塚喬 富岡冬野(とみおかふゆの)▶黒木三千代 富田砕花(とみたさいか)▶阿毛久芳 富小路禎子(とみのこうじよしこ)▶今井恵子 豊島逃水(とよしまにげみず)▶来嶋靖生 豊田清史(とよたせいし)▶小見山輝 鳥海昭子(とりのうみあきこ)▶水野昌雄 トリビアリズム(とりびありずむ)▶大島史洋 鳥船(とりふね)▶一ノ関忠人 奴隷の韻律(どれいのいんりつ)▶小塩卓哉 泥(どろ)▶大下一真
内在律(ないざいりつ)▶山田吉郎 内藤明(ないとうあきら)▶河田育子 内藤?ユ策(ないとうしんさく)▶島田修三 中井英夫(なかいひでお)▶冨士田元彦 永井ふさ子(ながいふさこ)▶尾崎左永子 中井正義(なかいまさよし)▶大滝貞一 永井陽子(ながいようこ)▶稲葉京子 中川昭(なかがわあきら)▶田島邦彦 中川佐和子(なかがわさわこ)▶内藤明 中河幹子(なかがわみきこ)▶伊東悦子 中河与一(なかがわよいち)▶伊東悦子 長澤一作(ながさわいっさく)▶青田伸夫 長沢美津(ながさわみつ)▶森岡貞香 中島歌子(なかじまうたこ)▶上田博 中島栄一(なかじまえいいち)▶中村秀子 長島蠣(ながしまれい)▶外塚喬 中城ふみ子(なかじょうふみこ)▶菱川善夫 永田和宏(ながたかずひろ)▶小池光 中地俊夫(なかちとしお)▶高瀬一誌 永塚功(ながつかいさお)▶秋葉四郎 長塚節(ながつかたかし)▶今西幹一 中西悟堂(なかにしごどう)▶橋本喜典 中西進(なかにしすすむ)▶佐佐木幸綱 中根誠(なかねまこと)▶柳宣宏 中野昭子(なかのあきこ)▶香川ヒサ 中野嘉一(なかのかいち)▶篠弘 中野菊夫(なかのきくお)▶大林明彦 中野重治(なかのしげはる)▶小林幸夫 中野照子(なかのてるこ)▶中村秀子 中原綾子(なかはらあやこ)▶上田博 中原静子(なかはらしずこ)▶草田照子 中原中也(なかはらちゅうや)▶大辻隆弘 中村憲吉(なかむらけんきち)▶吉田漱 中村孝助(なかむらこうすけ)▶島田修三 中村三郎(なかむらさぶろう)▶石田耕三 中村柊花(なかむらしゅうか)▶大坂泰 中村純一(なかむらじゅんいち)▶影山一男 中村正爾(なかむらしょうじ)▶影山一男 中村嘉良(なかむらよしろう)▶大林明彦 中山明(なかやまあきら)▶井辻朱美 中山周三(なかやましゅうぞう)▶松坂弘 中山雅吉(なかやままさよし)▶篠弘 中山礼治(なかやまれいじ)▶鈴木竹志 ナショナリズム(なしょなりずむ)▶山田富士郎 生井武司(なまいたけし)▶米田利昭 波汐国芳(なみしおくによし)▶藤田武 奈良橋善司(ならはしぜんじ)▶一ノ関忠人 成瀬有(なるせゆう)▶一ノ関忠人 鳴海宥(なるみゆう)▶池田はるみ 難解派(なんかいは)▶藤田武 南原繁(なんばらしげる)▶小高賢
二・二六事件詠(にい・にいろくじけんえい)▶来嶋靖生 新墾(にいはり)▶細井剛 西勝洋一(にしかつよういち)▶藤原龍一郎 西角井正慶(にしつのいまさよし)▶奈良橋善司 西出朝風(にしでちょうふう)▶田口道昭 西村尚(にしむらひさし)▶玉井清弘 西村陽吉(にしむらようきち)▶斉藤英子 日光(にっこう)▶荻野恭茂 日本歌人(にっぽんかじん)▶前川佐重郎 二宮冬鳥(にのみやとうちょう)▶五所美子 ニヒリズム(にひりずむ)▶菱川善夫 日本歌人クラブ(にほんかじんくらぶ)▶御供平佶 日本近代文学館(にほんきんだいぶんがくかん)▶小高賢 日本現代詩歌文学館(にほんげんだいしいかぶんがくかん)▶篠弘 日本短歌(にほんたんか)▶藤岡武雄 日本文学報国会短歌部会(にほんぶんがくほうこくかいたんかぶかい)▶篠弘 日本浪曼派(にほんろうまんは)▶前川佐重郎 入門書(にゅうもんしょ)▶佐保田芳訓 女人短歌(にょにんたんか)▶森岡貞香 女人短歌会(にょにんたんかかい)▶森岡貞香
沼波瓊音(ぬなみけいおん)▶太田絢子 ぬはり(ぬはり)▶大坂泰
根岸短歌会(ねぎしたんかかい)▶藤岡武雄
農民詠(のうみんえい)▶時田則雄 野中圭(のなかけい)▶市原克敏 野場鉱太郎(のばこうたろう)▶田井安曇 野原水嶺(のはらすいれい)▶藤田武 野村清(のむらきよし)▶奥村晃作
覇王樹(はおうじゅ)▶橋本俊明 萩野由之(はぎのよしゆき)▶島田修三 萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)▶今野寿美 萩原千也(はぎわらせんや)▶大河原惇行 白路(はくろ)▶槙弥生子 橋田東声(はしだとうせい)▶谷岡亜紀 橋本徳寿(はしもととくじゅ)▶吉村睦人 橋本喜典(はしもとよしのり)▶大下一真 長谷川銀作(はせがわぎんさく)▶石田耕三 長谷川如是閑(はせがわにょぜかん)▶上田博 畑和子(はたかずこ)▶森淑子 秦恒平(はたこうへい)▶山下雅人 破調(はちょう)▶小塩卓哉 初井しづ枝(はついしづえ)▶影山一男 発想(はっそう)▶一ノ関忠人 八田知紀(はったとものり)▶上田博 服部忠志(はっとりただし)▶小見山輝 服部直人(はっとりなおと)▶高嶋健一 服部躬治(はっとりもとはる)▶田口道昭 服部嘉香(はっとりよしか)▶篠弘 波濤(はとう)▶真鍋正男 花岡謙二(はなおかけんじ)▶斉藤英子 花田比露思(はなだひろし)▶宮地伸一 花山多佳子(はなやまたかこ)▶小池光 馬場あき子(ばばあきこ)▶河野裕子 馬場園枝(ばばそのえ)▶花山多佳子 浜田到(はまだいたる)▶水原紫苑 浜田蝶二郎(はまだちょうじろう)▶槙弥生子 濱田康敬(はまだやすゆき)▶志垣澄幸 浜田陽子(はまだようこ)▶安田純生 濱梨花枝(はまりかえ)▶稲葉京子 早川幾忠(はやかわいくただ)▶中村秀子 早川志織(はやかわしおり)▶水原紫苑 林あまり(はやしあまり)▶穂村弘 林圭子(はやしけいこ)▶橋本喜典 林田茂雄(はやしだしげお)▶水野昌雄 林田恒利(はやしだつねとし)▶真鍋正男 林田恒浩(はやしだつねひろ)▶古谷智子 林安一(はやしやすいち)▶恩田英明 林善衛(はやしよしえ)▶西村尚 原阿佐緒(はらあさお)▶秋山佐和子 原一雄(はらかずお)▶橋本喜典 原三郎(はらさぶろう)▶堀部知子 原田清(はらだきよし)▶三浦槇子 原田禹雄(はらだのぶお)▶永田和宏 原田昇(はらだのぼる)▶林和清 パロディ(ぱろでぃ)▶島田修三 挽歌(ばんか)▶内藤明 反戦歌(はんせんか)▶佐伯裕子 反措定(はんそてい)▶三枝昂之 半田良平(はんだりょうへい)▶茅野信二
