そろそろ秋の語学検定試験の季節! 今回は、検定に向けた学習におすすめの、三省堂の韓国語教材をご紹介します。中国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語につきましては、過去の記事で紹介しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。
人気の K-pop やドラマなど、以前にも増して、韓国文化が日常的に感じられるようになりました。また、経済交流も盛んなため、仕事で韓国と関わりのある人もいるのでは?
現在はコロナ禍で難しくなっていますが、韓国は地理的にも日本から旅行にも行きやすいです。いまから韓国語を少しでも学んで、機会が訪れたときには、ぜひ満喫しましょう!
学習の楽しいところ
韓国語は日本語と同様に多くの語を中国語から借用しています。そのため、似ている語が多くあり、単語を増やすのは、漢字圏以外の言語と比べて、そんなに難しくはありません。例えば、約束は韓国語で약속(ヤクソク)です。
また、日本語話者にとっては韓国語の文法は学びやすいとも言われています。語順が同じであることに加えて、日本語も韓国語も同じように語に助詞をくっつけて文を作る言語であるからです。
学習の難しいところ
学習者が苦労するポイントのひとつは発音です。子音の3つの区別「平音」「激音」「濃音」は、日本語にはない違いです。発音したり、発音されたものを聞き分けたりするのは、はじめのうちは難しく感じるでしょう。また、パッチムという音節末子音も、慣れないうちは聞き取りにくいかもしれません。
辞書・教材の選び方
●初級学習辞典
韓国語の基礎をこれ1冊でしっかり身につける入門用の辞典です。
各種検定試験をめざす学習者に必要十分な韓日約23,000、日韓約12,500項目。韓日の見出しにはカタカナ発音がついて、ハングル学習中の人にぴったり。
「音変化」「変則活用」「重要助詞」など付録も充実しています。
●ハンディな辞典
カバンに入れてもかさばらない、持ち運びに便利な辞書です。
韓日は8万項目(うち見出し4万8千、成句・用例3万1千、類語や対語など3千)、日韓は5万項目(うち見出し3万、用例2万)を、的確で洗練された訳語を中心にシンプルに記載しています。
※装丁がおしゃれな「プレミアム版」もあります。
※合体版だけでなく、『韓日辞典』単体、『日韓辞典』単体もあります。
●単語帳
韓国語をはじめる方にぴったりの単語帳です。検定の初級(ハングル能力検定の5級、TOPIKの1級)をめざす人にも役立つ、550単語を収録。まるごと暗記できる短い例文と一緒に、しっかり身につけましょう!
※文法も教えてくれる親切な付録ページに、カナ発音で探せる索引。初心者へのやさしさがいっぱいです。
●参考書
韓国語で最重要の動詞150と形容詞50の活用形が用例付きで学べます。
韓国語にはカナ発音が付いているので、初心者が学びやすいです。また、韓国国立国語院が選んだ学習語彙から最重要の約700語を「覚えておきたい単語」として巻末に収録しています。