こども きせつのことば絵じてん

定価
2,640円
(本体 2,400円+税10%)
判型
AB判
カラー
オールカラー
ページ数
152ページ
ISBN
978-4-385-14337-8
寸法
25.7×21.0cm

日本の四季をめぐる、こども歳時記の誕生!

神野紗希 監修/三省堂編修所 編

春・夏・秋・冬の4章立てで、俳句の季語を中心にした季節の言葉を紹介する「こども歳時記」が誕生しました。

暦、気象、風景、動植物、行事、衣食住など、多彩な言葉と美しいイラストを通して、四季のリズムを身体で感じながら、子どもたちの言葉に対する感性を豊かにする絵じてんです。四季の風物・心情を表現した約780の美しい季節の言葉を収録しています。

各見開きには、保護者向け解説を付し、さらに詳しい説明を追加しましたので、大人も知らない情報がいっぱい。ぜひ親子一緒にご覧ください。

各章の終わりには、俳句コラムを設け、各季節の代表的な名句を紹介して、子どもたちが初めて俳句にふれあう場面を演出しました。

また、巻末に、暦の二十四節気と行事を紹介したページと五十音順索引を配置しました。

幼児から小学校低学年むけ。

オールカラー。

ここは普通版のページです。同じ内容で他の大きさ・装丁のものがあります。

特長

さらに詳しい内容をご紹介

監修者プロフィール

神野紗希(こうの・さき)

俳人。1983年、愛媛県松山市生まれ。
高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。句集に『星の地図』(マルコボ.com)、『光まみれの蜂』(角川書店)。著書に『日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日』(愛媛新聞社)、『30日のドリル式 初心者にやさしい俳句の練習帳』(池田書店)など。現代俳句協会青年部長。明治大学・聖心女子大学講師。

おうちのかたへ

 日本には四季があります。春夏秋冬の季節のリズムは、日本人の身体と心に深く刻みこまれ、それは現代の子どもたちにまで受け継がれています。

 四季は自然や衣食住に変化を与え、人びとの生活を生彩に富んだものにしてきました。日本の文化は、まさに移り変わる季節とともに育まれてきたと言えます。

 そのような季節と深く関わる文化の伝統は、連歌・俳諧・俳句という文芸を生み出しました。それらの文芸において、句の季節を規定する言葉として使われる季語は、季節の象徴として私たちの心を動かし、文芸の枠をこえて日々の生活を美しく彩ってきました。

 この本は、全体を春・夏・秋・冬の4章に分け、俳句の季語を中心に、多くの季節の言葉を紹介しています。暦、気象、風景、動植物、行事、衣食住など、さまざまな分野の言葉を集めた「こども歳時記」を目指して企画されたのです。

 この本には、たくさんの言葉が収められていますが、言葉を覚え、語彙を豊かにするツールとして使うだけではなく、四季折々に家族や友達と重ねる体験をより豊かにする契機として使っていただければ幸いです。子どもたちの言葉に対する感性が、この本を読むことでみがかれることを、私たちは切に願っています。

三省堂編修所

この絵じてんの特長と使いかた

もくじ

見本ページ