疋田和男(ひきたかずお)▶藤田武 引野収(ひきのおさむ)▶黒木三千代 樋口一葉(ひぐちいちよう)▶米川千嘉子 樋口賢治(ひぐちけんじ)▶宮地伸一 樋口美世(ひぐちみよ)▶坂出裕子 向日葵(ひぐるま)▶太田登 久泉迪雄(ひさいずみみちお)▶市原克敏 久方寿満子(ひさかたすまこ)▶坂出裕子 久松潜一(ひさまつせんいち)▶内藤明 菱川善夫(ひしかわよしお)▶三枝昂之 微視的観念の小世界(びしてきかんねんのしょうせかい)▶内藤明 日高堯子(ひだかたかこ)▶川野里子 人(ひと)▶奈良橋善司 日野きく(ひのきく)▶水野昌雄 ひびき説(ひびきせつ)▶谷岡亜紀 日比野義弘(ひびのよしひろ)▶馬淵典子 比牟呂(ひむろ)▶新井章 百人一首(ひゃくにんいっしゅ)▶米川千嘉子 白夜(びゃくや)▶茅野信二 冷水茂太(ひやみずしげた)▶篠弘 比喩(暗喩・直喩・寓喩)(ひゆ・あんゆ)▶島田修三 ヒューマニズム(ひゅーまにずむ)▶柳宣宏 平井乙麿(ひらいおとまろ)▶中村秀子 平出修(ひらいでしゅう)▶加藤孝男 平井弘(ひらいひろし)▶小塩卓哉 平塚らいてう(ひらつからいちょう)▶阿木津英 平野宣紀(ひらののぶのり)▶柴田典昭 平野万里(ひらのばんり)▶加藤孝男 平福百穂(ひらふくひゃくすい)▶吉田漱 平松茂男(ひらまつしげお)▶桑原正紀 平山良明(ひらやまりょうめい)▶伊藤一彦 広島(ひろしま)▶水野昌雄 廣野三郎(ひろのさぶろう)▶清水房雄
ファシズム(ふぁしずむ)▶児玉暁 諷刺(ふうし)▶島田修三 風俗詠(ふうぞくえい)▶藤原龍一郎 風土(ふうど)▶伊藤一彦 フェミニズム(ふぇみにずむ)▶阿木津英 深川宗俊(ふかがわむねとし)▶山本司 深作光貞(ふかさくみつさだ)▶岩田正 福士幸次郎(ふくしこうじろう)▶阿毛久芳 福島泰樹(ふくしまやすき)▶藤原龍一郎 複写権(ふくしゃけん)▶来嶋靖生 福田栄一(ふくだえいいち)▶西村尚 福田廣宣(ふくだひろのぶ)▶川口克巳 藤井常世(ふじいとこよ)▶秋山佐和子 藤岡武雄(ふじおかたけお)▶柴田典昭 藤川忠治(ふじかわちゅうじ)▶山本司 藤沢古実(ふじさわふるみ)▶米田利昭 藤田武(ふじたたけし)▶田島邦彦 冨士田元彦(ふじたもとひこ)▶小紋潤 藤森朋夫(ふじもりともお)▶宮地伸一 藤原哲夫(ふじわらてつお)▶宮地伸一 藤原龍一郎(ふじわらりゅういちろう)▶山下雅人 古谷智子(ふるやともこ)▶大塚寅彦 プロレタリア歌人同盟(ぷろれたりあかじんどうめい)▶日野きく プロレタリア歌論集(ぷろれたりあかろんしゅう)▶山本司 プロレタリア短歌(ぷろれたりあたんか)▶水野昌雄 文庫(ぶんこ)▶中島国彦 文章世界(ぶんしょうせかい)▶中島国彦 文体(ぶんたい)▶永田和宏
へなぶり調(へなぶりちょう)▶島田修三 逸見喜久雄(へんみきくお)▶大河原惇行 辺見じゅん(へんみじゅん)▶成瀬有
方法(ほうほう)▶山田富士郎 方法意識(ほうほういしき)▶山田富士郎 ポエジー(ぽえじー)▶沖ななも 保坂耕人(ほさかこうじん)▶晋樹隆彦 穂積忠(ほずみきよし)▶杜澤光一郎 穂積生萩(ほずみなまはぎ)▶池田はるみ 細井魚袋(ほそいぎょたい)▶片山恵美子 細井剛(ほそいつよし)▶田中綾 細川謙三(ほそかわけんぞう)▶阿木津英 歩道(歌誌)(ほどう)▶佐保田芳訓 ポトナム(ぽとなむ)▶小林幸夫 穂村弘(ほむらひろし)▶加藤治郎 堀内卓(ほりうちたく)▶田井安曇 堀内通孝(ほりうちみちたか)▶清水房雄 堀口大学(ほりぐちだいがく)▶坪内稔典 本歌取り(ほんかどり)▶米川千嘉子
前川佐重郎(まえかわさじゅうろう)▶伊藤一彦 前川佐美雄(まえかわさみお)▶三枝昂之 前川緑(まえかわみどり)▶前川佐重郎 前田透(まえだとおる)▶島田修二 前田夕暮(まえだゆうぐれ)▶山田吉郎 前田芳彦(まえだよしひこ)▶島本正靖 前登志夫(まえとしお)▶日高堯子 蒔田さくら子(まきたさくらこ)▶武下奈々子 槇本楠郎(まきもとくすろう)▶日野きく 槇弥生子(まきやよいこ)▶古谷智子 枕詞(まくらことば)▶米川千嘉子 正岡子規(まさおかしき)▶坪内稔典 正富汪洋(まさとみおうよう)▶太田登 増谷龍三(ますたにりゅうぞう)▶細井剛 松井如流(まついじょりゅう)▶橋本俊明 松井芒人(まついぼうじん)▶新井章 松浦辰男(まつうらたつお)▶丸山幸子 松岡貞総(まつおかさだふさ)▶槙弥生子 松川歌集(まつかわかしゅう)▶来嶋靖生 松川洋子(まつかわようこ)▶細井剛 松倉米吉(まつくらよねきち)▶米田利昭 松坂弘(まつざかひろし)▶沢口芙美 松平修文(まつだいらしゅうぶん)▶小紋潤 松平盟子(まつだいらめいこ)▶道浦母都子 松田常憲(まつだつねのり)▶篠弘 松原三夫(まつばらみつお)▶春日真木子 松村英一(まつむらえいいち)▶来嶋靖生 松本昌夫(まつもとまさお)▶梓志乃 真鍋正男(まなべまさお)▶外塚喬 真鍋美恵子(まなべみえこ)▶河野裕子 まひる野(歌誌)(まひるの)▶島田修三 まるめら(まるめら)▶篠弘 丸山静(まるやましずか)▶小林幸夫 万造寺斉(まんぞうじひとし)▶坂出裕子 万葉集(まんようしゅう)▶島田修三
