三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺
三省堂 こどもひらがな絵じてん
遊びながらひらがなが身につく絵じてん!
- ひらがなの読み書きが、楽しいイラストとゲーム感覚の展開で、遊びながら自然に身につく絵じてん。
- 具体的な単語との結びつきで、個々の文字を着実に覚えることができる構成。
- 「は」と「ほ」の区別や、濁音・半濁音など、幼児が間違いやすい字も、らくらく習得できる類書中の決定版。
- 4~7歳向き。オールカラー。
特長
さらに詳しい内容をご紹介
おうちのかたへ
この「ひらがな絵じてん」は、話し言葉をほぼ習得した子どもたち向けの本です。具体的には、接続詞や複数の単語を使った文で話ができるようになり、急速に会話の能力が発達し、おしゃべりが楽にできるようになってきた段階の子どもたちです。これは年齢で言えば、平均的には4歳児くらいからをさしています。もちろん、もっと年齢が下の子どもたちにも使ってもらうことができますが、子どもたち自身が求めないうちから、文字を教えるのは好ましいことではありません。文字を教えるための本というより、むしろ幼い子どもたちと一緒に遊ぶための道具として、この絵じてんを活用していただければと思います。
私たちは、その遊びのお手伝いをするために、この本にさまざまな工夫や仕掛けをこらしました。この絵じてんに収録した、迷路やアミダや間違い探しなどを通じて、まずは親子で、いろいろな言葉遊びを楽しんでみてください。そんな遊びをつづけるうちに、子どもたちのなかに、ひらがなに対する好奇心がめばえてくれば、自然ななりゆきとして、少しずつ、ひらがなを読む力が育ってくることでしょう。決してあせらず、無理をせず、子どもたちが自発的に興味を示すのを、しずかに見守っていただきたいと思います。
この本を使って、親子でゆっくりと、文字の世界の扉を開いてくださることを、私たちは心から願っています。
三省堂編修所