三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺
こども ぼうさい・あんぜん絵じてん
- 定価
- 2,640円
(本体 2,400円+税10%) - 判型
- AB判
- ページ数
- 152ページ
- ISBN
- 978-4-385-14333-0
- 寸法
- 25.7×21.0×1.5cm
-
改訂履歴
- 2018年9月10日
- 発行
じぶんの いのちは じぶんの ちからで まもる!
防災・安全に関することばと知識を学びながら、自分で考え、自分の身を守る力をつける絵じてん!
- 交通事故、犯罪、火事、大雨、台風、落雷、大雪、地震、津波、火山噴火など、子どもたちの身のまわりにある危険を予防するにはどうしたらよいか。
- わかりやすい絵と解説で、防災・安全に関することばと知識を学びながら、子どもたちが自分で考え、自分の身を守る力をつける絵じてん。
- 幼児から小学校低学年向け。
- オールカラー。
ここは普通版のページです。同じ内容で他の大きさ・装丁のものがあります。
特長
さらに詳しい内容をご紹介
おうちのかたへ
昨今、幼稚園・保育園や小学校では、防災教育・安全教育がきめ細かく行われています。また、全国の自治体においても、いざという時に備えて、さまざまな防災対策が進められています。災害や事故に見舞われてからの対処ではなく、日頃から防災や安全に対する意識を高め、予防を心がけるためです。
特に、幼い子どもがいる家庭においては、危険を回避する方法や災害が起きた際にどうしたらよいのかを、平常から家族で話し合っておくことが大切です。けれど、その会話も、何か具体的な材料がないと、子どもたちの記憶に残るものにはなりません。そこで、私たちは、家庭で防災や安全について語り合う際に役に立つ本を作ろうと、この「絵じてん」を企画しました。
事前の備えは重要ですが、一方で、災害や事故は、たいていは突然降りかかってくるもので、ほとんどが「想定外」の事態です。家庭や園や学校で、さまざまな予防策を講じ、訓練を重ねても、最後は、子どもたち一人ひとりが、自分で考え、とっさに判断して、危険を回避することが必要になります。その思考力や判断力を身につける手助けをすることこそが、防災・安全教育の目的と言ってもよいでしょう。そして、そのためには、「なぜ、それが危ないのか」という正確な知識の獲得が欠かせません。
子どもたちが自分で自分の身を守る力をつける過程で、この本が少しでも役立つことを、私たちは心から願っています。
三省堂編修所