三浦武(みうらたけし)▶御供平佶 三浦槙子(みうらまきこ)▶柳宣宏 三ヶ島葭子(みかじまよしこ)▶秋山佐和子 三木アヤ(みきあや)▶島田修三 造酒廣秋(みきひろあき)▶今井恵子 三木露風(みきろふう)▶阿毛久芳 三国玲子(みくにれいこ)▶今井恵子 三品千鶴(みしなちず)▶西村尚 三島由紀夫(みしまゆきお)▶内藤明 水落博(みずおちひろし)▶玉井清弘 水上正直(みずかみまさなお)▶藤田武 水甕(みずがめ)▶春日真木子 水城春房(みずきはるふさ)▶沖ななも 水島晴子(みずしまはるこ)▶小島ゆかり 水野昌雄(みずのまさお)▶日野きく 水野葉舟(みずのようしゅう)▶茅野信二 水原紫苑(みずはらしおん)▶梅内美華子 水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)▶坪内稔典 水町京子(みずまちきょうこ)▶今野寿美 道浦母都子(みちうらもとこ)▶坪内稔典 三井修(みついおさむ)▶吉川宏志 三井甲之(みついこうし)▶大辻隆弘 三井ゆき(みついゆき)▶武下奈々子 三ツ谷平治(みつやへいじ)▶浅野まり子 御供平佶(みともへいきち)▶古谷智子 峯村国一(みねむらくにいち)▶草田照子 峯村文人(みねむらふみと)▶高野公彦 宮岡昇(みやおかのぼる)▶さいとうなおこ 宮城謙一(みやぎけんいち)▶水野昌雄 三宅千代(みやけちよ)▶小塩卓哉 宮崎信義(みやざきのぶよし)▶梓志乃 宮沢賢治(みやざわけんじ)▶佐藤通雅 宮柊二(みやしゅうじ)▶小高賢 宮地伸一(みやちしんいち)▶小谷稔 宮英子(みやひでこ)▶小島ゆかり 宮本利男(みやもととしお)▶田井安曇 明星(みょうじょう)▶加藤孝男 三好達治(みよしたつじ)▶中島国彦 未来(みらい)▶山田富士郎 未来歌集(みらいかしゅう)▶山田富士郎 民衆詩としての短歌(みんしゅうしとしてのたんか)▶大下一真 民衆短歌(みんしゅうたんか)▶大下一真
向井毬夫(むかいまりお)▶山本司 武川忠一(むかわちゅういち)▶沢口芙美 無産者歌人連盟(むさんしゃかじんれんめい)▶日野きく 村岡嘉子(むらおかよしこ)▶山田吉郎 村上一郎(むらかみいちろう)▶三枝昂之 村木道彦(むらきみちひこ)▶内藤明 村崎凡人(むらさきぼんじん)▶原田清 村野次郎(むらのじろう)▶来嶋靖生 群山(むらやま)▶高橋宗伸 室生犀星(むろうさいせい)▶中島国彦
明治記念総合歌会(めいじきねんそうごうかかい)▶西村尚
毛利文平(もうりぶんぺい)▶松坂弘 モダニズム短歌(もだにずむたんか)▶三枝昂之 モチーフ(もちーふ)▶柴田典昭 持田勝穂(もちだかつほ)▶真鍋正男 望月光(もちづきひかる)▶田井安曇 本林勝夫(もとばやしかつお)▶藤岡武雄 物語性(ものがたりせい)▶谷岡亜紀 もののあわれ(もののあわれ)▶島津忠夫 模倣(もほう)▶来嶋靖生 森伊左夫(もりいさお)▶原田清 森鴎外(もりおうがい)▶山田吉郎 森岡貞香(もりおかさだか)▶河野裕子 森川平八(もりかわへいはち)▶岩田正 森園天涙(もりぞのてんるい)▶橋本俊明 森田義郎(もりたぎろう)▶吉村睦人 森本治吉(もりもとじきち)▶森本平 森山汀川(もりやまていせん)▶新井章 森山晴美(もりやまはるみ)▶久々湊盈子
八雲(綜合誌)(やぐも)▶内藤明 矢沢孝子(やざわたかこ)▶篠弘 矢嶋歓一(やじまかんいち)▶堀部知子 矢代東村(やしろとうそん)▶水野昌雄 安田章生(やすだあきお)▶吉田弥壽夫 安田純生(やすだすみお)▶林和清 安田青風(やすだせいふう)▶吉田弥壽夫 保田与重郎(やすだよじゅうろう)▶佐伯裕子 安永信一郎(やすながしんいちろう)▶清田由井子 安永蕗子(やすながふきこ)▶雨宮雅子 安成二郎(やすなりじろう)▶篠弘 安森敏隆(やすもりとしたか)▶吉川宏志 柳田国男(やなぎだくにお)▶来嶋靖生 柳田新太郎(やなぎだしんたろう)▶山本司 柳宣宏(やなぎのぶひろ)▶島田修三 柳原白蓮(やなぎはらびゃくれん)▶尾崎左永子 柳瀬留治(やなせとめじ)▶来嶋靖生 山形裕子(やまがたゆうこ)▶高嶋健一 山形義雄(やまがたよしお)▶笠原伸夫 山上次郎(やまかみじろう)▶青田伸夫 山川京子(やまかわきょうこ)▶森淑子 山川登美子(やまかわとみこ)▶米川千嘉子 山口茂吉(やまぐちもきち)▶佐藤孝子 山崎一郎(やまざきいちろう)▶石田耕三 山崎方代(やまざきほうだい)▶大下一真 山崎芳江(やまざきよしえ)▶小瀬洋喜 山下喜美子(やましたきみこ)▶出井洋子 山下秀之助(やましたひでのすけ)▶松坂弘 山下雅人(やましたまさと)▶大野道夫 山下陸奥(やましたむつ)▶出井洋子 山田あき(やまだあき)▶日野きく 山田富士郎(やまだふじろう)▶小高賢 大和克子(やまとかつこ)▶藤原龍一郎 大和類子(やまとるいこ)▶武下奈々子 山中智恵子(やまなかちえこ)▶馬場あき子 山名康郎(やまなやすろう)▶藤田武 山埜井喜美枝(やまのいきみえ)▶伊藤一彦 山村金三郎(やまむらきんざぶろう)▶坂出裕子 山村湖四郎(やまむらこしろう)▶草田照子 山本かね子(やまもとかねこ)▶三枝浩樹 山本健吉(やまもとけんきち)▶小高賢 山本実彦(やまもとさねひこ)▶来嶋靖生 山本友一(やまもとともいち)▶御供平佶
結城哀草果(ゆうきあいそうか)▶高橋宗伸 結城健三(ゆうきけんぞう)▶高橋宗伸 ユーモア(ゆーもあ)▶林和清 有用の歌(ゆうようのうた)▶佐伯裕子 由谷一郎(ゆたにいちろう)▶佐保田芳訓 由良琢郎(ゆらたくろう)▶鈴木諄三
翼賛短歌(よくさんたんか)▶篠弘 沃野(よくや)▶三枝浩樹 横山岩男(よこやまいわお)▶御供平佶 与謝野晶子(よさのあきこ)▶馬場あき子 与謝野鉄幹(よさのてっかん)▶加藤孝男 吉井勇(よしいいさむ)▶上田博 吉植庄亮(よしうえしょうりょう)▶工藤幸一 吉岡生夫(よしおかいくお)▶武下奈々子 吉川宏志(よしかわひろし)▶栗木京子 吉田漱(よしだすすぐ)▶田井安曇 吉田精一(よしだせいいち)▶加藤孝男 吉田正俊(よしだまさとし)▶大河原惇行 吉田弥壽夫(よしだやすお)▶安田純生 吉野鉦二(よしのしょうじ)▶島田修三 吉野秀雄(よしのひでお)▶高松秀明 吉野昌夫(よしのまさお)▶外塚喬 吉村睦人(よしむらむつひと)▶宮地伸一 吉本隆明(よしもとたかあき)▶三枝昂之 余情(よじょう)▶太田登 米川千嘉子(よねかわちかこ)▶大口玲子 米川稔(よねかわみのる)▶影山一男 米口實(よねぐちみのる)▶真鍋正男 米田利昭(よねだとしあき)▶村永大和 米田登(よねだのぼる)▶香川ヒサ 米田雄郎(よねだゆうろう)▶香川ヒサ 米田律子(よねだりつこ)▶佐伯裕子 四三調(よんさんちょう)▶藤岡武雄 四四調(よんよんちょう)▶藤岡武雄
ライトバース(らいとばーす)▶藤原龍一郎
リアリズム(りありずむ)▶山田富士郎 リアリティ(りありてぃ)▶山田富士郎 律(りつ)▶冨士田元彦 立春(りっしゅん)▶河野裕子 龍(りゅう)▶小見山輝 療養短歌(りょうようたんか)▶橋本喜典 旅行詠(りょこうえい)▶柴田典昭 林間(りんかん)▶市原克敏
