こども りょうりのことば絵じてん

定価
2,640円
(本体 2,400円+税10%)
判型
AB判
ページ数
160ページ
ISBN
978-4-385-14322-4
寸法
25.7×21.0cm
  • 改訂履歴
    2017年4月30日
    発行
    2017年9月10日
    小型版 発行
     

レシピではなく、
料理に関することばが学べる。

ウィンナーとフランクフルトの違いは?シャトー切りってどんな切り方?
空豆の名前の理由は?すべて本書が解決します。

三省堂編修所 編

  • 「おいしく たべよう」「いろいろな りょうり」「しょくじの どうぐ、りょうりの どうぐ」「こめ・パン・めん」「にく・さかな」「やさい・くだもの」「たまご・にゅうせいひん・まめ」「ちょうみりょう・だし・かんぶつ・やくみ」の8つのテーマ別にイラストで解説。
  • 話題ごとに一見開き構成で、どこから読んでもOK。見開きごとにある「おうちのかたへ」では、子どもが疑問に思いそうな内容や、本文では伝えきれなかった内容も掲載しているので、親子で楽しく学べます。大人が初めて知る情報も満載。
  • 各章末のコラム「つくってみよう」で、料理に興味をもった子どもたちの「作ってみたい」気持ちを後押しします。
  • 巻末には魚や野菜の旬が一目でわかる旬カレンダー付き。

ここは普通版のページです。同じ内容で他の大きさ・装丁のものがあります。

特長

さらに詳しい内容をご紹介

おうちのかたへ

 食べることは誰にとっても生活の基本ですが、幼い子どもたちにとっては心身の発育にとって何より重要な営みです。とりわけ、最近強調されているのが、情緒面、精神面の健全な発達に、「食」がいかに大切な役割を果たしているかという点です。実際、私たちの暮らしのなかでも、家族や友だちと一緒に食事をすることの楽しさは、格別のものです。その幸福を子どもたちと分かち合うことは、大人にとっての責務であると共に、大人にとっても掛けがえのない経験といえるでしょう。

 手間暇かけて作った料理を、誰かに「おいしい!」と笑顔で食べてもらえることの喜び。誰かが自分のために心をこめて作ってくれた料理を味わうことの喜び。そして、それに対して感謝の気持ちを抱くことの尊さ。このような幸せな円環のなかで、子どもたちの食習慣は健全なものとして身につき、情緒もまた健やかに育ってゆくと思われます。さらに、料理や食事の場面での親子の会話によって、子どもたちの語彙が豊かになれば、それは、子どもたちの「ことばの力」の根幹を支える基盤となるに違いありません。

 親子で楽しく料理をしながらおしゃべりして、親子でおしゃべりしながら楽しく食べる。そんな愉快な日常生活をさらに深めるために、この本が役に立てたら、私たちも嬉しく思います。

三省堂編修所

この絵じてんの特長と使い方

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