2009年にCD付き方言切手が発行されたというニュースがありました。切手といっても「フレーム切手」で、個人でも作れるものです。切手カタログにも載りません。ただ郵便局のホームページに通し番号がついた全リストがあります。方言切手の一覧表を作りました(末尾参照)。
4種類の実物の画像はインターネットのあちこちのサイトで見られますので、リンクをはりました。下線のついた部分をクリックするとそのページに飛びます。
- 新潟弁切手第1集 //www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2009/document/3001_06_04_609021801.pdf
- 新潟弁切手第2集(秋・冬) //www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2009/document/3001_06_04_609081901.pdf
- 津軽弁切手「津軽弁でしゃべる」CD付き//www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2009/document/3001_02_04_209102201.pdf
- 富山弁切手「富山弁でいかんまいけ!」//www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2010/document/3001_07_04_710011401.pdf
1の新潟弁切手第1集はスタマガネット(株式会社郵趣サービス社 //www.yushu.co.jp/shop/)の通販で注文しました。2の新潟弁切手第2集と、3の津軽弁切手、4の富山弁切手は、通信販売はしないそうで、それぞれ地元の人に頼みました。料金に比べて高いものを買い、送料を払い、しかも退蔵するわけですから、郵便局株式会社にはかなりの貢献をしたことになります。
ところで「津軽弁でしゃべる」切手は、あの小さな切手にどんなふうにCDを付けるんだろうと、心配したのですが、切手ケースにCDが1枚付いているものでした。地元出身のタレント伊奈かっペいさんの方言漫談が入っています。
CDの最後に面白い試みが吹き込んであります。津軽の方言詩は有名ですが、他地方の人には分からないという不利・不平等があります。それを克服するために、津軽弁が分かるかどうかに左右されない方言詩を、作ったそうです。方言による芸術に関心のある人は、ぜひとも聞くべきです。しかし、実はせっかく買って聞いても、無意味です。どこの人にも誰にもまったく意味不明の単語を並べた詩を、唱えているのですから…。
番号 | 発行日 | 名称 | 発行部数 シート |
販売期間 (終了日) |
販売地域 |
---|---|---|---|---|---|
299 | 2009.3.2 | 新潟弁 | 2,000部+3,000部 オリジナル |
2009.8.31 | 新潟市内の計115局 |
535 | 2009.9.1 | 新潟弁(秋・冬) | 2,500部 オリジナル |
2010.3.31 | 新潟市、五泉市、阿賀野市、新発田市、胎内市、東蒲原郡、北蒲原郡内の計171局 |
682 | 2009.11.13 | 津軽弁でしゃべる | 8,000部 オリジナル |
2010.2.12 | 青森県内の全局と仙台中央局 |
711 | 2009.12.11 | 富山弁でいかんまいけ! | 1,500部+500部 大型 |
2010.3.10 | 富山県内の全212局 |