玲瓏(れいろう)▶荻原裕幸 列島(れっとう)▶三浦槇子 レッドパージ(れっどぱーじ)▶水野昌雄 連作(れんさく)▶三枝昂之
浪漫的断片(ろうまんてきだんぺん)▶山田富士郎 ローマ字短歌(ろーまじたんか)▶篠弘 路上(ろじょう)▶三枝昂之 ロマン主義(ろまんしゅぎ)▶細井剛 論争(ろんそう)▶篠弘
和歌(わか)▶島田修三 和歌改良論(わかかいりょうろん)▶藤岡武雄 分かち書き(わかちがき)▶加藤孝男 和歌文学大辞典(わかぶんがくだいじてん)▶内藤明 若山喜志子(わかやまきしこ)▶樋口昌訓 若山旅人(わかやまたびと)▶伊藤一彦 若山牧水(わかやまぼくすい)▶伊藤一彦 早稲田短歌(わせだたんか)▶三枝昂之 私性(わたくしせい)▶柴田典昭 和田周三(わだしゅうぞう)▶内野光子 渡辺於兎男(わたなべおとお)▶高瀬一誌 渡辺淳一(わたなべじゅんいち)▶細井剛 渡辺順三(わたなべじゅんぞう)▶岩田正 渡辺直己(わたなべなおき)▶米田利昭 渡辺松男(わたなべまつお)▶米川千嘉子 蕨 真(わらびまこと)▶吉村陸人 をだまき(をだまき)▶伊東悦子
監修者・編集委員紹介
篠 弘(しの・ひろし)
1933(昭8)年、東京都生まれ。現代歌人協会理事長。愛知淑徳大学教授。歌集『百科全書派』『濃密な都市』『至福の旅ひと』『凱旋門』、研究書『近代短歌論争史』『現代短歌史』他。
馬場あき子(ばば・あきこ)
1928(昭3)年、東京都生まれ。「かりん」主宰。歌集『早笛』『桜花伝承』『葡萄唐草』、研究書『鬼の研究』他。
佐佐木幸綱(ささき・ゆきつな)
1938(昭13)年、東京都生まれ。「心の花」編集長。早稲田大学教授。歌集『瀧の時間』『旅人』『呑牛』、評論集『作歌の現場』他。
大島史洋(おおしま・しよう)
1944(昭19)年、岐阜県生まれ。「未来」編集委員・選者。歌集『藍を走るべし』『時の雫』『四隣』、歌論集『定型の視野』『定型の方法論』他。
河野裕子(かわの・ゆうこ)
1946(昭21)年、熊本県生まれ。「塔」選者。歌集『森のやうに獣のやうに』『ひるがほ』『桜森』、評論集『体あたり現代短歌』他。
来嶋靖生(きじま・やすお)
1931(昭6)年、旧満州大連市生まれ。「槻の木」編集・発行人。歌集『月』『雷』『肩』、著書『森のふくろう・柳田国男の短歌』『歌人の山』他。
小高賢(こだか・けん)
1944(昭19)年、東京都生まれ。「かりん」編集委員。歌集『耳の伝説』『家長』『太郎坂』『怪鳥の尾』、評論集『批評への意志』『宮柊二とその時代』他。
三枝昂之(さいぐさ・たかゆき)
1944(昭19)年、山梨県生まれ。「りとむ」発行人。歌集『水の覇権』『甲州百目』、歌書『うたの水脈』『前川佐美雄』他。
島田修三(しまだ・しゅうぞう)
1950(昭25)年、神奈川県生まれ。「まひる野」編集委員。愛知淑徳大学教授。歌集『晴朗悲歌集』『東海憑曲集』、論文集『古代和歌生成史論』他。
高野公彦(たかの・きみひこ)
1941(昭16)年、愛媛県生まれ。「コスモス」編集委員。青山学院女子短大教授。歌集『汽水の光』『淡青』『天泣』、評論集『地球時計の瞑想』他。
内藤明(ないとう・あきら)
1954(昭29)年、東京都生まれ。「音」編集運営委員。早稲田大学教授。歌集『壺中の空』『海界の雲』、評論集『うたの生成・歌のゆくえ』他。
米川千嘉子(よねかわ・ちかこ)
1959(昭34)年、千葉県生まれ。「かりん」編集委員。歌集『夏空の櫂』『一夏』『たましひに着る服なくて』、『四季のことば100話』他。
本事典の特色
▽引きやすい、調べやすい、読みやすい事典。 ▽歌人(評論家)項目、約1000人掲載。 ▽事項(歌誌、歌集、歌論、結社、短歌用語他)、約500項目。 ▽歌人項目は、《略歴》《作風》《歌集・歌書》《代表歌鑑賞》《参考文献》からなる。なお、代表的歌人には《評価・研究史》を加えた。 ▽歌誌他解説は《創刊》《歴史》《特色》《参考文献》から構成。 ▽短歌用語解説は《語義》《実例》《参考文献》から構成。 ▽歌人の人間像にせまる《代表歌鑑賞》、約1000首。 ▽解説は正確を期し、約3000首に及ぶ引用歌の出典(年・月、出版社)まで詳細に記述。 ▽詳細、かつ利便性のある索引(「人名索引(9頁)」「事項索引(10頁)」「引用歌索引(14頁)」)。 ▽付録の充実。「全集・叢書・辞典・事典一覧(5頁)」、「受賞一覧(7頁)」。 ▽近代100年の歩みが多層的に分かる「近・現代短歌史年表(29頁)」。 ▽楽しめる[結核歌人][高齢歌人列伝][歌集出版社]などの「コラム」。
刊行のことば(抜粋)
本書は、この2000年という時代の大きな節目に際して、明治以降の短歌史の総決算を図るものである。目下急速に近代短歌を見直そうとする機運が昂揚する。概ね近代の起点は1893(明26)年の「あさ香社」の結成により、和歌革新の運動が始まったことからして、いわば百年の歴史の総体を知り、その歴史から学ぼうとするものである。 近代の短歌は、江戸末期以来の旧派和歌を克服するために、様々な試行を続けてきた。西欧の散文や詩歌から摂取し、自然主義文学の散文からも影響を受ける。また、モダニズム文学とも接触する。果敢なる挑戦によって、近代文学の一環としての短歌が形成されてきた。そして、その遺産が今日の短歌の基調となっているが、夥しい時代の変化や歌壇の結社の消長によって、この百年の実態を的確に掌握することは難しい。この間の運動はもとよりのこと、歌人を適切に理解し、その作品を鑑賞するための本格的な事典が、今に存在しないからである。 本書は『現代短歌大事典』と命名したが、この近代百年を再認識し、再評価するための総合的な事典である。近代の歌人約900名を立項したことが、最もその顕著な証左である。監修者・編集委員の全員が項目の選定に当たると共に、執筆者の選出にも鋭意携わった。約200人の歌人・評論家・研究者の参加を仰ぐことによって、ここに歌壇内外から渇望されてきた体系的な事典となったことを喜びたい。本書によって、初めてこの百年の短歌が客観的に理解されうるはずである。 本書の内容は、短歌史の諸資料の充実を自負するばかりではない。引用された短歌の鑑賞を始め、作風や技法に関するアドバイス、行き届いた批評用語の解説があり、実際に作歌する人達に寄与するように勤めた。実作に役立つように終始配慮してきたつもりである。最も新しい動向も記述されたことによって、恐らく21世紀の歌人にとって、長らく必備の事典となることを信じて止まない。そして、歌人が十分に利用されるばかりでなく、詩歌に繋がる実作者や研究者に、広く活用されることを祈念いたしたい。
