三省堂 辞書ウェブ編集部による ことばの壺
生物の進化大事典
- 定価
- 4,620円
(本体 4,200円+税10%) - 判型
- B5変型判
- カラー
- オールカラー
- ページ数
- 576ページ
- ISBN
- 978-4-385-16240-9
- 寸法
- 24.5×17.1cm
-
改訂履歴
- 2020年6月20日
- 発行
進化はロマン、想像力は人生を豊かにする。
- 最新の知見に基づいて、最古の生命(全生物の最終共通祖先LUA)から現生人類ホモ・サピエンスまで生物の進化史を、オールカラーで俯瞰できる。
- 豊富で美しい図版(化石、復元図、復元骨格)や生態写真などにより、見るだけでも楽しい。
- 各章は、進化を考える上で主要なグループや重要なテーマに分けて概説。さらにキー・イベントによって時代ごとの変遷がわかる。
- 主要なグループや重要なテーマでは、進化を研究する上で特別な意味を持つ絶滅種や現生種にスポットを当てて紹介。
- 各章の初めには、最新の知見に基づく系統図を掲載。この系統図により、それぞれの分類群の類縁関係がよくわかる。
- 爬虫類と哺乳類については、全ページ数の半分以上を使い、特に詳しく解説。
- 霊長類を含めて人類の進化についても多くのページを割いて解説。
- ヒトが様々な生物を絶滅に追いやってきたことについて、最後のテーマ「人間活動と進化」で言及。
特長
関連リンク
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さらに詳しい内容をご紹介
編者・訳者紹介
編者
スティーヴ・パーカー
動物学の第一級優等理学士号を持つ、ロンドン動物学会の上級科学フェロー。生命科学を中心に200点以上の著書があるほか、関わったプロジェクトやウェブサイトは100以上。
日本語版総監修者
養老孟司
東京大学名誉教授。医学博士。専門は解剖学。東京大学医学部教授を退官後、執筆・講演活動を精力的に行う。訳書にスタンレー『進化 連続か断続か』、マイアー『ダーウィン進化論の現在』(以上岩波書店)、著書に『形を読む』(培風館)、『解剖学教室へようこそ』(筑摩書房)など多数。
訳者
日暮雅通
青山学院大学理工学部卒。翻訳家。訳書は『シャーロック・ホームズ大図鑑』『10代からの哲学図鑑』(以上三省堂)、『サイエンス大図鑑』(河出書房新社)、『ビジュアル版天文学の歴史』(東洋書林)ほか多数。
中川泉
大阪外国語大学英語学科卒。訳書に『すごいイノベーター70人のアイデア』(TAC出版)、『ビッグヒストリー』(共訳・明石書店)など。
目次
序章
第1章 最古の生命
岩石や化石の年代測定/初期の地球-生命の誕生/カンブリア大爆発 など
第2章 植物
植物の陸上進出/ヒカゲノカズラ類、シダ種子類/針葉樹の時代/被子植物の発展 など
第3章 無脊椎動物
サンゴ/蠕虫類/三葉虫/陸上の節足動物/甲殻類/筆石類/オウムガイ類とアンモナイト類/昆虫の繁栄 など
第4章 魚類・両生類
背骨の発達/顎がある魚類/肉鰭類/条鰭類/ひれから手足へ/初期の両生類/ペルム紀の大絶滅 など
第5章 爬虫類
初期の爬虫類/初期の単弓類/最初の海生爬虫類/魚竜/恐竜形類/腰の重要性/巨大竜脚類/初期の肉食恐竜/翼竜/巨大肉食恐竜/ドゥロマエオサウルス類/羽毛恐竜/鳥脚類/剣竜/曲竜/角竜類と厚頭類/モササウルス類/白亜紀の大絶滅 など
第6章 鳥類
恐竜から鳥類へ/飛行能力の発達/鳥類の多様化/猛禽類/巨大な恐鳥類 など
第7章 哺乳類
獣弓類/最初の哺乳類/有袋類/胎盤類/霊長類/鯨(偶)蹄類/齧歯類の台頭/肉歯類/ゾウとその類縁/奇蹄類/ウマ/クジラ/サルと類人猿/イタチ類/ネコ類/ヒトに向かって/初期人類/現生人類/氷河時代の大型動物相/人間活動と進化 など