第2回は「漢字整理に関する資料」と書かれた包みのなかから。ほんの一部を公開します。
ここでの「常用漢字」とは「常用する漢字」として(使用頻度の高さなどから)さだめた「三省堂常用漢字三千字」(昭和10年前後)のことをさし、その見直しのための資料と推測します。詳しくは『「書体」が生まれる ベントンと三省堂がひらいた文字デザイン』のp.161またはp.169などをご覧ください。p.171にはその一部を写真で入れています。

文選ケースの分類内容改善について 昭和36年2月27日 1枚め

文選ケースの分類内容改善について 昭和36年2月27日 2枚め

文選ケースの分類内容改善について 昭和36年2月27日 3枚め

文選ケースの分類内容及ストック量(検討資料)昭和36年3月9日

検討資料(大出張・数字ケース)昭和36年3月12日

「漢字整理に関する資料」と書かれた包み。
「杉本」というサインは、杉本幸治氏によるものか