篠 弘
推薦のことば
不死鳥のごとく
大岡信
短歌は滅亡が云々されるたびに新たな活力を得て不死鳥のごとく甦った。日本語が続く限り短歌も続くだろう。私が短歌を読みはじめて半世紀以上経ったが、その間の短歌史の消長を静かに思い返してみると、この世界ではグレシャムの法則は通用しない。ことばの世界では悪貨はついに良貨の敵ではないと言えるだろう。新しい世紀の初頭に立って、過去一世紀の短歌の総体を整理し、その成果への誇りをもって、定評ある版元から装い新たに第一歩を踏み出す『現代短歌大事典』の出現をよろこぶ。
待ち望んでいた事典
近藤芳美
短歌を作ろうとし、もしくは読もうとし、知っておかなければならないことがあり、しばしば知らないことに出会う。適切な事典の類があればと思うのだが、長くそれが無かった。今度の三省堂の『現代短歌大事典』には、現代短歌に関する多くの事項が網羅されると共に、特に900人近い近代ないし現代歌人が、その代表作と共に解説されているという。入門書として読むためにもふさわしい。
短歌ファン 必携の一書
田辺聖子
日本人の血肉のうちに溶けこんでいる短歌は、近代に至っていよいよ愛執されているのは喜ばしい。若い作家の輩出も頼もしいことだ。私は実作はしないが短歌愛好者の一人である。しかしこの伝統文芸は幅広く底深く、われわれ一般愛好者が、その全容を把握するのはむつかしい。この度の『現代短歌大事典』により、その宿望が叶うことになった。短歌の資料が充実し、短歌の現代的魅力に開眼させられる。座右に置いて楽しめる事典である。
『現代短歌大事典』刊行記念の小・中・高校生の短歌募集
題材:
自由。小・中・高校生の日常生活の中の情景や心の動きが鮮やかに表現されている作品を期待します。
締切:
2000年9月末日
選考:
小・中・高校生それぞれの部ごとに最優秀作(10首程度)、優秀作(20首程度)
■ 応募結果
・応募総数(小学生2通、中学生550通、高校生82通。合計634通) ・応募校数(中学は8校、高校は4校) ・選考会(2001年3月5日、三省堂。選者は篠弘・島田修三・米川千嘉子)
■ 選考会での結果
△小・中学生の部→最優秀賞10首。優秀賞20首。 △高校生の部→最優秀賞5首。優秀賞10首。 △選者賞(追加の賞)→篠、島田、米川各氏が最優秀賞の中から、小・中の部、高校の部から各1首。選評付き。
■ 小・中学生の部
【最優秀賞】
・夏の日の太陽あびて風を切る笠取山の白い風車(久居市立久居東中、大澤加奈子) ・手賀沼に映る花火が見たくっていとこと一緒に登るさか道(専修大学松戸中、蔭島美紀) ・青森の風にあたりて寝ているとねぶたのかけ声ふと聞こえそう(専修大学松戸中、外崎和也) ・一日中チョークの音を聞いている私をここから出してください(北九州市立大蔵中、豊原瑛理香) ・フォルテッシモ強くたたいたけんばんと同じ重さで波打つ鼓動(八王子市立松木中、布施知美) ・ゲレンデでパラグライダー空を飛ぶ楽しい夢が大空を舞う(杉並区立高南中、斎藤貴城) ・風そよぎ夏のにおいが通りすぎ境界線が少し淋しい(清水市立袖師中、吉川満祐未) ・オレンジの夕日に海がふちどられ実感するよ地球のまるさ(清水市立袖師中、大澤あず未) ・まよなかのやねにあたるよ雨の音心にひびく夜の歌声(嬉野町立嬉野中、山田真帆)
【優秀賞】
・祖母をまね冷水のまずお茶一ぱい暑さを忘れ心あたたまる(八王子市立松木中、青木大輔) ・木の葉舞う秋の夕暮れひそやかにただ消えてゆく僕の影だけ(清水市立袖師中、佐藤裕貴) ・カリカリとシャープペンシル走らせる空白多く冷や汗たらり(清水市立袖師中、中村仁美) ・ビーダマが転がりコップに当たる音まるでかわったふうりんのよう(専修大学松戸中、外崎和也) ・ボロボロになったけれども捨てられぬ思い出多き古きノートよ(岩槻市立柏陽中、清水美沙) ・走りこみ板で踏み切り宙に浮くこの瞬間は至福のひととき(岩槻市立柏陽中、金子春加) ・さわがにが岩場へおりてひとやすみ潮がみちればまたひとやすみ(杉並区立高南中、松本鈴花) ・僕たちの地球のためにリサイクルゴミにはしない形をかえて(杉並区立高南中、松原英輝) ・教室のなかをみまわす思い出のほのかな空気まつ白い雲(久居市立久居東中、田所美奈) ・真夜中に右足のももきゅうにつるまっくらなへやだれも呼べない(北九州市立大蔵中、岩崎優二) ・今はまだ自分の気持ち隠してるジョークにこめた本当の気持ち(北九州市立大蔵中、古田ひとみ) ・つゆが去り暑い夏来て海に行く私のはだは夕日色です(北九州市立大蔵中、田口真梨乃) ・「おちついて」心の中でつぶやいてラケットにぎりサーブ見まもる(北九州市立大蔵中、友成早織) ・少年がサッカーコートを走るとき流れる汗が土にしみこむ(北九州市立大蔵中、長谷川将平) ・さんさんとまばゆい光背にあびてバトンタッチで今走り出す(嬉野町立嬉野中、倉田裕剛) ・空高く舞い飛ぶ風船つかまって飛んでいけるよ君のもとまで(嬉野町立嬉野中、佐藤静香) ・夏の日にあつくてあつくて水道のじゃぐち開けばお湯が出てきた(嬉野町立嬉野中、松井杏奈) ・窓について大きくなろうと手をつなぎおりてくるんだ雨のしずくが(嬉野町立嬉野中、中山美沙季) ・初夏の風光の中につつまれて磯のかおりがぼくを酔わせる(嬉野町立嬉野中、中出裕人) ・5、6限だんだんねむくなってきてねむらないように自分にビンタ(嬉野町立嬉野中、青木一浩)
■ 高校生の部
【最優秀賞】
・改札で高く手を振る父がいる単身赴任の街をたずねて(湘南白百合学園高、佐藤友紀子) ・太陽のある時いつも笑ってる笑ったぶんだけ淋しい夜に(松戸南高、染谷麻衣子) ・サッカーで熱くなる父を見ておりてなんと平和なわが家だろうか(松戸南高、松田早紀) ・揺らめけるかげろうだけが燃えているアスファルトは溶けた迷路(松戸南高、竹内伸) ・風鈴が風と波打つ音聞いて心広がる草原の匂い(専修大学松戸高、麦島里菜)
