こども かがく絵じてん 小型版

定価
2,090円
(本体 1,900円+税10%)
判型
B5変型判
ページ数
152ページ
ISBN
978-4-385-14336-1
  • 改訂履歴
    2019年4月30日
    発行
    2019年12月20日
    小型版 発行

「ふしぎ!」と「なぜ?」が科学のはじまり。

川村康文 監修/三省堂編修所 編

本書は、物理学、化学、地球科学、天文学の分野を中心に、「空はどうして青いの?」といった58の素朴な疑問に答える、はじめての自然科学絵じてんです。身近な自然現象の原理や仕組みをイラストと文章でわかりやすく解説し、科学的なものの見方や考え方を身につける最初の一歩をサポートします。幼児から小学校低学年向けで、章立ては以下のとおりです。

1 かがくって なあに?
2 ちから
3 みず・くうき
4 ひかり・ねつ・おと・でんき
5 ものの へんか・ものの しくみ
6 ちきゅう・うちゅう

監修は、東京理科大学物理学科教授の川村康文先生。難しい科学の原理をやさしく解説するコツを中心に、細かなところまでご指導いただきました。また、本書は、全編がひらがな、カタカナだけで表記されていますので、お子さま一人でも読むことができます。各見開きには、「おうちのかたへ」という保護者向けコラムを付け、補足的な情報も提供しています。

ここは小型版のページです。同じ内容で他の大きさ・装丁のものがあります。

特長

さらに詳しい内容をご紹介

おうちのかたへ

 科学的なものの見方や考え方のはじまりは、「!」と「?」ではないでしょうか。「!」は、驚き、気づき、感動です。「あっ!」「ふしぎ!」という気持ちの発露です。「?」は、その後に続く、「でも、どうして?」「なぜ?」という問いの芽生えです。

 幼い子どもたちは、たくさんの「!」を発する素地となる、しなやかで鋭敏な心をもっています。この「!」を「?」にうまく接続できたとき、「科学する心」の最初の一歩が踏み出せるのではないでしょうか。その接続を手助けする自然科学の「絵じてん」を作りたいと考えて、私たちはこの本を企画しました。

 この「かがく絵じてん」は、自然科学のなかでも、物理学、化学、地球科学、天文学の分野を中心に、58の身近な自然現象をテーマに選び、その現象が起こる原理や仕組みを分かりやすく解説しています。ぜひ、親子で一緒にこの「絵じてん」を開いて、「?」が解き明かされたときの喜び(2度目の「!」)を分かち合っていただきたいと思います。

 子どもたちが大人になって、従来にない発想で新しい価値を発見するには、科学的なものの見方や考え方で世界と向き合う姿勢が、これまで以上に大切になると思われます。この本が、その最初の小さなステップになることを、私たちは心から願っています。

三省堂編修所

この絵じてんの特長と使い方

もくじ

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