たいへん間があきましたが、第5回は「Ronaldson Bold」のこと。
三省堂の「コンサイス英和辞典」は見出しに「Bold Runic」、句項目の表示等に「G Ronaldson Old」とその書体ファミリーを使っていました。
ここから4回は、この「Ronaldson」のBold書体をつくろうと試刻をつづけた日々の記録です。
記録者は大井錦亭氏。書家・金子鷗亭氏に師事し、自身は社員として師とともに三省堂の活字設計に取り組んだ方です。
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■お知らせ
大井錦亭氏の展覧会が予定されています。
「書は命 大井錦亭」
会期:2023年5月2日(火)〜7日(日)10時〜18時(最終日は17時まで)
会場:セントラルミュージアム銀座 東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館5階