三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺
俳句・短歌・川柳と共に味わう 猫の国語辞典
- 定価
- 1,650円
(本体 1,500円+税10%) - 判型
- 四六判
- ページ数
- 256ページ
- ISBN
- 978-4-385-36067-6
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改訂履歴
- 2016年 12月 5日
- 発行
言葉で愛された猫たち大集合。
猫の句2400と猫に関する言葉や言い回しを集めた、猫尽くしのユニークな「国語辞典」
- 猫の句は、江戸から昭和までの俳句・短歌・川柳の作者500名の作品から集めました。
小林一茶・正岡子規・日野草城・北原白秋・西東三鬼・橋本多佳子、種田山頭火…
猫を愛した作家たちといっしょに、ゆっくり、じっくり、じわっと味わう本。
写真集とはまた違う猫の魅力を発見して、幸せな気持ちになれる本。 - 猫が好きな方、猫を飼ったことのある方なら、フフっと笑える句が見つかるでしょう。
あなたの好きな句を見つけて、猫の写真や絵手紙などに添えてみませんか?俳句・短歌・川柳の好きな方には季語以外の猫の句はきっと新鮮。
今まで俳句・短歌・川柳になじみのうすかった方も楽しく読めるはずです。 - 五十音順・猫の性質や動作などをキーワードにして約800の見出しをたてて句を分類。
歴史的仮名遣いにはふりがなを、難しい語には注をつけました。見出しは、たとえば
「愛猫」「あくび猫」「洗い猫」「怒る猫」「稲妻におびえる猫」「猫もどる」「猫帰らず」 「猫の別れ」「恋負け猫」「叱られた猫」「猫の化粧」「猫の契り」「貰われて行く猫」…
特長
さらに詳しい内容をご紹介
本書の帯より
松村由利子(歌人)
「この愛らしくも気まぐれな生きものは、俳句という小さな器に収められると、
いっそうかわいさが増すのです。
猫がこの世界に存在する幸いと、
日本に短詩型文学がある幸いを、
しみじみと思わせる一冊。」
メディア紹介
NHKラジオ第2「私の日本語辞典」に 編者の小暮正子氏が出演しました
2017年6月3日からNHKラジオ第2「私の日本語辞典」(毎週土曜午後9時~、再放送翌週土曜午後3時10分~)に「猫をめぐることばを探して」というタイトルで、小暮正子氏がゲストとして出演しました。
読売新聞朝刊2面 長谷川櫂氏のコラム「四季」で紹介されました
2017年2月1日から読売新聞朝刊2面 長谷川櫂氏のコラム「四季」の中で連日取り上げられました