【優秀賞】
・優越を感じ難かるこの性分まあまて落ちつけ言ひきかすれど(真岡高、川口孟) ・秋の風枯葉落ちゆく土の上いつか話そう閉ざしたこころ(松戸南高、横山典枝) ・バイトして父の気持ちがわかったから初月給でネクタイを買う(松戸南高、武田麗香) ・そそくさと電話を切られる夜ふけかないいわけのいる恋かもしれず(松戸南高、牧野仁哉) ・夢のなか君がみたくて眠りにつく寂しいあかり夜の天井(松戸南高、青山良行) ・みそラーメンの最後のメンマ食べようとしているあなたを見ている私(松戸南高、秋田智紀) ・君の香の残るジャケットそっと着てブラット・ピットのポーズしてみる(松戸南高、中台英希) ・つぶやいたその一言がはっきりと言いたい自分言えない自分(松戸南高、山賀健一) ・十六歳今が一番わからない母のいうこと父がいうこと(松戸南高、永元進也) ・「おいしいね!!」みんなで食べるカレーパンあっという間の昼のひととき(松戸南高、生田目亜紀)
【選者賞】
●篠弘選
・フォルテッシモ強くたたいたけんばんと同じ重さで波打つ鼓動(八王子市立松木中、布施知美) (評)おそらく勉強を終えたあとに、ピアノをひいた場面であろう。指先に力をこめて、 全身で高揚したメロディーをあらわす。弾んだ音楽と、自分の気分の高まりとが、みごと に調和し、おのずから疲れも消えていく。 ・改札で高く手を振る父がいる単身赴任の街をたずねて(湘南白百合学園高、佐藤友紀子) (評)家庭を離れて、父親が遠くに勤務しているという、今日の時代の歌。駅で出迎える父、この「高く手を振る」の所作の表現が鋭い。父のよろこぶ表情と、それを見てほっとする作者の心もちが、ゆたかに弾む。
●米川千嘉子選
・一日中チョークの音を聞いている私をここから出してください(北九州市立大蔵中、豊原瑛理香) (評)先生の声、板書の文字が、意味をもって迫ってこない。一日中教室にいることがただ虚しく思われるような焦燥感。勉強することの意味、今ここに生きていることの意味を激しく問うている声が鮮やかだ。 ・太陽のある時いつも笑ってる笑ったぶんだけ淋しい夜に(松戸南高、染谷麻衣子) (評)昼間、たいていは友達と一緒で、他愛のない楽しい時間が過ぎる。夜、一人に還って、昼間の自分を思い出す。あんなに笑っていた私は本当の私だろうか。そんな繊細な内省の心が巧みに表現されている。
●島田修三選
・手賀沼に映る花火が見たくっていとこと一緒に登るさか道(専修大学松戸中、蔭島美紀) (評)手賀沼という固有名詞が一首にしっかりとしたリアリティーを添えている。また空中の花火ではなく、水面に映る花火のイメージが作者の心理の華やかな揺らぎを感じさせる。きっと、いとこは年上の少年なのだろう。 ・サッカーで熱くなる父を見ておりてなんと平和なわが家だろうか(松戸南高、松田早紀) (評)TV中継のサッカー試合に熱中している父親。その屈託のない光景を作者は微笑ましいとは思うものの、緊張感に欠けた家庭が何か物足りない。精神的に自立しようとする少女のシャープなまなざしが歌われた。
『現代短歌大事典』を推す 馬場あき子(「ぶっくれっと」144号より)
馬場あき子
現代短歌の時代区分
――このたび先生が監修者のお一人として参加された『現代短歌大事典』が、四年がかりで刊行のはこびとなりました。まず、この事典の特色といったところからお話いただけますでしょうか。そうですね、歌人の名前とか事項とか、必要があるときはもちろんそれをお引きになればいいんですけど、それより、読むことによって基礎知識を得ていくということもあるだろうと思うんです。読んで面白いということです。ですから、この事典の後ろの付録を除けば六七○頁、ということは一枚一枚めくっていっても三三五回、手を動かせば全部見えちゃうんですね。読みたいところをチラチラ読みながら、終わりまで二、三時間でひっくり返すことができる。それだけでも、ずいぶん違ったものが見えてくるはずです。 たとえば、新しい短歌史認識といいますか、そういうものがこの事典には流れていると思うんです。「現代短歌」という項を引きますと、今までの現代短歌についての解説とはちょっと味の違う面白みがある。いつからが現代かという区分についても、なぜそうなのか、その「なぜ」がなかなかいいんですね。第二次大戦後からが現代なのか、それより後の前衛短歌が台頭する昭和三十年代からか、あるいは作風によって現代をとらえるか、近代と現代はどこに一線を引くか、ということが実例をあげて論じられています。 それでは「近代短歌」とは何だろうかと、この項を見ると、「短歌史の時代区分の一つで、『近世短歌』と『現代短歌』の中間に位置する」という語義が書かれていて、ここでも「なぜ近代か」ということが「特色」と「歴史」の両面から簡潔にまとめられています。つまり、十九世紀末から二十世紀半ばまでの、その時代に流れていた主な思想、あるいは文芸思潮というものによって区分けされるというのが、なかなかユニークで面白いと思います。 では、近代の一つ前の「近世短歌」はどうか、となると、『現代短歌大事典』ですから、そういう見出しはないんですが、ただ「旧派和歌」という項目に近代短歌以前の作風や派閥と実例が記されていて、どんなものであったかということは分かります。ですから、「旧派和歌」「近代短歌」「現代短歌」という三項目を見ただけでも、近世から近代、現代への短歌史の大まかな流れがつかめる。それは私たちにとっても参考になって、いい事典だなと思うんですね。 また、おそらく平安朝だったら、もっと長いスパンでとらえるのでしょうが、現代に対しては、心理的な、あるいは現象的なことによって区分けが細かくなってくる。そこがまた面白いと思います。たとえば「戦後短歌」と「第二芸術論」、「前衛短歌」を合わせて読みますと、第二芸術論の衝撃がいかに大きかったか。短歌、俳句のともがらが全部やられたんですね。その衝撃から立ち直ろうと、昭和二十年代の後半に起こった運動が前衛短歌だと、そういう位置づけが細かく、一つ一つ出てきます。 あるいは「女人短歌」の問題とか、そういう項目を読みながら楽しめるといいますか、読みながら現代短歌史を認識していく、あるいは認識を改めていく、そういうことのできる事典として、大変面白いものです。ということがまず一つあります。 それから、もう一つ。現代短歌の世界はどんなふうな組織からできているかという問題がけっこう細かく扱われています。たとえば、「現代歌人協会」「日本歌人クラブ」「新興歌人連盟」「現代歌人集会」「新日本歌人協会」「大日本歌人協会」など、あるいは「日本現代詩歌文学館」という項目があったり、もちろん「結社」とか「歌会」「同人誌運動」、それから「現代短歌全集」についてとか、そういったリアルな問題についての項目がかなりあるんです。それはやはり、私は面白いと思う。
