名古屋駅で短時間、方言みやげを探しました。名物ういろ・ないろのケースに方言が書いてありました。色は4種類。大人買いのつもりで4個を手に取りましたが、下の箱を見たら書いてあることばが違います。並べてみたら、19種類ありました。これから行くところに、手土産としてたくさん持って行っても、配る先はあるでしょう。思い切って全種類を買い込み、証拠写真を撮ったあと(図1)、バッグに詰めて運びました。
全種類が入手できたのか?
ホームページ//www.osu-uiro.co.jp/food/index.htmlには載っていません。メールで問い合わせたら、すぐに返事がありました。24種類でした。
「実際の売場(店舗)では、名古屋弁のパターンを基本とした商品管理は行っておらず、弊社工場からの出荷及び、店舗への納品はランダム(無作為)に行っております。」とのことでした。こどものころのお菓子のおまけと同じで、全部そろえるのは、大変です。でも、親切に、全種類の名古屋弁と標準語のリストが添えてありました。貴重な資料なので、転載しましょう(【写真2】、許可済み)。
メールには「名古屋弁及び解説(標準語)については、弊社内にて自主編集いたしました」とありましたが、発音の特徴をよくとらえているし、単語の選び方がたくみです。メッチャンコ(第209回)も入っています。会話文ですから、依頼、勧誘、禁止などの表現も、分かります。産地の大須は、方言イベントでも有名なところです。さすがです。
なお買ったういろのうち4種類は自宅に持ち帰って、味わいました。おいしかったです。