新解さんには、「すてきな( )物件」があります。この物件は、いつもより目を良く使って見て下さい。
この( )で、新解さんは自分の意見を、「見てもいいし、別に見なくてもいいけれど、まあ付け加えておきますね」と、いう軽い気持ちを表現しているかのようですが、実は( )の中こそ、本当は一番伝えたいことなのです。
用例の「△自説(メンツ・目先の利害・枝葉末節)に―」と、あるのは、次に紹介したい、「物の順物件」でもあります。これは、ほぐしてよく見ると、「自説にこだわる」「メンツにこだわる」「目先の利害にこだわる」「枝葉末節にこだわる」ということで、これら全てに対して、新解さんは「きっぱりと忘れるべきだ」と、考えているけれど、当人にはそれなりの理由があって、忘れることが出来ないのです。新解さんの言うことを、全然きかないのですね。新解さんも、わたしたちも見守るしかない。
世間に紹介しないと、エピソードだとわからないですね。
いやー、親も悪かったらどうしましょうか。
そうです、それは実に大事なポイントです。
そう見えていたけれど、本当はそうではないのだ、という希望を感じる。
自分の周りに、怠け者がたくさんいても、働き者は何も変らずせっせと仕事に精を出せるのかな? 働き者が真面目に働くことがバカらしくなったら嫌ですね。
そうです、そういう人っています。
(つづく)