縁語、歌枕、口語短歌
今度の事典のなかで、私たち歌人にとっても画期的と思われるのは、古い技法の用語を沢山載せていることです。たとえば、「縁語」「掛詞」「句またがり」「句割れ」「語呂合わせ」「詞書」「枕詞」というような、現代短歌の世界では消えてしまった言葉が見出しになっている。実は、こうした用語は昭和四十年代以来、われわれが復活させた技法なんですね。だから「枕詞」や「縁語」「句割れ」を、古い言葉としてでなく、現代短歌のなかで使われる技法として取り上げているわけです。 歌人として知っていなければならない文学的知識とか評論用語というのが、死語として出てくるのではなく、現在と密接に結びついたものとして書かれているんです。「歌枕」にしてもそうです。歌枕とは、今日的には歌のなかに詠みこまれる地名のことですが、古典技法として現代では死に絶えたと思われていた。そういう技法が復活して、現代短歌のなかでも使われているわけです。それをきちんととらえているのが、この事典の一つの特徴と思います。現代短歌のなかでも、地名が重要な素材になっているということ、これは今度の事典で初めて浮上してきた問題ではないでしょうか。 また、歌人についての項には必ず代表歌を載せたこと、その人の歌集については出版年月と出版社まで入れたこと、これは大きな特色です。さらにいうと、その人の出身地を書いたこと、これは私たち執筆者が大変に苦労したところなんです。調べても分からなくなっている例もあるんですね。なぜかというと、地名改正がありましたでしょ。亡くなった歌人の場合など、未亡人に聞けば分かるかと思ったら、「そんなこと知らない」という返事が返ってきたり。 だから、私なんかでも、「東京府井荻町(現、杉並区)」となるんですね。井荻町は今どこにあるかをカッコで示したわけですが、「東京都杉並区」の出身と、「東京府井荻町」出身というのでは、やはりそのイメージはだいぶ違ってくるでしょう。これはみんな苦労して調べたので、そういうところがとっても面白いと思いました。 それから、現代短歌ではどうしても口語短歌が一つの特徴となります。とくに、俵万智さんが口語でもって歌を作られてから、どっと短歌が広がり、その影響がすごく広がったわけですね。気楽に歌に入れるようになったので、けっこう年配の方の口語短歌が新聞歌壇などに出てくる。ところが「口語歌運動」という項目を引いてみると、これは言文一致ということから始まって、文語で詠むようなことを口語で詠もうという一つの流れがあるわけです。 だから、寺山修司も口語的発想で歌ってましたし、石川啄木はもう口語短歌といえると思いますが、それはいわゆる「口語歌運動」とは違うんですね。啄木とか寺山修司とか俵万智という人の口語は体から出ている口語なんで、非常にナイーブです。日常会話というか、話していることがそのまま歌になる。そこのところが面白いんです。そういう口語短歌と、「口語歌運動」とはちょっと違いがある。 しかし、これだけ口語短歌が現代短歌のなかに入りこんでいるということは、文語のなかに口語が入っているということです。私なども文語と口語を併用しているんですけれど、そのほうが自然だと感じられるようになってしまった。実感というものを如実に出そうとすると口語のほうがよく、格調を出そうとすると文語がいいわけです。 あるところでは、実感のある言葉で日常会話と同じ形で話し出す、けれど七七のあたりで、文語で締めたほうが何か相手の胸にズシッと与えることができると、そういう気持ちがあります。だから逆に、文語で始まって口語になる場合もあるし、それは非常に自由ですけれども、そういう短歌がわりと今多いんですね。
美しい日本語を守るのが歌人
――日本語の乱れということもよく言われますが、一方、今おっしゃったような口語・文語の混用があるとのこと、そういう状況で短歌を作りにくいというか、使えない言葉などはありませんでしょうか。口語と文語の混用についての批判はずいぶん聞きます。だけど、その批判を聞き入れて直ったかというと、そうではない。そういう傾向はむしろ強くなって広まっているのではないでしょうか。もう一つ、現代仮名遣いと旧仮名遣いの問題があって、これだけはほんとに困っちゃうんですね。これは国語審議会がなんとかしてくれなきゃいけない問題ですが。ですから、口語短歌を作りながら旧仮名遣いでやってる人、文語を新仮名遣いで書いている人、まあそのへんに、これから表記の問題が大きくなっていくと思います。 また表記もそうですが、文語か口語かによって、歌の格調が違ってきます。文語の歌の、格調、声調といわれたものがどんどん滅びていく。文語の格調が滅びて、そこに新しい、その一人の人間の表現意志とともに生まれたかたちが出てきている。これはなんの格調になるんでしょうか。自分に固有の思想、それを表現するときの個々のスタイルとして出てきているのですね。 だから、たとえば塚本(邦雄)さんは文語で歌い始めて口語も少し入れていらっしゃる。その格調は文語の格調といえますが、ほぼ同年代の岡井(隆)さんは本当に口語を巧みに取り入れているので、口語の格調も生んでますね。 日本語の乱れということですが、にもかかわらず、日本語を守っているのは歌人だと私は思っています。今、いろんな人の文章を読み、あるいは会話の言葉を耳にしますとね、そういうなかで歌人が、格段にきれいな、美しい日本語を使っているのではないですか。