こども きせつのぎょうじ絵じてん 第2版

定価
2,750円
(本体 2,500円+税10%)
判型
AB判
カラー
オールカラー
ページ数
192ページ
ISBN
978-4-385-14339-2
寸法
25.7×21.0cm
  • 改訂履歴
    1998年12月10日
    初版 発行
    2009年12月10日
    増補新装版 発行
    2013年12月20日
    小型版 発行
    2019年8月20日
    第2版 発行

年中行事や記念日の 由来と歴史がわかる本。

新しい「令和」の時代に対応した待望の第2版が誕生!

三省堂編修所 編

年中行事や記念日の由来と歴史がわかる本として、ロングセラーを続ける絵じてんの改訂版です。国民の祝日などを、新しい「令和」の時代に対応した内容に刷新しました。

全体を「1月」から「12月」の12章に分けて、幼稚園や保育園で子どもたちが体験する季節ごとの行事を、イラストと平易な文章でわかりやすく解説しています。

また、巻末には、日本人の季節感に大きな影響を与えた「さとやまのくらし」についての章と、保護者向けの「暦と天体の動き」や「二十四節気」などの解説を加えました。

大人も知らない情報を満載した内容は、保護者にとっても魅力的。ぜひ親子一緒にご覧ください。

幼児から小学校低学年むけ。

オールカラー。

ここは普通版のページです。同じ内容で他の大きさ・装丁のものがあります。

特長

さらに詳しい内容をご紹介

おうちのかたへ

 日本人は遠い昔から、四季のリズムとともに文化をはぐくんできました。季節の節目となる年中行事は、人びとの日常生活に深く根をおろし、子どもの成長とも分かちがたく結びついていました。

 残念ながら現代社会においては、都市化の波とともに、伝統的な年中行事が家庭から離れはじめています。そうしたなかで、年中行事の保存と維持にもっとも熱心なのは、幼稚園や保育園なのかもしれません。園児のいるご家庭ではよくご存じのことと思いますが、全国のどの園においても、実に丁寧に年中行事を園行事に組み入れています。実際、空間や時間の認知がまだ十分にはできない幼児たちにとって、季節の行事(イベント)は、生活の節目として、大きな意味をもっているようです。

 けれど、その行事の由来や歴史、行事で使う道具の名称などについて、大人の側に正確な知識があまりなく、子どもたちに問われても、答えに困る場合もあるのではないでしょうか。たとえば「なぜお月見をするの?」といった、子どもたちの素朴な疑問に、きちんと答えられるような本が作りたい。私たちは、そう考えて、この絵じてんを企画しました。

 ぜひ、四季折々の節目において、あるいは、園生活のなかで体験する年中行事のたびに、この本を親子で開いてみてください。知識を増やすというより、日本人のからだの中に脈々と流れつづけている春夏秋冬のリズムについて、親子で話し合うきっかけが生まれれば、私たちにとっても、こんなに嬉しいことはありません。

 本書の刊行が、季節の行事の意義を確かめ、子どもたちがゆたかな季節感を身につける契機となることを願っています。

三省堂編修所

この絵じてんの特長と使いかた

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