方言土産の定番と言えば、かつては、のれん・手ぬぐい・絵はがき・湯呑みといったところでしたが、現在、こうした品々は、ちょっと見つけにくくなっています。
が、新潟駅の土産品コーナーで、方言手ぬぐい「特撰新潟弁」を見つけました!
製造は、なんとお隣り長野県の土産品製造の大手メーカー株式会社タカチホ。
そこで、同社の方に、製造・販売にいたるいきさつをおたずねしてみました。
○信州弁ではなく、新潟弁が選ばれた理由は?
取引先である地元の染物屋さんからの発案です。他の地域で出されていた「方言」入りの商品が良く売れていることを知り、新潟でも作ってみたいというご要望にお応えしました。○どのようにして新潟弁(20語)を選んだのですか?
広い県域に配慮し、インターネット等でも検索しながら、代表的と思われるものを選びました。○販売開始は、いつですか。また、売れ行きはいかがですか?
平成15年4月です。ほかに、のれんも作りましたが、手ぬぐいのほうが、良く売れたので、今は手ぬぐいのみです。年間を通して安定した売れ行きですが、帰省客の多い1月・5月・8月は、特に売れます。
とのことでした。
新潟出身の学生や同僚に見せたところ、「なつかしい!」とたいへん好評でした。また、方言手ぬぐいを見たことのない学生が多く、新鮮な印象を持ったようです。定番商品の威光は依然としてあるのでは。