歌人が、どうして美しい日本語にこだわるかというと、これはやはり五七五七七という枠があるからだと思うんです。 どのように言葉を組み合わせたら五音と七音になるだろうかとか、あるいはどんなにはみ出しても、最後の七七を守れば、そこになにか美的な韻律が出てくるとか、いろいろと考えます。ですから、口語と文語を混用するとか、旧仮名と新仮名を使い分けるとか、いろんな人がいますけれども、にもかかわらず、歌人は絶対、美しい日本語を目指していると思うんですね。 私が歌を始めた女学生のころというのは、使っていた言葉も今のようではありませんし、もっと整った言葉で話していたと思うんです。だから俵万智さんのように、口語ばかりで作ろうなんて考えもしませんでしたね。それから歌というのは、思ったことを大胆にいうほうがいいんです。口語も文語も、古い言葉も新しい言葉も、使いたい言葉を使えばいいというのが私の考えです たとえば、言葉を洗練させようというようなことは、最初のうちは思わないほうがいいでしょうね。こんな言葉を使っちゃいけないというようなことは、まったく考えてはいけない。どんな言葉も、どんな雅語も俗語も、古典的な言葉も日常語も、言葉として通用するのであれば、同じ平等の権利をもっていると思わなきゃいけないんです。言葉の洗練なんていうのはずっとあとで、個々の体験を通して考えればいいことなんです。 事典の話に戻りますと、これまでこの規模の現代短歌の事典はなかったんですね。だから、今度の事典で初めて取り上げられた項目がいっぱい入ってる。さらに言えば、この次に新たな事典を作ろうとすれば、この体験を基本にしてやることになるのではないですか。これに新しい項目を追加していくというくらいで、なかなかこの事典は長持ちすると思います。 ちょっと眺めていて面白いことに気がつきました。「あ」の項の始まりが「愛国百人一首」、そして終わりに「安保闘争」が置かれている。これは象徴的で、すごく面白いと思うんですね。この両方の項目に、たっぷり歌が引いてある。いや、画期的な事典ですよ、これは。 (談)
(ばば・あきこ 歌人)
『現代短歌大事典』 篠 弘(「ぶっくれっと」143号、『自著自讃』より
篠 弘
いずれの部門を見ても、しかるべき事典が出ているジャンルは、意外に少ないのかもしれない。かりに出版されていたとしても、古い内容で、増補される新版を待つ。それもいつ出るのかわからないのが現状であろう。専門事典は枯渇しがちである。 わたしがよく使っている短歌事典は、明治書院刊の『和歌文学大辞典』(62.11)と、角川書店の「短歌」の臨時増刊「現代短歌辞典」(78.9)の二冊。いずれも古いものである。その後のことは、「短歌」「短歌研究」といった総合歌誌の年鑑を揃えておいて、それで追跡するよりほかはない。記憶にもとづいて歌人の没年や歌集の発行年を調べるのは、じつに容易なことではない。 かつて小学館に在籍中、その全ての百科事典の編集責任者であったわたしは、いずれは短歌事典をつくってみたいと思っていた。すでに『近代短歌論争史』や『現代短歌史』といった短歌史を書いてきたことだけに、その必要性を痛感してやまなかった。流派や結社、世代を超えて、できるだけ公平に扱うという姿勢に関しては、かなり身についているつもりであった。利用者の要望に広く応えるものでなければならない。戦後に企画された新興出版社の『近代短歌辞典』(56.1)が、きわめて左寄りであった禍根を思い起こす。 この三省堂の『現代短歌大事典』の出発にさいし、企案者の飛鳥勝幸さんと実質的な打合せをしたのは、1995年8月28日である。すでに五年前のこととなる。わたしが編集に携わる歌誌「まひる野」の全国大会が、箱根湯本の天成園で行われた、そのさいのことであった。すでに国文学の学会等で親交があり、この企画の加担者(編集委員となる)でもあった、愛知淑徳大学の島田修三教授も立ち会う。大会の閉会を見計って、飛鳥さんが駆けつけてきた。当初の構想は、戦後からの半世紀にウエートを置くものであったが、やはりこの百年を目に入れた、近代短歌の総体を問いたいことを、そこで確認することができた。 監修者に、女性歌人の第一人者である馬場あき子さん、もっとも現代を掌握する佐佐木幸綱さんの二人に快諾を得る。編集委員の九人は、歌壇の中堅歌人として、論作ともに最前線にあるメンバーである。とりわけ来嶋靖生さんは早大短歌会以来の旧友で、編集者としての経験も深く、実務の支柱の一人となってくれる。これで、適切無比な事典とならないわけがない。 これまでの事典の欠点は、とかく歌人の略歴に終始して、肝心の作風が見えてこない。その苛立ちを一変することとなる。作風の特徴を歴史的に位置づけて、どこまで研究されてきたかを吟味した。そのうえで、当初から悲願とした「代表歌鑑賞」を十分におこない、その歌人の風貌が見えてくるようにした。たんに作品を引けばよいと言うものではない。作品の特長を屹立させたことは、実作者に作歌へのさまざまなアドバイスとなるにちがいない。わたしたちの素地となっている近代の短歌の、その人間の生き方と表現とが微妙に交錯するという、その結節点が、この事典の解説によって見えてくるはずである。そして、おそらくこの中に再評価すべき視点が潜在しよう。 おおむね事典では、行数配分そのものが重要度を暗示することになりかねない。いくら知名度が高いとはいえ、二十六歳で夭折した石川啄木と、百歳まで活躍した土屋文明とを等しくすることはできない。立項した以上、それに相応しいスペースが必要なのである。 また、人物の生没の年月日から、諸資料が発表された年月まで、そのドキュメントに拘泥した。ついに未詳のケースもいくつか出てきたが、これは現在調査しておかなければ、永久になし得ないのではないかと思いながらのきびしい作業であった。これからの研究のために、これだけ文献のありかが明示されたことをよろこびたい。 近代文学として短歌が復活し、短歌にとって豊穣な二十世紀であった。その節目に本事典が刊行されることは、ひとえに歴史の必然性に応えたことになるのではなかろうか。
(しの・ひろし 現代歌人協会理事長)